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2008年5月

2008年5月28日 (水)

AT MOJOCA・・・・・・

 知人が作品展を開いている。

場所は美容室。

前回の作品展はカフェで。

いつもの自由なスタイル。

美容室と言っても、オーナー1人。

話を聞くとかなりの自由人。

自由な作家が自由な場所で自由にやっている・・・・・そんな趣の作品展。

絵の具、粘土、ワイヤー、etc・・・・・・・・。

多彩な素材を駆使して表現を試みる作家。

素材は変わっても作品は高い質と作風を保っている。

作家の名前は土器修三

作品展の場所は美容室 MOJOCA。

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今回の作品は不要になった自前のシャツの布などを素材にした人形の造形。

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布になっても修三スタイル。

聞けば、昔、パッチワークにはまった事があるとの事。

下地は出来ていた。

デザインを考え、素材を吟味する。

素材をカットする。

デザインには縛られない。

形や布は自由に変化する。

発見を楽しむ。

一針一針縫っていく・・・・・・・。

無邪気に楽しみ遊んでる。

心地よい創作のプロセスが伝わってくる。

心地よい空間に心地よい作品・・・・・・・そんな作品展。

5月の31日(土)まで。

※自由な作品展なので連絡を入れてから行く事をお勧めします。













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2008年5月24日 (土)

ウォホール・・・・・

 前回、シルクスクリーンの話を書いた。

宇野亜喜良や横尾忠則のシルク印刷の作品にも刺激を受けたが、一番刺激を受けたのはポップ・アート界の旗手と言われたアンディ・ウォホール。

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彼はシルクスクリーン印刷の魔法を巧みに使って刺激的な作品を量産した。

量産出来る技法としてシルクスクリーン印刷を選択したとも言える。

彼の作品は反復する。

毛沢東にしてもマリリンモンローにしてもプレスリーにしても、色を変え、サイズを変え反復された。

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『1回的なものよりも反復的なものこそが「芸術」である。
量産の商品と「芸術」の差異はなく、したがって「将来のギャラリーはデパートである」。』

ウォホールの言葉。

実際、ウォホールはニューヨークのブルーミングデール百貨店のウインドウで作品を飾っている。

また、その言葉は現在のアート界の様相に何か符号している様にも思われる。


福岡は天神の松屋、現在のミーナ天神の地下駐車場で開催されたウォホールの展示会。

昔、消防署だったウォホールのアトリエをイメージしての事か・・・・・・。

無機質な空間にウォホールの絵はよく似合っていた。

例の無い空間での展示演出に新鮮さを感じた。

その展示のアイディアに拍手した事を覚えている。


名の知れたファッション・デザイナーのオフィスに勤めるI氏の誘い。

マンハッタンは西18丁目に位置する伝説的な日本料理店「カフェ・セイヨウケン」に食事に出かけた。

前回、この店に訪れた時は「自由の女神生誕100年」を記念したポスターのお披露目会が開かれていた。

作者は海外で活躍していたあの「ヒロ・ヤマガタ」・・・・・その記念的な場所に居合わせた。

「ヒロ・ヤマガタ」もまた、シルクスクリーンで世界に名を上げていた。

その日「カフェ・セイヨウケン」ではあの赤いリキュールで有名な「カンパリ社」のパーティーが開かれ、広いフロアは人で溢れていた。

我々が席に着いて15分もした頃、ドアを開けて黒のジーンズに黒のジャケットを身に纏った白髪の男性が入って来た。

ウォホール氏、その人だった。

首からはミノルタのカメラ。

手には彼の編集するインテヴュー誌が握られていた。

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しばらくするとウォホール氏は連れの知人に持っていたインタヴュー誌をプレゼントしてくれた。

憧れのアーティストとの対面に興奮した。

思いのほか小柄で物静かなウォホール氏。

どこにあのエネルギッシュなパワーが秘められているのか?

そんな印象を持ったのを覚えている。

1986年、寒い冬の訪れを感じさせる時期の事。

ウォホール氏は年の明けた1987年2月22日に亡くなった。

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ウォホール氏が亡くなって21年が経つが、作品は今も我々の近いところに在る。

それは量産を可能にしたシルクスクリーの恩恵のようでもある。

※リズ・テイラーの作品は1987年にニューヨークの近代美術館で開催された回顧展のポスターから。

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2008年5月16日 (金)

マイ・ロンサム・カウボーイ・・・・・

 14日の夜に開かれたニューヨークのサザビーズオークションで、村上 隆の等身大フィギュア「マイ・ロンサム・カウボーイ」が予定落札価格(300~400万ドル)を大幅に上回る、1,516万ドル、日本円にして約15億9200万円で落札された。

会場では大きな拍手が沸きあがったとの事。

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私はこの実物を2001年に東京現代美術館で開催された村上 隆の個展「召喚するかドアを開けるか回復するか絶滅するか」で観ている。

「ヒロポン」と並びサブカルチャーを象徴する作品である事は間違いない。

その作品は一度観たら、忘れようとしても忘れる事が出来ないインパクトを持っている。

が、先日報道された平面作品「達磨」、今回の「マイ・ロンサム・カウボーイ」にしても、驚きの反面、異常とも思える高価格には、好意的な興味を持っている私でも困惑を禁じえない。

需要と供給・・・・・・求める人が居るからこの価格なのか?

作品の価値、価格は何を基準に決まるのか?

現代美術をテーマにしたレポートの中で、村上 隆同様に、世界で注目されている奈良美智の作品を転売目的で買い求める外国のキューレターの姿があった。

その姿は異常なほどに執着していた。

彼等のような人々が作品の価格を高騰させているのだろうか?

その背後に、純粋な美術愛好家だけでは無く、投資を目的とした企業や個人が存在する事も事実。

多分、そんな事は村上 隆は十分承知しているだろう。

片手に数億円の等身大のフィギュアや絵画。

もう一方では掌サイズの食玩フィギュア。

16億円は別にして、このスタンスは嫌いでは無い。

「美術界は変わりますヨ!」・・・・・今回の事に関して村上 隆がコメントの最後をこう結んだ。

「どう変わるのか?」それを目にするのは遠い未来ではないだろう。

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950円のキーホルダーと携帯ストラップ。

これも村上 隆。

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2008年5月13日 (火)

新作・・・・・・

 オートマタの新作を製作しています。

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面白いアイディアと自画自賛して取り組んだものの、一つ事を進める毎に問題発生。

機素は既成のPWや木材を加工。

人形は樹脂をベースに古着の衣装。

ハイブリットな素材の組み合わせ。

難しい選択をしている。

このハイブリットな素材の組み合わせが、製作に様々な難問を突きつけて来る。

樹脂の重さ・・・強度は欲しいが重さはいらない。

重さや強度を調整する充填剤で調整する。

強度と重量は正比例する。

適当な軽さ、適当な強度。

その兼ね合いが難しい。

裸でスンナリと動く人形も衣装を着せた途端に動きが鈍くなる。

誰もやりたがら無い事をやっている。

人形の大きさは高さ15cmも無い。

布の密度は人の着るそれと同じ。

スムーズに可動する方法を考える。

鉛のオモリを溶かして理想の形状、重さに加工する。

考えては試す。

試しては修正する。

修正しては試す。

四六時中作品の事ばかり。

そのプロセスは決して苦しいものではないが、根気比べの様相。

しばらくはこんな毎日が続きそう。

出会えるであろうその結果の為に・・・・・・・。








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2008年5月 3日 (土)

リストウォッチ・・・・・・

私は時計を身に着けていない。

時計を身に着けなくなって20年くらいになる。

N・Yでは街でよく時間を聞かれた。

その時は着けていた。

別に腕時計が嫌いな訳ではない。

むしろ好きなほうだと思う。

美しいデザインのモノは気になる。

欲しいとは思うが、着ける気にはならない。

身には着けないが腕時計は持っている。

持ってはいるが持ち歩かない。

持ち歩かない事へのこだわりはない。

ただただ、持ち歩かないのだ。

時計を持たないからと言って、待ち合わせに遅れた事はない。

これからも着ける気はない。

多分・・・・・・・・。

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NYで買ったアンティークの時計。一度失くしたのだが、知人の助けで戻ってきた。

ベルトを付けるピンは本体に固定されている。

なので既成のベルトは使えない。

アンティークである。

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500円で3個・・・・こんな感じで集めたクレーンゲームの時計。

いずれ作品の素材に・・・・・・・。

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村上隆デザインのidob君の縫いぐるみ。

縫いぐるみの首の部分のチャックを開けると中から時計・・・。

テクノピュリティ(ソーラ搭載)をベースにidob君をデザインしたレアな時計。

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これも限定。

試しににも使った事がない。

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