2009年11月13日 (金)

製作中・・・・・・

 《製作中!》

ドアノブに札を掛けて置きたい心境です。

来週からはじまる「Nabe ともだち逸品展」の作品を制作しています。

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変なスイッチが入ってしまって夢中になってます。

パーツの数が多いです。

一つ一つ調整しながらの・・・・・時間が掛かってます。

毎日完全燃焼です。

ブログの更新も滞ってます。

書きたい事が溜まってます。

落ち着いたら書きたいと思います。

とりあえず近況報告です。

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2009年11月 6日 (金)

11月の展示会・・・・・・

 今年もの残すとこ2ヶ月足らず。

今月の展示会を・・・・・・・・。

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随分前になるが、博多駅デイトスのクリスマス企画に参加した。

何名かの作家が与えられた場所にクリスマスをテーマにした作品を制作展示するというものだった。

縁あって私も参加させて頂いた。

その作家のメンバーに喜納さんもおられた。

レストランエリアに設置されていたピアノを取り込んだスペースが喜納さんが与えられた場所だったと記憶している。

細い指先の表情にそのキャラクターの意思を感じた事を覚えている。

久しぶりに観る喜納さんの人形たちはどんなメッセージを持ってそこに居るのか・・・・。

地球からの伝言 ―喜納弘子人形展―

日  時:11月3日(火)~7日(土) 11:00~17:00

場  所:Ori-house (佐藤設計室)

     福岡市城南区鳥飼4-9-24 

     ℡092-851-7447

7日(土)最終日には有料だがジャズのライブも開かれる。

詳しくは佐藤設計室のHPで。

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多分、福岡に住む人なら井上孝治さんの写真は一度は目にした事があるだろう。

難しい写真ではない。

懐かしい昭和の時代が見事に写し撮られている。

それは福岡の昭和史でもある。

「想い出の町:福岡」  井上孝治写真展

場  所:福岡市美術館 特別展示室B 入場無料

期  間:2009年11月3日(火)~11月8日(日)
 

開館時間AM9:30~PM5:30 入館は30分前まで


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筆師 金太夫氏、恒例の展示会です。

素直なメッセージが心に沁みます。

筆師 金太夫展

 間:2009年11月10日(火)~11月15日(日)            
     AM11:00~PM7:00

場  所:ギャラリー おいし 

      福岡市中央区新天町南通り 

      ℡092-721-6013



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カフェ NABEが企画する展示会です。

店主の人脈です。

布、版画、陶芸、ステンドグラス、木工、アクセサリー、彫刻、織物、ローソク、食品・・・・・・・NABEさんに共鳴する知人友人30人が逸品持ち寄ります。

知った名前が一杯です。

私と連れ合いも参加します。

DMにオートマタと書かれていたのでオートマタの新作を展示する予定です。

楽しい展示会になりそうな気配です。

Nabe ともだち逸品展

期  間:2009年11月17日(火)~11月22日(日)
      AM10:00~PM4:00
場  所:cafe and gallery Nabe
           福岡県春日市下白水南5-19
     ℡092-574-5833


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福岡のギャラリー「mazze moze」の店主 516(コウイチロウ)が創る無骨な作品と古道具・ジャンクなどの展示販売・・・・・・DMのコピーから。

タイトルの「アサンブラージュ」は簡単に言えば立体コラージュ。

無骨と言っているが、古木や廃材など店主の感性で集められた素材は箱と言うフレーム中である種の輝きをはなっている。

「アサンブラージュ」

期  間:2009年 11月19日(木)~12月6日(日)

      11:00~18:00 

場  所:カフェギャラリー potuti

           鹿児島県南さつま市加世田武田18278-1

     TEL・FAX 0993-52-7855

お近くの方は是非・・・・・。

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2009年11月 2日 (月)

10・24 ビリー・バンバン・・・・・・・

 10月24日(土)。

先月の話になってしまった。

「RKBラジオまつり」のメインステージのとりはビリー・バンバン。

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私の棚に有りました。デビューの年に出されたEP盤45回転のレコード。直径17cmの盤に裏表1曲づつ。CD世代には信じられない音の再生。

懐かし過ぎます。

1969年、あの「白いブランコ」を持って鮮烈なデビューを果たした兄弟デュオ。

若い愛を歌った詩は彼らの人生を変えるヒット曲になった。

40年が経った。

今も現役で活躍している。

名前は知らなくとも、<いいちこ>のコマーシャルで流れている曲は誰もが知る。

曲名は「また君に恋している」。

坂本冬美がカバー。

お茶目な兄、孝。

のっけからステージではしゃいでいる。

ステージを進行するMCが困惑ぎみ。

クールな弟、進。

ギターを抱えた立ち姿は昔と変わらない。

途中、不仲説も流れたが、60を越して孫も出来、二人ともいい感じに仕上がっていた。

弟、進は4人も孫が居るという。

60歳を越した現役兄弟デュオ・・・・・・・ギネスものである。

否応なく時の経過を知るが、その経過は悪くないと感じた。

時の積み重ねが彼らの歌に強い説得力を持たせている。

ラジオ「深夜便のうた」で年間のうたに選ばれた「ラヂオのうた」も、今年のはじめにリリースされたアルバムも根強いファンに支持されている。

ラストに歌った「時のしずく」では兄、孝は眼に涙をためていた。

生きていて感じられる人生。

「愛をテーマに歌い続けます」と結ぶ。

時を重ねしみじみと味わう深い愛のある人生・・・・・・・彼らの歌を聴きながらそんなイメージに包まれた。

ソフトでアコースティツクなステージは円熟していた。

立川正志の落語ではじまった一日。

ホークスタウンの感謝祭での嬉しいサプライズ。

そして懐かしいビリー・バンバンのミニ・コンサート・・・・・・・・書けなかった楽しみもあった。

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満たされた一日だった。

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2009年10月29日 (木)

10・24 祭り・・・・・・・

 満たされた一日だった。

立川正志の落語で得した気分になっている。

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タワーの南側に特設されたメインステージ。

朝の10時からゲストを迎え祭りは熱をおびている。

男の浪漫、さくらまや、Bottom、石田奈津代、大江裕、山内恵介・・・・・・・横のボードにゲストの名前が並ぶ。

設えた椅子は早々に満席。

椅子の後に幾重にも人垣が出来ている。

ここに一日陣を構えると覚悟した人たちに加え、迎えられたゲストのファンが加わる。

観客もバライティーに富んでいる。

私たちも昼食を済ませ、ミハーな気分で覗いたが、さすがに立ち見ではワンステージが限度。

2時過ぎ、お目当てのゲストの出演まで時間がある。

連れ合いと別れてホークスタウンまで。

ホークスタウンまではバスで3停。

歩いても15分もあれば行ける距離。

先日、靴を見つけた。

棚に飾ってあるのが気になって手にとって見た。

イイ感じだった。

試し履きするまでには至らなかった。

試しに履いたら買うのは目に見えていた。

そんな衝動買いはまずいと思った。

そこはぐっと我慢の子であった。

が、その靴が頭の角にこびりついてた。

迷っていた。

靴は足りていないわけではない。

靴箱にはまだ足を入れていない靴がある。

一度履いてみるか・・・・・時間つぶしのつもりで向かった。

スエードのトレッキングシューズのようなデザイン。

色は茶色。

黒とグリーン・・・・2色の靴紐がついている。

好みで気分を変える。

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近づいて来た店員と話す。

「これ自分も一足持ってますけど~重宝してますヨ!」

いいところを突いてくる。

サイフからカードが半分ほど出掛かった。

まだ半分だった。

意を決して(大げさな)試してみる事にした。

出された箱のデザインもよかった。

サイズは26センチ。

軽い。

買わない理由は探せなかった。

「このモデルでこの色は多分2度と出ないと思いますよ!」

決め手は店員の貴重な情報だった。

過去にも2~3足買っておけばよかったと思ったモデルがあった。

カードはスルリと財布から出た。

少し大きめのシンプルな紙袋を手にして店を出た。

タウンは「秋の感謝祭」の真っ最中であった。

ここも祭りの気分。

「感謝祭」など気にした事もなかった。

最近はバーゲンも興味は無い。

聞けば抽選で商品券が当たると言う。

期間中の買い物¥3000ごとに一回、抽選会に参加出来る。

1等3万円、2等1万円、以下5千円、3千円、1千円の商品券。

ハズレは飴玉である。

抽選会場は出た店の直ぐ横にあった。

子供連れの家族が2組ほど並んでた。

若い係りの女性に取り出したクジを開いてもらってる。

「ハズレ」です。

残念そうに言う。

置かれた鐘が鳴る事も無く、子供が篭に盛られた飴玉に手を伸ばした。

この類の抽選に当たった記憶が無い。

いつもテッシュとかその程度。

今日日、街をただ歩いていてもテッシュは無料で手に入る。

参加したのが虚しくなるだけ・・・・・思いつつもさほど大きくは無い箱に手を入れた。

箱の中の三角のクジは少なかった。

沢山のクジの中に手を入れると言う感覚ではなかった。

選ぶ事も無く、底をさらう様に4枚のクジを掴み出した。

係りの女の子がクジをめくる。

少し目が丸くなった気がした。

鐘を鳴らしながら大きな声で「2等当たりました!」。

「あ!5等も当たってます」。

顔がだらしなくなるのが分かった。

期待していなかった分、顔のくずれはひどい。

勝率5割。

4枚掴み出したクジのうち2枚が当たった。

「ここに書いてある店では・・・・・・・」

注意を促す係りの若い女性の声が遠くで聞こえてる。

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14,000円の買物で11,000円が当たったのである。

悩んで買った靴が3,000円・・・・・・て事。

計算は早かった。

さっき聞いてきた立川正志の「壷算」を思い出した。

買物上手の兄貴分と壷を買い行く話しである。

奇妙な計算を持ち出し、瀬戸物屋の主人を煙にまき、ただで壷を手に入れる・・・・・・。

この話では、頼られた兄貴分は知恵をしぼり、安く買う為に努力をしている。

こちらは努力無し。

選んだだけ。

今日の日を、4枚のクジを選んだだけ。

「壷算」を聞いたご利益だったかも・・・・・・・・。

「ついていた」の一言。

テンションはマックス。

最高の時間つぶしであった。

軽い足取りでまつりの会場に戻った。






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2009年10月26日 (月)

10・24 落語会・・・・・・・

 「満たされた」一日だった。

この満たされたには「大変」の形容詞がつく。

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週末に開催された「RKBラジオまつり2009」。

今年のテーマはふるさと再発見。

ポストに入れられたチラシに誘われ連れ合いと出掛ける。

会場は目と鼻の先。

歩いて10分とかからない。

福岡出身の立川正志の落語会から。

唯一入場料が必要なイベント。

会場は福岡タワー2階。

11時会場、11時半開演。

立川一門の落語家を知らないわけではない。

立川志の輔は有名。

「赤めだか」の立川談春。

石松寄席で聞いた立川談奈に立川吉幸。

が、正志ははじめてだった。

「真打になれなかった事」が新聞記事になった。

話のうまさは定評があったが、なぜか真打になれなかった。

屈折20年。

昨年4月に目出度く真打昇進。

笑志から正志に名を変えて横浜をベースに活躍している。

今年、その横浜から文化賞文化芸術奨励賞を受賞。

若手の育成にも力を入れている。

功績を認められての受賞。

今、注目の落語家なのだ。

早くから並んだお客さんが沢山居たので早めに開場。

会は定刻にはじまった。

場、客、演者・・・・・落語はライブものである。

そのどれが欠けても落語とは言わない。

目の前に居る客を何とかしたい・・・・その「気」が落語そのものである。

あるコラムニストの言葉である。

正志の「気」ははじめから目の前の客を掴んでいた。

ラジオまつりのいじりからはじまって、地元福岡をネタにした枕。

枕で30分。

客は容易にイマジネーションを膨らませその仕掛けにはまっていった。

笑うことになんの遮りもない。

自然体で腹を抱えて笑っている。

羽織は脱いだが枕は続く・・・・・・・・。

演目が何か期待が膨らむ。

「お前さんは人間が甘くて買い物がへただから、兄貴分の源さんと・・・・・・」

「壷算」である。

話の内容は分かっている。

勿論オチも・・・・・・・。

が、グイグイと引き込まれる。

先日テレビで「東京落語会」を観た。

名だたる真打の話を聞いたが、そこには無かったものここにあった。

「落語」はライブものである。

「落語」を満喫した1時間だった。

会場を後にする満たされた顔、顔、顔・・・・・・・・。

満足すぎる木戸銭500円の立川正志の落語だった。

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お礼の意味でライブのチラシ。

12月8・9・10日 天神のライブハウス「ROOMS」で・・・・・。

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2009年10月24日 (土)

摩訶不思議・・・・・・・

 久しぶりにオートマタの製作をしている。

手こずっている。

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誰もが知る人形作家の話を思い出した。

「いつでも自分の作りたいものが作れるように、常に手を動かしているんですヨ」

「作るものが無いからといって手を休めていると、いざ作りたいものが出てきた時に作れなかったりするんですよネ」

少し違うが先日まで針金を相手にしていた手で木を削っている。

まだ針金の感触が手に残っている。

確かに時間を置いてしまうと、感触や感覚を取り戻すのに時間がかかる。

何度もやり直す。

手順を間違える。

「記憶力が衰えた代わりに忘却力がついてきた。」

赤瀬川原平である。

少し不安になったりもする。

同じ事を繰り返すのは苦手だが、ここでも「継続は力なり」を痛感する。

オートマタと言えば西田明夫氏。

有馬玩具博物館の館長でもあった西田氏。

この2月に急逝した事はこのブログでも書かせて頂いた。

先日、新しい作品集を目にした。

早速ネットで取り寄せた。

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『摩訶不思議図鑑 ~動くおもちゃ・オートマタ 西田明夫の世界~』。

生前に計画されていた作品集だが、残念な事に西田氏はこの本を最後まで監修出来ずに鬼門に入ってしまった。

西田氏が当初決めていたタイトルは「摩訶不思議動物園」だったと記憶している。

生前に書いたブログで不思議な動物をモチーフにしたスケッチを何点か紹介していた。

数年前に福岡で開催された展示会で氏のスケッチブックを見せて頂く機会に恵まれた。

西田氏のスケッチは仕上がりが容易に想像出来るほどに描き込まれていた。

出来上がった作品を写し取ったのではと思うほどに、デザインは仕上がってのだと推察する。

先日開催された展示会を期に、有馬玩具博物館のスタッフの方々がその意思を引き継いで出版されたと聞く。

2002年に発行された「動くおもちゃ」を下地にしているものの、西田氏のブログで紹介され気になって新作も多く紹介されている。

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2002年に発行された「動くおもちゃ」。作品はもとより製作過程などが惜しみなく紹介され「オートマタ入門書」としても評価。

ブログの写真には詳細は写されていない。

ルーペを持ってディテールを観察する。

萎みかけた脳をフル回転させてその仕掛けを想像する。

そのプロセスも楽しい。

いつも正解は残されたまま。

この作品集で答えを見つけたものもある。

前述した貴重なスケッチや図面、製作ノウハウなども紹介されている。

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はらぺこバンパイヤ(表紙の作品)と並ぶ大作「ドラゴンライダー」スケッチと仕上がった作品を見比べるのも面白い。

オートマ作家を目指すなら?避けて通れない西田氏の作品と仕事。

「継続」してきた厚みのある結果がここにある。

「作品を見に有馬に出掛けていこうか」・・・・・・・そんな思いにさせてくれる一冊でもある。

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2009年10月18日 (日)

d-torso・・・・・・

 「等身大の動物園―LIFE SIZE ZOO」・・・・・・天神はイムズプラザで開催された展示会のタイトル。

九州は国東に本社を置く〈アキ工作社〉が開発した立体造形システムで製作されたd-torso。

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キリン、馬、牛、犬、ペンギン・・・・・・・・等身大の動物をモチーフにした作品が並ぶ。

その組み立てに接着剤は一切使われていない。

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ケンタウロスは内臓されたギミクで可動する。

私がd-torsoをはじめて目にしたのは12年ほど前。

場所は大分の大型商業施設の店内。

目的があった訳ではない。

時間を持て余して店内を散策していた時だった。

ブランドのショップが並ぶフロアの一角・・・・・さほど広く無いスペースにそれはあった。

ダンボールのパーツを組み立てたヘッドレスのマネキン人形が10体ほど・・・・・。

ダンボールの特徴である切り口の波模様が視線の先で重なりあっていた。

組み立ての手法は珍しいものではなかった。

素材は違うが恐竜や昆虫などをモチーフにした造形で試されていた。

素材が新鮮だった。

ここまで3年ほどの時間を費やしていたと聞く。

ある意味チープな素材をそのデザイン力で優雅な造形に変えていた。

作品のバリエーションはさほど多くなかったが、印象的だった。

置かれていたパンフレットを持ち帰った。

今年の4月、古巣のK社から東京で開かれる新作発表会へ作品展示のお誘い。

企業と繋がる作家が集う。

その中にアキ工作社代表の松岡勇樹さんも参加されていた。

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出品作品は等身大の牛とマネキン。

牛の見つめる先には私の作品「記憶の森」が・・・・・・。

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コンパクトに収納されたパーツが短時間で組み立てられるのを目にして驚いた。

作品は様々なデザインの賞を受賞している。

ドイツはデュッセルドルフで開催される業界最大の見本市「ユーロショップ」にも出展し賛辞を浴びたという。

「ユーロショップ」には私もK社の仕事で何度か訪れている。

規模は検証済みである。

ここで評価されたと言う事は世界で評価されたと言ってよい。

ディズニーとのコラボも展開。

安価、軽量、適当な強度・・・・・ダンボールの特徴。

等身大・・・・・この大きさの実現はこの素材の利点を最大限に生かした結果。

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コンピューターで管理されるデザインは拡大縮小は自在。

その可能性の中でバリエーションに富んだ商品を展開。

後日K社から頂いた動物をモチーフにしたミニチュアのキットもその一つ。

試作から15年あまり。

その積み重ねはそのアイディアを確実なものにしていた。

世界に評価される企業がここ九州にある事を嬉しく思いながら、

「継続は力なり」・・・・・・思い出した言葉に少し耳が痛かった。

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2009年10月14日 (水)

「第2回芋煮会」・・・・・・・

 天高く馬肥ゆる秋・・・・・・である。

美味いものが食べれるとあらば出掛けて行く。

昨年に続いて2回目の「芋煮会」のお誘い。

主催は原デザイン室の原さん。

空は高く晴れわたっている。

芋煮日和である。

会場は昨年と同じ大本山荘。

佐藤設計室の佐藤さんご家族が乗る車に便乗せて頂き会場へ。

原さんご夫妻とslowplusのyukiさん、hikaruさんは早々に準備を進めている。

大人の会である。

それぞれが言われなくとも、やる事を探して準備をすすめる。

暗黙のうちに担当は振り分けられる。

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芋を剥く人。

葱を刻む人。

火を熾す人。

止まっている人は居ない。

26本の手が動く。

冷えたビールが出される。

車を運転するメンバーはビールもどきで喉を潤す。

最近のもどきは美味い。

私は勿論ホンマモン。

カップに木製のクリップ。

学習している。

名前が書かれる。

これで何処に持って行っても自分のカップが分かる。

年寄りも居る。

有り難い配慮。

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部屋では真里さんと理英子さんが天婦羅を揚げている。

ネタはslowplusさんが育てた琉球シカクマメ。

「H鋼みたいだネ」 シカクマメの断面を見て建築家の一言。

建築家ならでは観察視点。

「塩が最高ですヨ」誘われて、揚げたてに塩をチョンチョンとつけて一口。

「美味い!!」

食感といい、味といい・・・・・・いくらでも食べられる。

いくつも食べた。

飲み物はビールからハイボールへ・・・・。

大人の会である。

hikaruさんによる角と炭酸による黄金比のハイボール。

その味は懐かしくもあり、爽やか。

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河村デザイン室の河村さんは火の担当。

その火も良い具合・・・・・・・・・・・。

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「ハガワさん、サンマ!」の声にサンマを焼く。

さしみ用の新鮮なサンマ。

生でも平気と・・・・・・はじめの分は少し焼きが足りなかった。

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テーブルにはおにぎりも。

細かく刻んだ漬物を混ぜ込んで握ったおにぎり。

海苔が添えられている。

美味しい食べ方を心得ている。

まだ、前菜である。

前菜で腹は満たされた感がある。

メインの芋煮を作ります。

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牛肉を炒めます。

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砂糖、醤油、酒・・・・・・肉に下味をつけます。

勿論味付けは真里さん。

本場仕込みです。

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下味をつけた牛肉を一度取り出します。

このまま食べても美味しそうです。

ここは我慢。

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肉汁を残した鍋に水を入れ、芋とささがき牛蒡を入れて煮込みます。
茸も大量に投入。

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牛肉を戻して味付け。

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灰汁取りです。

取り出したシートも美味そうでした。

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ネギを大量に投入。

ネギ好きにはたまりません。

私には最高の絵です。

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仕上がりは少し大きな画面で・・・・・・・。

「さ~食うべ~」

東北弁も出ると言うもの。

フゥハ~フゥハ~言って箸がすすみます。

「おかわり!」の声が山間に響きます。

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今年もカレーうどんで〆ます。

別腹です。

皆さん「やった感」があってしばらく会話が止まります。

満足、満足・・・・・言うこと無しの「芋煮会」でした。

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山荘から望む景色もご馳走でした。

駆け足のレポートでした。

もう少したっぷりと[会」を楽しみたい方はslowplusさんのHPへ・・・・・・・。

動画もあります。

 

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2009年10月10日 (土)

デザインの検証・・・・・・・

 作品の創作も依頼されたデザインの仕事もそれなりのハードルをクリアして形になる。

特に依頼されたデザインの仕事はハードルの数も多く高さもある。

テーマ、効果、調和、予算、納期などなど・・・・・・・・・。

そんなハードルを越えるために、いくつかのデザインを提案し、検討してもらう事になる。

形になるのは検討され、磨かれた1案だけである。

当然その過程で整理されるデザインがある。

3案提案した場合は必然的に2案は整理される。

「良いとこ取り」という場合もあるが・・・・・・・・。

で、整理されたデザインは悪いデザインか?

たまたまその時の条件を満たさなかっただけの事。

情報の違いで理解されなかったデザイン・・・・・・そんな事もある。

予算のハードルを越えられなかったデザインもある。

整理されたデザインは潔く「ゴミ箱」に投げ込まれる事もあるが、大概は引き出しの中に整理され次の機会を待つ事になる。

40年も仕事をしていると、引き出しの中には相当のデザインがストックされている。

時々引き出しを開けては、風に当てて虫干しの必要もあるのだが、この引き出し老化が進んで少し開け難くなっている。

引き出しの中で熟成し、タイミングで形になるものもあるが、引き出しに仕舞われた理由も分からないまま忘れさられているデザインも沢山ある。

中には熟成を越して腐敗しているものもある。

今秋のプランでも形にならなかったデザインがいくつかある。

「ふくろう」をモチーフにした造形もその一つである。

紙には描かれたが、形としては何処にも存在しない。

頭の中に存在しているだけ。

良いも悪いも分からない。

勿論、デザインをした段階では「いける」と確信して提案している。

だが、その確証は何処にもない。

自分だけでもそのデザインの形を見たくなった。

その検証で得るものも沢山あると考えた。

そんな思いで作品として製作してみる事にした。

以下はその創作の過程。

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作品としてのボリュームや詳細を検討する。

気になるディテールは実寸で型紙をおこしたりもするがあくまでも目安程度。

図面と呼ばれるようなものは無い。

あるところまできたら後は素材を直接加工して求めているものを探す。


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素材を前に思考錯誤の結果。

素材は2.5mmと1.5mm径の真鍮のワイヤー。

強度の必要な部分はロウ付け、他はハンダ付け。

機能と効率を考えての事。

選ぶ形や線に理由は無い。

ただこれだと思う直感的な選択。

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スケルトンなフレームに和紙を貼る。

その存在に変化が・・・・・・・・・。

和紙は下から、そして後から貼っていく・・・・・・正面から見た時の和紙の重なり具合を考えての事。

細かく分割された和紙は1.5mmのワイヤーの上で貼り合わされる。

張り方でも表情は変わる。

発見の楽しみはこちらの特権。

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お気に入りは後姿。

フレームの段階でそれなりに想像出来るが、心地よい裏切りもある。

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フレームの段階でここを想像する。

照明を入れて完成なのだが、途中出会った造形も作品として成立しなくもない。

結果、作品としては「これもあり」だが、今回のデザインとしては、製作にかかった時間を考えるとコスト面に大きな課題があったと納得する。

過程で得た収穫は多い。

 

 

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2009年10月 5日 (月)

芸術の・・・・・・・

 芸術の秋。

日差しも和らぎ出掛けるには気持ちのよい季節。

9月の上旬から様々な個展や会の案内が届く。

全てを観覧出来るわけではないが、食と同じような欲求で出掛けていく。

開催中の展示会を3つ・・・・・・。

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第14回 セキサバ倶楽部 写真展。

九州在住のカメラマン14名のメンバーが集う写真展。

それぞれの個性が際立つライフワークによる作品60点ほどが展示される。

スタジオ・タイシンを主宰する是川太伸氏もメンバーの一人。

共通の知人を介して出会ってから20年近いお付き合い。

能古島で開いたワークショップにもご家族で参加して頂いた。

氏の作品を含め、活躍する写真家のライフワークとする作品と向き合えるのは貴重な機会。

仕事とは違った作品を観るのが今から楽しみです。

[第14回 セキサバ倶楽部写真展]

期  間 :10月3日(土)→10月12日(月)
       open11:00→close19:00 最終日は18:00まで
会  場 :友添本店 酒屋2階ギャラリー
       福岡中央区春吉2-11-18


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住空間のアート展。

竹中正基(彫刻)、萬野栄一(陶芸)、後藤ゆみこ(ガラスアート)敬称略・・・・・それぞれ違った素材に取り組む作家による作品展。

ガラスアートの後藤ゆみこさんとも20年近いお付き合い。

意欲的な創作活動にはいつも驚嘆させられる。

[住空間のアート展]

期   間 :10月1・2・3日 10月8・9・10日
        open11:00→close17:00
場   所 :心心家(しんしんか)
        宗像市大字野坂1912
          TEL&FAX 0940-36-5655


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第23回「筑後の土蔵」。

「筑後の土蔵」は熟成酒の発表と酒蔵、新作パッチワークのお祭り。

「庭のうぐいす」は久留米市北野に位置する山口酒造が仕込む銘酒。

うぐいすを模したDMは効果的。

手にした時には行く事を決めていた。

山口酒造の山口怜子さんとの出会いも20年前。

1990年 第1回 福岡アジア文化賞の仕事でご一緒させて頂く。

その時既に山口さんはキルト作家として世界で評価されていた。

嫁いだ山口酒造の蔵で見つけた着物や古布を素材にしたキルト作品は世界で最も権威のあるブルーリボン賞を何度も受賞。

今年も県の文化賞を受賞。

12月には記念公演も開かれる。

来年にはM百貨店での個展の開催も決定。

新作が土蔵のギャラリーでいち早く観る事が出来るかも・・・・・。

北野天満宮の沿道に並ぶ酒造元をひやかしながら銘酒の利き酒。

食も豊富。

筑後川に沿って咲くコスモス。

「コスモスの見ごろに出掛けて行こう!」と思う次第。

[第23回「筑後の土蔵」]

期   間 :10月1日(木)→10月31日(土)
        open10:00→close17:00
場   所 :庭のうぐいす
        山口酒造場 本館
        福岡県久留米市北野天満宮参道沿
          TEL 0942-78-2008


どの会も様々な出会いが期待出来ると思います。

芸術の秋を楽しんでみては如何でしょうか。

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