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2008年3月20日 (木)

球根都市・・・・・・

室見川の河川敷公園をのんびりと歩いた。

この河川敷と百道浜、愛宕神社への参道がお気に入りのコース。

室見新橋の工事が気になったが、室見川を右に見る小田部大橋までのコースは、遠方に脊振山を仰ぎ、和らいだ季節の匂いに包まれ心地よい。

帰りは小田部大橋を渡って、右側に室見川、正面に室見大橋、その後方にドーム、シーホーク、タワーを見ながらのコース。

タワー左側に、ゆるいカーブを持った都市高速を前に愛宕の森が見えている。

土手のつくしを摘むご婦人方もチラホラ。

少しやせてみえる土手にもしっかりと季節の兆しが見えている。

近代的な建築物と自然・・・・・・間違いなくそこに在る。

暖かい週末の午後。


この作品は15年前に「大地」をテーマにデザイン、製作したもの。

Photo

Photo_2

タイトルは球根都市。

豊富に蓄えた養分をエネルギーに、芽を出し、葉を着け、花を咲かす。

そんな自然界の常識を都市の構造に重ね合わせた。

最先端の技術を持って構築される近代的な都市。

球根の芽を建物に見立て、都市の未来を考えた。

どんなに近代的なテクノロジーを持った建築物でも、自然の中に存在している・・・・・・。

埋め立てられた地に建つクリスタルな塔と、森に囲まれた神社を観ながら思考していた。

近代都市は豊かで安全な地に建っているのだろうか?

3年前の地震の恐怖を思い出しながら、小さな不安の芽生えを感じていた。

Photo_3
プランスケッチ
Photo_4
球根の芽は木製の骨組みに厚紙を加工して製作

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コメント

すご~い!
建築としても面白い!

実物を見たいですね~。

投稿: n-steel | 2008年3月21日 (金) 12時21分

n-steelさんへ

残念ながら、今、残っているのは近代的な建築物をモチーフにした「芽」の部分だけです。
これも何か符号するようで・・・・。

3ヶ月の展示を終えて、仕事場に戻ってきた作品は、急速な環境の違いで破損してしまいました。

木のブロックをチェンソーとノミで加工した木製の球根は真ん中からパックリと割れ、金物と紙をベースにした錆仕上げの球根も変形してしまいました・・・・・。

何かリアルです。切なかったのを覚えてます。


お忙しそうですが、会える機会があるとよいです。


投稿: 羽川再生堂 | 2008年3月21日 (金) 17時37分

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