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2008年7月23日 (水)

SAM&J・・・・・・

 福岡市の文学館で開いた個展での事。

会場に来られた年配の女性から「どちらのグループの作品展ですか?」。

多様な作品を観て「グループ展」と誤解したのだ。

昨年の暮に開いた個展のDMと、今回のDMを見ても、同じ作家の作品とは思わないかもしれない。

Photo

(前回の個展のDMで使った写真)

私の中では一貫したテーマを貫いているのだが・・・・・。

その表現は同じところに居ない。

永い付き合いの知人はそこを間違いなく見抜いてくれる。

料理店に例えれば、特別で専門的な料理を提供する店ではなく、街の定食屋のように、毎日通っても飽きないような店・・・・・

「らしさ」を持ちながら、ある意味バライティに富んだ料理を提供する店。

そんな創作を目指している。

似たようなものを繰り返し創作するのは「性」に合わないのかもしれない。

「自分でも驚きを感じていたい」・・・・そんな贅沢な思いも持っている。

で、今回の新作の味付けは・・・・・。

オートマと言うにはその動きは単純かもしれない。

が、静止時の造形でも充分に鑑賞に堪えるだけの仕上がりには心がけた。

回転するレコード盤。

リズムを刻みなが踊る若者。

若者のリズムに合わせて歌う犬。

DMに使った「サムとジェイ」という作品では少し毒気を含んだ意地悪な味付けを試みた。

Photo_2

個性的で自己主張の強いサムはアメリカ合衆国を擬人化した架空の人物「アンクル・サム(Uncle Sam)」から銘銘。

United States(アメリカ合衆国)のシンボルとされ、イニシャルが同じ。

星条旗をモチーフにしたコスチュームを纏ったリンカーン大統領似の少し強面のイラストが思い浮かぶが、私はノーマン・ロックウエルの描くアンクル・サムが好きだ。

ここに登場するサムはこのアンクル・サムとは似ても似つかわないスタイル。

ストリート系のファッションにモヒカン頭。

なにせ目立ちがり屋なのだ。

忠犬ジェイ(J)は国の頭文字から。

白の体に顔の部分に黒の模様を持っている。

なにせジェイはサムに対して忠実なのである。

そう!これは日米の関係を隠し味にしているのだ。(大袈裟な!)

この作品はそんなキャラクターの設定で創作した。

踊るサムのリズムに合わせて歌うジェイ。

スケートボードに乗って快走するサム。

尾を振り、声を上げて迎えるジェイ。

サムの投げるフレスビーを追いかけるジェイ。

「飼主と愛犬」のありふれたシーンにも見えるのだが・・・・・。

今回出展する作品はプロローグ的作品。

シリーズでの制作を考えている。

留学生のロン(龍)やUK出身のアイアイン(鉄)などのキャラクターも構想中。

どんなシーンが展開するのか自分でも楽しみだ。

「無邪気で可愛い!!」と形容されそうな作品も隠し味で少し違った味わいに・・・・・。

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