マイ・ロンサム・カウボーイ・・・・・
■ 14日の夜に開かれたニューヨークのサザビーズオークションで、村上 隆の等身大フィギュア「マイ・ロンサム・カウボーイ」が予定落札価格(300~400万ドル)を大幅に上回る、1,516万ドル、日本円にして約15億9200万円で落札された。
会場では大きな拍手が沸きあがったとの事。
私はこの実物を2001年に東京現代美術館で開催された村上 隆の個展「召喚するかドアを開けるか回復するか絶滅するか」で観ている。
「ヒロポン」と並びサブカルチャーを象徴する作品である事は間違いない。
その作品は一度観たら、忘れようとしても忘れる事が出来ないインパクトを持っている。
が、先日報道された平面作品「達磨」、今回の「マイ・ロンサム・カウボーイ」にしても、驚きの反面、異常とも思える高価格には、好意的な興味を持っている私でも困惑を禁じえない。
需要と供給・・・・・・求める人が居るからこの価格なのか?
作品の価値、価格は何を基準に決まるのか?
現代美術をテーマにしたレポートの中で、村上 隆同様に、世界で注目されている奈良美智の作品を転売目的で買い求める外国のキューレターの姿があった。
その姿は異常なほどに執着していた。
彼等のような人々が作品の価格を高騰させているのだろうか?
その背後に、純粋な美術愛好家だけでは無く、投資を目的とした企業や個人が存在する事も事実。
多分、そんな事は村上 隆は十分承知しているだろう。
片手に数億円の等身大のフィギュアや絵画。
もう一方では掌サイズの食玩フィギュア。
16億円は別にして、このスタンスは嫌いでは無い。
「美術界は変わりますヨ!」・・・・・今回の事に関して村上 隆がコメントの最後をこう結んだ。
「どう変わるのか?」それを目にするのは遠い未来ではないだろう。
950円のキーホルダーと携帯ストラップ。
これも村上 隆。
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