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2009年2月 4日 (水)

創りはじめ-Ⅲ・・・・・・・

 少し時間差はあるが、結構リアルなタイミングで更新。

昨日の朝の仕事。

Photo

ブロックを外すと四角いシリコンの塊。

2面割りになっている。

注意深く割面をはがし、原型を取り出す。

Photo_14

右側のチューブとパーツは樹脂の注入口。

細かい部分に入り込んだ油粘土や離型剤を丁寧にとる。

Photo_15

彫刻刀やカッターを使って樹脂の注入口と空気穴を加工。

空気穴は頭の最上部に開ける。

この加工が済むと樹脂を注入するのだが、樹脂の分量を計る必要がある。

私の場合は樹脂の代わりに水を使って計量。

実際に型に水を注入してその体積を計る。

今回の型は約50ccほど。

樹脂はA剤とB剤があり、同量を混ぜ合わせると硬化。

A剤とB剤の比重が違うのではじめは多めに混合し調整。

同量、容器に入れたら手早く攪拌。

実験室の研究員の気分。

Photo_16

クランプを使って型が変形しない程度にプレス。

注入口から樹脂を注入。

Photo_18

攪拌してから1分程度で硬化がはじまる。

この作業時間は30秒~50秒程度。

樹脂はまだ透明。

Photo_19

気温にもよるが15分程度で硬化。

硬化すると樹脂は白くなる。

Photo_21

クランプを外し割ると中から樹脂製の顔。

気泡や歪が無いか?

割ってみないと分からない。

緊張の一瞬でもある。

Photo_22

注入口、空気穴も樹脂。

気泡も無く今回は理想的な出来。

この後、注入口や空気穴などの不要な樹脂を外しヤスリなどで仕上げる。

Photo_27

手のシリコン型と抜いた手。

指一本一本に空気穴が付いている。

Photo_28

今回の人形で製作したシリコン型。

Photo

この作業がはじまると机の上は・・・・・・・・。

この後も仕事は続く。

整形→組み立て→塗装→布貼り→彩色→髪型加工→衣装・・・・・・・。

まだ半分も来ていないのだ。

が、人形が出来ると仕事は加速する。

今回は創作の裏側を少し・・・・・。

実際はこんな地味な作業の連続。

先にあるまだ見ぬ作品への思いがこの作業を可能にしている。

 

 

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コメント

美しいです。
まだ人形は、眠っているような感じですが、命が吹き込まれて
いく...って感じですね〜!
レゴもこういう使い方があるんですね!

本当に研究室の実験みたいでもあり、白衣の羽川さんを想像してしまいました♪
今年もいろいろと楽しみにしております!

投稿: Yumi | 2009年2月 7日 (土) 13時11分

Yumiさんへ

コメントありがとうございます。

樹脂はある意味、自然な素材とは対極にあります。
私の創作のテーマからすると違和感を感じるかもしれません。
その分、造形へのハードルが高くなります。
そんなハードルを抱えながらの仕事です。
人の琴線に触れる様な作品を・・・・その気持ちは共通しています。

暖かくなったらお会いしたいですネ。楽しみにしています。

投稿: 羽川再生堂 | 2009年2月 8日 (日) 08時20分

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