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2007年12月 9日 (日)

CHRISTMAS Ⅰ―マイ・フェーバリット・・・・・

 久しぶりに天神に出かけた。

週末とあって人出は多い。

連れ合いと娘と3人揃っての久し振りの外食を済ませ、夜の天神を歩いてみた。

クリスマスのウインドウは何か商業じみていてエンターテイメント性に欠けている様に感じた。

旧岩田屋のビルの前に立って唖然とした。

当たり前の事なのだろが、ウインドウのシャッターが閉まっていた。

商圏が西南に移動しつつある傾向は理解しているが・・・・。

天神のあの交差点と言えば、東京銀座4丁目の和光、三越のある、あの交差点に匹敵するその街を象徴する場所・・・・・・・・。

和光のウインドウは企業メッセージ、商品の情報を提供する機能的な役割の他に、その街を特徴つける景色としての役割を強く意識して、様々なデザインが展開されてきた。

銀座4丁目の交差点=和光のウインドウという図式も出来上がっていた。

デザインを担当していたH氏が退いた後もその理念は後のウインドウを演出するデレクターやデザイナーに受け継がれた。

そして今も銀座の象徴として存在している。

私はこの岩田屋のウインドウのデザインに20年近くわたって関わっていた。

私も少なからず、あのウインドウの公共性を意識し、街のランドスケープならんと知恵を絞った事がある。

特にこのクリスマス・シーズンにその最も華やかであるははずのウインドウのシャッターが閉まっている。

人一倍思い入れのある私には何か空しすぎた。

商店のシャッターが閉まり、衰退していく商店街を思い出し、天神も・・・・・。

そんな、寂しい事を想像をしてしまった。



 そのウインドウある本館と新館を結ぶ地下にあったウインドウの作品。

このウインドウは1991年から担当。

実験的にデザインも製作も担当した。

言い訳の効かない仕事。

当初は商品も飾っていたのだが、途中から企業のメッセージが伝わればと、商品の陳列は省かれた。

これは1995年のクリスマスの作品。

Photo

「家族」がテーマ。

「家族」の姿を出さずに家族を表現したかった。

玩具→子供→両親・・・・・玩具が在る事で容易に子供の存在を認識する。子供の向う側に両親の姿が・・・・。

Photo

Photo_3

人形、ペコちゃんのお面、木製オルゴール、雪だるま・・・・・微妙にニュアンスを変えてオリジナルで製作。

1点ものでも、原型、型取り、成型、乾燥、整形、彩色とこだわった。

オルゴールと後の三日月が可動。

これは「女の子」のバージョンで「男の子」のバージョンもある。

ウインドウの前でも親子の会話があればと仕掛けたデザインでもあったが・・・・・その期待は報われた。

少し高い位置にあるウインドウを見せる為に子供を抱いたお父さんの姿が在った。

ウインドウの前で親子が会話する。

豊かな場面だと、私は思うのだが・・・・・。

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