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2009年2月

2009年2月28日 (土)

最近頂いたモノ-Ⅱ・・・・・・・

 新年、花の季節、暮・・・・・・・年に何回か集う昔の仕事仲間。

仲間と言っても当時の立場は様々・・・・・・垣根を払ってのお付合い。

暮、新年のタイミングが合わず、2月に入ってからの新年会。

リタイヤしたメンバーからリタイヤしそうなメンバー、現役で活躍する人・・・・・今の立場もそれぞれだが、何の違和感もなく集う。

今回は鶏の鍋を囲んでの集い。

時々「ドッキリ!!」な報告もあるが、近況や情報交換。

この会では生産性は求めない。

会の終わりにプレゼント。

Photo_3

60歳の祝いに赤づくし。

パンツに靴下、ハンカチ・・・・・元気が出そうな男の身だしなみ。

ファッションに携わるメンバーの趣味の良い選択。

CALVINのロゴを見て「バック・トゥー・ザ・フィチャー」を思い出す。

このパンツを穿いて過去に戻ったら「貴方の名前はカルバン?」どころの話では済まないだろう・・・・・・。

ちょっと楽しい妄想をした。

いずれにしても「ここぞ!!」と言う場面で穿くことにする。

N会の皆さんに感謝。

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2009年2月26日 (木)

最近買い求めたモノ-Ⅱ・・・・・・

 前から気になっていた。

ギターを持って歌うアーティストのギターヘッドに着いているパーツ。

今年に入ってそれが調弦の為のチューナーである事を知った。

そのくらいに楽器と離れていた。

昔は音叉でチューニングしていた。

鳴らした音叉をギターのボディーに当てて調弦した。

ハープで合わす事もある。

私は20年ほど前に買ったギター専用のギター・ピッチ・パイプなるものを使っていた。

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弦と同じ数の吹き口。

E、A、D、G、B、E・・・・・パイプに息を吹き込むと各弦の音が出る。

弦を鳴らしながらパイプを吹く。

耳が共鳴する音を判断する。

少し自分の耳に不安を持った・・・・・知った新しいモノを欲しがる気持ちも働いた。

デジタルなギターチューナー。

ネットで調べて買い。

2日後には手元に届く。

Photo_5

ギター、ベース、ウクレレ、クロマチック・・・・・4種の楽器がチューニング出来る。

弦の振動がよく伝わるところにクリップで取り付ける。

スイッチを入れるとLCDディスプレイが現れる。

ギターモードを選択。

Photo_5

6弦から合わせる。

弦を名鳴らすと合わせる弦が表示される。

低いとメーターは中央より左側で赤色に表示される。

高いとメーターは右側で赤色に表示される。

その表示を見ながらメーターが中央に位置し、緑色になるようにする。

このチューナーでは耳ではなく、目が音程を判断する。

まだ慣れていないせいか、不安が残る。

デジタル機器を信頼していない。

ピッチ・パイプを持ち出して確かめてみる。

オヤジのやる事。

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2009年2月25日 (水)

最近頂いたモノ-Ⅰ・・・・・・・

 近所に住みながら、ここのところすれ違っていたMさんから頂きモノ。

怡土の酥 (い とのそ) 』と名づけられた『蘇』と言う珍しい食べ物。

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今から千年以上前の奈良・平安時代に、天皇や貴族だけが口に出来たという貴重な食べ物『蘇』。

新鮮な牛乳をゆっくりと煮詰め、固形にした『蘇』は滋養、強壮、美容、不老長寿の高級食材として珍重されたと言われる。

約30kgの牛乳から、わずか3kgしか出来ないと言う。

聖徳太子も好んで食した「いにしえの日本のチーズ」と呼ばれる『蘇』は『醍醐』とも言われ『醍醐味』の由来にもなっている。

Photo_2

不老長寿を願って家族で一口づつ。

口に広がる『醍醐味』は永い歴史の味のようでもある。

皆で顔を見合わせる。

少し寿命が延びた気がした。

健康を気遣っての届け物に感謝。

Mさん、「ご馳走さまでした!!」。

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2009年2月24日 (火)

最近買い求めたモノ-Ⅰ・・・・・・・

 知り合いが営む人気の雑貨店「UNTIDY」。

雑貨店と括ってしまうのは説明が不足。

日用的なものからアート、オブジェ、アンティークまで、独創的なコレクションとオリジナルが心地よい空間に並ぶ。

Photo

「すみれちゃんが描いた絵」・・・・少し前の企画展。

オーナーの知り合いのお嬢さんが3歳の時に描いた猫の絵。

子供ならではの作為の無い自由で心地よい線とフォルム。

手間をかけた染め抜きの手ぬぐい。

味わいのある自然な色が特徴。

何度でも試したであろう色だし。

シルク印刷でプリントされた布は小物入れやトートバックに。

摺りは最高の技術者が担当。

縫製はオーナー自ら参加する。

シルバーに彫金されたペンダントヘッド。

「すみれちゃんの絵」を優しい眼差しと積んだ経験でオリジナルな作品に仕上げている。

Photo_2

「たかが子供の絵、されど子供の絵」・・・・・・・子供の絵に嫉妬して手ぬぐいを2点。

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我が家の娘が4歳の時・・・・18年前に描いた絵。

トトロに出てくる「ネコバス」が対象だっと記憶する。

親ばかで宝のように大事に保存している。

思い出して並べてみる。

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2009年2月15日 (日)

初夏のような週末に・・・・・・・

 昨日とはうって変わって穏やかな朝。

久しぶりに愛車に乗って出かける。

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愛車と言っても15年ほど前に手に入れたマウンテンバイク。

大事に使っていたのでコンデションは上々。

パンクの修理、タイヤの交換は自分でする。

当たり前の事か?

家を出て、よかトピア通りを西に向かう。

愛宕大橋を渡って一気に名柄川まで。

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河口近くに係留されたレジャーボートの多さに驚く。

何時の間にこんなに多くなったのか?

多分、いろいろな問題を抱えている事は想像に難くない。

そんな事を思いながらペダルを踏む。

 名柄川の河口に位置するT工芸社。

ウインドウの施工をお願いしてから35年来の付き合い。

今日は見積りのお願い。

電話で打ち合わせ出来ない事も無いのだが、やはりこちらの意図を理解して頂くのには直接会って打ち合わせるのが一番。

図面では見えない事を説明する。

意図が分かればアイディアも出る。

細かい収まりや工法で見積もりも変わる。

2代目と我侭な希望の可能性を模索する。

1時間ほどで打ち合わせ終了。

自宅に戻って、連れ合いと合流。

連れ合いは年季の入った折りたたみの自転車。

鳥飼のギャラリーでか開かれている「木と暮らし展」へ。

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 昨年の「灯り展」に続くプロジェクトの第2弾。

ソフトとハードの絶妙な調和、考え手と作り手の融合・・・・・・いろいろな見方はあるだろうが、熟練した職人とプロダクトデザイナーのコラボレーション。

Photo_5 

箸置きや爪楊枝ケースなどの小物から椅子、ベンチなどの家具まで・・・・・・暮らしを彩る木工品が並ぶ。

素材を生かし、不要な装飾を剥ぎ取ったデザインは清清しくもある。

暮らしの要から生まれたアイディア。

アイディアを可能にした技術。

技術から生まれたアイディア・・・・・足したり引いたり、掛けたり割ったり、コラボレーションならではの結果。

アイディアと完成度の高い作品に拍手。

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生活を提案する演出や機能を視覚化する陳列も好感が持てた。

「木と暮らし展」は2月22日(日)まで。

鳥飼から北に向かってホークスタウンのユナイテッドシネマまで。

着ていた上着が恥ずかしいほどに気温が上がっている。

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 今日の仕上げは「夫婦50」の割引で「少年メリケンサック」。

過去の話をしている自分に気付く。

繰り返す。

今に不満がある訳ではない。

少し格好をつけて言えば「昔の話をしながら今の自分を叱咤激励している」・・・・・。

誰かに褒めてもらったりしたら、その気になる。

それが若い美人だったりしたら、決定的である。

あまり褒められる事も無いので、昔の話を持ち出して自分で褒めてみる。

そんな私にぴったりの映画であった。

劇場のあちあらこちらから笑い声。

私も思わず声を出して笑ってしまったが、身につまされる思いもあった。

いいオジサン達が見栄はって、格好つけて、恥かいて、もがいて・・・・・・・・

でも、そんな事が素敵な事かもしれないと思った。

元気注入、充実の週末。

 

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2009年2月12日 (木)

MR.AQUIO NISHIDA・・・・・・

■ 氏は自身の描く図面やブログのネームにaquioと記していた。

著名なイラストレーターに共鳴したと聞く。

知的でオシャレな感覚が漂う。

西田明夫・・・・・感動を提供出来る数少ないオートマタ作家の第一人者である。

世界的にも知れている。

有馬玩具博物館、岡山の現代玩具博物館の館長でもあった。

その仕事には絶大な信頼があった。

氏の書く知性とユーモアに溢れたブログではいろいろと勉強させて頂いた。

オートマタは勿論の事、絵本、音楽、映画、ファッション、食・・・・独自の視線を持って極めていた。

進めていたプロジェクトでは、体制に屈する事なく毅然と理想を貫いていた。

氏のブログでオートマタの作家として認めて頂き嬉しかった事を昨日のように覚えている。

昨年末からの記事を読むと、分刻みのスケジュール。

新作の大型オートマタ製作、クリスマスの演出、取材、海外出張・・・・・・断れないドイツへの出張では体調を崩されているのが心配だった。

「好きな事をしているんだから」・・・・・愚痴もこぼさずに頑張っているんだろうと推察していた。

1月5日のご子息の記事を最後に更新が無い。

記事の無いタイトルが二つ。

「天国と地獄」、もう1つは「散髪」。

好きな映画の話?

「何かあったのか?」・・・・・・不安も感じていたが確かめる事も無く2月を迎えた。

8日の記事の無いブログにトラックバック。

「とても悲しいお知らせ」の文字。

親交の深かった絵本コレクターのOさんからのトラックバック。

2月6日、西田明夫氏永眠・・・・・・・。

信じられない報告に言葉を無くす。

私が氏を知ったのはある木工の専門誌。

デザインの仕事で多忙な毎日を過ごしていた頃。

仕事の資料で買い求めた木工専門書の玩具特集に氏の作品を見つけた。

その洗練されたデザインとモチーフの面白さに惹かれた。

機素と呼ばれる動かす為の仕掛けも小さなパーツ一つ一つが完璧なまでにデザインされ、全体と調和していた。

ペンションを経営しながらの創作活動・・・・・そのライフスタイルも羨ましく思った。

弟子入りを考えた事もある。

20数年前の事。

私が動く作品を作るようになってからは、何時も気になる存在として意識していた。

氏の著書「動くおもちゃ」をはじめ、氏の作品が載った主だった本は集めた。

Photo

私が氏とはじめて会ったのは2005年8月、福岡はIMZビルの8階三菱地所アルティアムで開催された「現代からくりおもちゃ展」

企画会社N社の代表Iさんの企画で、西田氏と名古屋のばんば氏、地元からという事で私を含めた3人展。

入場料のあるはじめての展示会。

初対面にも関わらず、共通の話題で直ぐに溶け込んだ。

ダンディな氏はパイプ煙草の煙をゆらしながら静かに、強い説得力を持って、時にはユーモアを交えていろいろな話を聞かせてくれた。

氏は’46年産まれ、私は’49年・・・・・年代が近い事もあって、音楽や作家などの好みに共通するものがあった。

それからは何かとお気遣い頂き、展示会のお誘いや作品の紹介などもして下さった。

オートマタと言う日本では馴染みの薄い特殊な創作。

氏の努力によって、多くの方に理解された。

氏を目指してオートマタの作家になった方も多い。

その先駆者としての功績は大きい。

氏がここ居られない事は今でも信じられないが、氏が残されたものは偉大である。

氏が残してくれた考え方や精神、技術を受け止めながら創作の道を進んでいけたらと思っている。

2月9日に執り行われたお別れの会はダンディな氏らしい印象的な会だったと聞く。

オートマタのハンドルを回すたびに、私を氏を思い出すだろう。

自ら製作したドラゴンに乗って、空を飛び回っている姿を・・・・・・。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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2009年2月 4日 (水)

創りはじめ-Ⅲ・・・・・・・

 少し時間差はあるが、結構リアルなタイミングで更新。

昨日の朝の仕事。

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ブロックを外すと四角いシリコンの塊。

2面割りになっている。

注意深く割面をはがし、原型を取り出す。

Photo_14

右側のチューブとパーツは樹脂の注入口。

細かい部分に入り込んだ油粘土や離型剤を丁寧にとる。

Photo_15

彫刻刀やカッターを使って樹脂の注入口と空気穴を加工。

空気穴は頭の最上部に開ける。

この加工が済むと樹脂を注入するのだが、樹脂の分量を計る必要がある。

私の場合は樹脂の代わりに水を使って計量。

実際に型に水を注入してその体積を計る。

今回の型は約50ccほど。

樹脂はA剤とB剤があり、同量を混ぜ合わせると硬化。

A剤とB剤の比重が違うのではじめは多めに混合し調整。

同量、容器に入れたら手早く攪拌。

実験室の研究員の気分。

Photo_16

クランプを使って型が変形しない程度にプレス。

注入口から樹脂を注入。

Photo_18

攪拌してから1分程度で硬化がはじまる。

この作業時間は30秒~50秒程度。

樹脂はまだ透明。

Photo_19

気温にもよるが15分程度で硬化。

硬化すると樹脂は白くなる。

Photo_21

クランプを外し割ると中から樹脂製の顔。

気泡や歪が無いか?

割ってみないと分からない。

緊張の一瞬でもある。

Photo_22

注入口、空気穴も樹脂。

気泡も無く今回は理想的な出来。

この後、注入口や空気穴などの不要な樹脂を外しヤスリなどで仕上げる。

Photo_27

手のシリコン型と抜いた手。

指一本一本に空気穴が付いている。

Photo_28

今回の人形で製作したシリコン型。

Photo

この作業がはじまると机の上は・・・・・・・・。

この後も仕事は続く。

整形→組み立て→塗装→布貼り→彩色→髪型加工→衣装・・・・・・・。

まだ半分も来ていないのだ。

が、人形が出来ると仕事は加速する。

今回は創作の裏側を少し・・・・・。

実際はこんな地味な作業の連続。

先にあるまだ見ぬ作品への思いがこの作業を可能にしている。

 

 

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2009年2月 3日 (火)

創りはじめ-Ⅱ・・・・・・・

 朝一番の仕事。

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シリコンが硬化した事を確認してブロックを外す。

Photo_2

原型がずれない様に注意して油粘土を外す。

型の半分が出来上がる。

硬化したシリコンからは、見えなかった後頭部が覗く。

細部に残った油粘土を丁寧に取り除く。

Photo_3

出来上がった片面の型にバリアコート・・・・・離型剤を塗る。

塗り残しの無いように丁寧に塗る。

少しでも塗り残しがあると、その部分は完全に片方の型と接着してしまう。

経験者・・・・・・・・。

Photo_4

再度ブロックを積み上げる。

シリコンに硬化剤・・・・・100に対して4の割合。

よく攪拌して型に流し込む。

朝の仕事。

後は他の仕事をしながら硬化を待つ。

6時間で硬化するのだが、念の為1日時間をおく。

次は出来上がったシリコンを加工して、樹脂の流し込み・・・・・・。

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2009年2月 1日 (日)

創りはじめ・・・・・・・

 今年の創りはじめは人形。

ストーリーは暮れに決めていた。

ボディーから作りはじめた。

胴体、手足・・・・13のパーツにわけて製作。

体の型の製作に2週間。

10日ほど前から顔の製作。

人形制作は自己流。

頭の中に描いたイメージを直接形にするので、私は何段階かの過程をふむ。

油粘土で原型を作る。

手のひらで練りこみながら柔らかくした油粘土を、イメージを頼りに削ったり、足したりしながら形にしていく。

顔の幅が3cmも無いので、少しの削り具合で表情が変わってしまう。

ここは時間をかける。

油粘土の原型から石膏の凹型を作る。

1体の人形を作る場合でも同じ仕事。

型を作る。

出来上がった石膏の凹型にフォルモ(紙粘土)を貼りこむ。

乾燥するとフォルモの凸型の顔が出来る。

最終的な仕上げは布を貼るのでその厚みを考慮しながら整形。

これを仕上げて、作品にする場合もある。

一点モノ。

今回は、この顔をベースに表情を変えたパターンをいくつか作る。

紙ヤスリや彫刻刀を使って細部の仕上げ。

成形が終わったっらジェッソで下地を塗る。

Photo

下地が乾いたら、水性のラッカーで下地をとめる。

樹脂成形用の原型の出来上がり。

この原型でシリコンの型を作る。

油粘土に原型を半分埋め、レゴ・ブロックで枠を作る。

Photo_2

Photo_3

シリコンを流しこんで6時間。

明日の朝には型の半分が出来上がる。

この後は次回に・・・・・・。


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