■ 少し勝手な判断だったが、今回は設置の場所を決めずに作品を制作。
「後々の展開も考えて、場所に制約されたくなかった」・・・・・そんな気持ちもあった。
我が侭な話。
そんな事で作品が仕上がってから、設置の場所、方法を考える事に。
安全性、機能性、効果、経済性、環境との調和・・・・・・いろいろな側面から検討。
店内にウインドウを造る計画も。
かなりハードな内容になりそうな気配。
建築、内装のデザインを担当された河村氏にも相談にのって頂いた。
現場を訪れ、スケッチも何枚か描いたが、何かスッキリと収まらない。
一度収めた作品を、再度仕事場の持ち込んで、理想的な装置を考える事に。
安全面、機能面、意匠、経済性・・・・それぞれの要素を考えながら、寸法、素材、収まりなど詳細に検討していった。
そんな積み重ねの結果。
移動出来るディスプレイ台。
環境や考えられる季節のイベントにフレキシブルに対応出来るディスプレイ台。
アングルで組んだ金物の脚。
軽快だが重量が欲しかった。
「昔から在った感」もイメージ。
将来の仕上がりを期待して生地のまま。
近くで観てもらいたいが、デリケートな作品なので触られても困る・・・・・。
作品をアクリルのボックスで囲う事も考えたが、既成の人形ケースのようでもあり、何かこじんまりとして面白さに欠けると判断。
前面に大きく1枚の透明アクリル、
作品と同化させる形でサイドと後方に同じ透明アクリルで装飾を施した。
安全面とお客様に不愉快な思いをさせない為の配慮・・・・・。
移動しても常に効果的な照明が得られるように、改造したアームライトを取り付ける。
目立ちすぎるランプのカバーを小さなものに。
作品の下のボックスにはタイマーが内蔵。
後部には作品の交換も容易にと、メンテナンスを考えたコンセント。
コンセントに差し込まれた作品と照明のプラグ。
時間がくると照明が点灯し、ハラペコ君と食感鳥が動きだす。
30分おきに3分間可動する仕掛け。
露出する配線はカールコードを使用。
シンプルな意匠は条件を満たした結果。
さほど大きな台ではないが多くの方関わった。
金物、アクリル、木部、特殊なタイマー配線・・・・・・・・・・・。
金物を加工して下さった豊工芸の井上さん。
アクリル手配して下さったトクドミ美工芸の徳富さん。
タイマー配線を担当して下さった長尾電業の正木さん。
カールコードを分けてくださった原デザイン室の原さん。
タイーマーの相談にのって頂いた絡繰屋の北川さん。
いろいろとアドバイスをして下さった河村デザイン室の河村さん。
複雑な仕事も多くの知人の助けを借りて何とかクリア。
相変わらず沢山の方々に助けられている。
ありがとうございました。
演出の仕上げはオリジナルのリース。
新天地を見つけた白い鳥をモチーフに製作。