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2008年4月24日 (木)

ボール盤・・・・・・

今年の創作のテーマの一つに不要になった素材を使ったオートマタがある。

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オリジナルな方向を目指してのテーマ。

テーマにして取り掛かったものの、これが結構手強い。

素材が先にあるので、その重さや大きさもバラバラ。

都合の良い素材など滅多に無い・・・・・・。

手回しで動かすオートマタには大きさや重さに限度がある。

軽いものはよい。

重たいものが問題。

単純な動きにも大掛かりな機素が必要になったりする。

素材と動き・・・・・・ぎりぎりのせめぎ合いの中で試行錯誤している。

そんなオートマタの製作に必要な歯車を製作する。

製作したのは、ピン面歯車という、少しクラッシックな歯車。

スピードを変えたり、回転の方向を変えたりと、使い方では便利な機構。

スムーズに動かす為には正確に製作する必要がある。

で、この歯車を製作する時に活躍するのがボール盤。

穴を正確に開ける為に使われる電動工具だが、私は様々な使い方をしている。

歯車の素材は厚さ9mmの榀ベニヤと直径3mmの竹の棒。

榀ベニヤを円形にカットする。

Photo_3

糸鋸を使う事もあるが、この円形カッターを使うとほぼ正確な円が切れる。

Photo_5

次に円盤を写真の自作の道具を使ってチャックにセットし、回転させて小口をヤスリで仕上げる。

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次に3mmの竹ピンを取り付け為の穴を開ける。

これも5mmの深さに正確に開ける為にボール盤にストッパー用のクランプを取り付ける。

ハンドルがストッパーにカッチと当たったところで深さをセット。

目盛りも付いているのだが、ちょっとした勢いで深く開けすぎたりする。

これだと、間違いなく任意の深さでドリルの刃は止まる。

Photo_7

次は3mmの竹ピンの加工。

歯車をスムーズに回転させる為に竹の先端を丸めておく必要がある。

20mmにカットした竹をボール盤のチャックに直接セットする。

ヤスリを使って先端を丸める。

これで材料の加工は終了。

次は組立。

竹のピンを円盤に取り付ける。

Photo_8

深さ5mmの穴に竹ピンをセットする。

全ての高さを揃える必要がある。

木槌で叩いて取り付けても良いのだが、相手はベニヤなので微妙に入り過ぎる事がある。

そこでチャックに適当にカットした直径10mmほどの鉄棒をセットする。

任意の高さ(ここでは15mm)で鉄棒の先が止まるよう、穴あけ同様にクランプのストッパーで調整する。

ここではボール盤を回転させない。

ハンドルを回してピンを穴に押し込む。

手では加工しにくいピンもボール盤の力で簡単に正確にセット出来る。

工具も使い方次第である。

カツターを使ってボール盤で、プーリーと言う円盤の小口に溝があるパーツを加工する人を知っている。

ボール盤を旋盤代わりに使っているのだ。

これは危険すぎて私には出来ない。


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コメント

そうですよね。ボール盤って、結構使いようによっては便利な道具ですよね。
昔、天童木工の試作室ではボール盤を、ルーター替わりに使ってることもありました。回転数が遅いので、ゆっくりとです。
ま、そのように使うには、しっかりしたボール盤が必要ですが。
ボール盤はあのシャフト(支柱)の太さが好きですね。
上下するラック&ピニオンもいいなぁ。それもピカピカでなく、黒光りしれるところ。
う〜む、フェティシズムがムラムラとわいてきました。

投稿: ハララ | 2008年4月24日 (木) 21時24分

ハララさんへ

ん~!ルーターですか・・・・。
結局は回転運動ですよネ。
まだまだ出来そうな事がありそうですネ。

私のは安物なので、言うほどに正確ではありません。
多分、回転の芯もぶれていると思われます。
糸鋸もボール盤も20年近く使ってます。
何時壊れるか心配しています。
だましだまし・・・適当な折り合いをつけながら使ってます。
またまた、マニアックな話で・・・・・。

投稿: 羽川再生堂 | 2008年4月25日 (金) 06時59分

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