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2008年3月13日 (木)

和紙を・・・・・

 少しマニアックな話。

暮れから取り掛かっていたオーダーの作品も終盤へ。

素材もいろいろ、パーツも細かいモノを入れると100以上。

パーツの加工は牛の歩みだが、これがある時点から急速に形になっていく。

少年が空を飛ぶオートマタのパーツ。

Photo_7

真鍮の骨組みに和紙を貼った翼が特徴。

主翼には同じ翼の形にカットした和紙が4枚。

型紙を当てて、カッターで4枚同時にカットする。

シワの加工を施した和紙なので、小さなカーブは難しい。

カッターの刃を直角に入れないと、上下の大きさが微妙に違ってくる。

40枚ほど加工しなければならない。

少し大胆な発想をしてみた。

以前に厚紙を糸鋸で加工した事を思い出した。

電動の糸鋸と言えば、大体が木材や金属などの曲線加工に使われる。

刃の種類を見ても、木材、アルミ、真鍮、鉄、ベニヤ・・・・・。

和紙は見当たらない。

紙は元々は木。

木材を加工する電動の糸鋸で加工出来ないはずは無い。

Photo_3

和紙を40枚、パイ生地のように重ねて・・・・・・。

寸法にカットした和紙の端を接着剤で一枚一枚、アイロンでプレスしながら重ねていく。

40枚で5~6ミリの厚さ。

それを厚紙で挟む。

サンドイッチのように。

細めの刃でゆっくりと切る。

Photo_5

Photo_7

出来は上々。

カット面もカッターのそれと変わらない。

1枚目と40枚目の大きさも同じ。

小さなカーブも綺麗に仕上がった。

後は私の技術の問題。

和紙を電動糸鋸で切る?

?と思うような事でも試してみる・・・・・・。

いまだにそん事の積み重ね。


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コメント

ここにも、生産行為の、それも信じられない世界があるんだなぁ、
という感じです。
上々の出来でカットされた和紙を見た時の、羽川さんの笑い顔が
想像できます。
クレーは絵を描きながら、踊ってたという話もあります。
そんなことはないですか?

投稿: ハララ | 2008年3月14日 (金) 07時50分

ハララさんへ

踊ったり、笑ったり、膝を叩いたり・・・・・いろいろです。

一人ですから、人目をはばかりません。

自分の稚拙さに腹を立てて、「イラ!」ともします・・・・・。

声を出して笑った時は、思わず後を確かめたりしています。

誰も居ませんが(寂しい)。

笑える回数が多いといいなと思ってます。

投稿: 羽川再生堂 | 2008年3月14日 (金) 21時14分

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