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2008年4月20日 (日)

きらめき通りの仕事・・・・・・

1999年の4月、天神地下街から岩田屋Zサイドを結ぶ「きらめき通り地下通路」が開通した。

通路の場所は、その昔、濠があった場所だったと聞く。

この背景を考えに、この通路は水辺に架かる橋をモチーフにデザインされている。

この通路のZサイド側に小さめのウインドウが3ヶ所設置された。

そのウインドウのデザインを担当した。

ウインドウの演出も、環境の考えをデザインの基本的なテーマにした。

オリジナルの創作作品を条件に、ストーリーや細かいデザインは一任された。

濠をキーワードに、その周辺からデザインを展開させた。

オリジナリティを持たせる為(当然の事だが)に、素材はその頃試行していた和紙と針金に限定。

効果として光や動きを加える事をデザインの条件にした。

条件を設定する事でデザインの方向を明確にしたかった。

照明の入った鯉の造形、金魚の造形・・・・・分かり易いモチーフからの展開。

2年目の春、ハードルを上げて動きを加えた。

昔、この場所に在った濠は当然、大濠公園の濠と繋がっていた・・・・・・。

Photo_2

大濠公園に浮かぶボートを見て、イメージを膨らませてみた。

天神の中心部の濠も残されていたら・・・・・・・・・と。

ビルの合間の濠を、家族連れが漕ぐボートが行き来する。

この作品はそんな妄想をストーリーにデザイン、創作したもの。

Photo_15
 

Photo_3

和紙と針金の造形に動きを加えるという、以外な効果をここで発見。

和紙と針金で作った鳥のボートの製作は勿論、人形、背景のペイントも自ら担当した。

言い訳のきかない・・・・・・・・充実した仕事でもあった。

ウインドウでは見れなかった違った角度から。

Photo_11
Photo_7

ウインドウの演出は、岩田屋の新館が着工され、ウインドウが撤去されるまでの3年間続いた。

2000年の夏に開催した個展では、この仕事で得た様々なアイディアを形にした。

Photo_10

Photo_9

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