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2010年4月

2010年4月24日 (土)

円形カッター・・・・・・

 仕事場での話。

木や金物、プラスチックなどに穴を開けるときはドリルや専用のホルソーを使う。

紙や布なのど柔らかい素材に穴を開けるには?

ドリルなどでは素材を巻き込んで加工が出来ない。

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左から綴じ紐用の穴あけ機(穴もカスもシャープ)・右にポンチ各種、ネジ式でサイズが変えられるモノも・下段は円形カッター

小さい穴は「穴あけポンチ」と呼ばれる道具を使って加工。

2mmから15mmくらいまでのサイズを揃えているが、サイズの種類は限られている。

ほとんどがハトメやカシメ用の穴を開けるものでその大きさに合わせられている。

大きい円は自在の円形カッターを使って加工。

円形カッターはコンパスの先に鉛筆の代わりに刃が付いているような道具。

刃先は普通のカッターのようなものから円形の刃など用途によって揃えられている。

15mmから200mm(20cm)くらいの円が加工出来る。

ポンチはあくまでも穴を加工するもの。

硬い木を下敷きに、置いた布や紙にポンチを当てて金槌や木槌で上から叩いて穴を加工する。

穴は簡単に開く。

ポンチには開いた穴と同じ大きさの円形のカスが残る。

普通、カスは不必要とされ、何も無い穴が必要とされ機能する。

私の場合は穴を必要とすると同時に、この抜いた円形の残りカスを必要とする場合がある。

抜いた円形の紙を造形の装飾として貼ったりする。

また、紙ラベルなどを加工して,マスキングに使ったりもする。

ただ、金槌で叩いて加工するので、その断面は完璧とは言えない。

後に修正を必要とする。

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抜いた円形を目の部分に貼って塗装・塗装が乾いたら円形を外す

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円が抜かれたシートでマスキングを施し彩色

円形カッター、コンパスで円を描く要領で円形を簡単に加工出来る・・・・・・これが以外に難しい。

素材によっては刃先にかなりの力を加えなければいけない。

止めたつもりの軸が微妙にずれて正確な円形が出来ない事がある。

紙もマスキングテープやドラフテイングテープでしっかりと止めておく必要がある。

大きな円は注意をして加工すればそれなりに正確な円は加工出来るが、ポンチに無い微妙なサイズの小さい円を加工するのは至難の業である。

私の仕事にはこの微妙なサイズの円形をよく必要とする。

「どうしたら正確な円形が加工出来るか?」

「木工や金工の自在鋸同様にボール盤に取り付けて使う」・・・・・簡単な発想だが今まで考えた事もなかった。

思いついたら、即実行。

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紙や布用の円形カッターをボール盤のチャックに取り付ける。

軸は樹脂なので締め付けには注意が必要。

シナベニヤに紙シールをテープで止めたものをボール盤のテーブルに置く。

ボール盤のスイッチを要れ、ゆっくりとハンドルを回す。

シールにカッターの刃が当たる。

紙の厚さ分だけハンドルを回す。

刃は音も無くシールを切り込む。

実にスムーズに円形がカット出来た。

なんで今まで気づかなかったか?

また新しい発見。

「紙や布もボール盤でカット!」

これ私の常識になりました。

ちなみに「穴あけポンチ」をボール盤にセットして使ったら?・・・・・・・期待するモノは出来ません。

念の為。

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2010年4月10日 (土)

「エコ・アート展」終了・・・・・・

 エコロの森で開催されていた「エコ・アート展」が無事終了しました。

今回は主催して下さった「エコけん」のスタッフの皆様方にお任せしての展示会でした。

7週間ほどの展示になりましたが、お陰様で春休みの小学校の生徒さんから、オートマタやリサイクルに興味をお持ちの方を含め、多くの方々にご来場頂きました。

遠方からのわざわざ足を運んで下さった方々も居られたとお聞きしています。

本来なら会場でお迎えして、拙くはありますが作品の説明でもさせて頂くのが礼と思いますが、作家不在で申し訳ありませんでした。

来場頂いた方々には心より御礼申し上げます。

私の活動や作品がどんな形で伝わったのか?・・・・・不安が無かったと言えば嘘になりますが、会場の感想帳を読まして頂き、その心配は払拭されました。

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『すばらし!こんなに素てきに変身するとは。それぞれのアイディアに感嘆です。』 N・Kさん

『流木を利用した作品に感動しました。』 Wさん

 『生活の中の道具や機械がアイディアによって変身していてびっくりしました!!』 

『美しくて、楽しくて、ワクワクする作品群ですね。既存のものを そのままでなく、作家さんの思いがあふれてて、すばらしいですね』 Uさん

『あんな素材が、こんな形に再生されるなんて・・・・・・驚きました。 再生してもらった廃物たちが喜んでいますね。』 Tさん

『今にも動きだしそうです! 部屋は静かだけど、とてもにぎやか! たくさんの方々に観て頂きたい作品達だと思いました。 』

『感動で・・・ウルウル・・・して 身体が固まって動きませんでした。言葉にできないです!!』

『ここに居る人形や動物達は、夜、きっと動き回っていると思います。』 Hさん

『素晴らしいですね。無機質なものの中にも「いのち」を感じます。スプーンとフォークから生まれた次なる「いのち」へのかたち・・・・おどろきです』 M・Sさん

北九州の玩具作家さん、今度作品を見せて下さい。

糸島からお出で下さったN・Yさん、イムズの「カラクリ玩具展」から観て頂いているとの事、ブログに是非書き込みを・・・・・・いまオートマタの新作に取り掛かってます。

お子様方の感想から

『らいおんのがすごかった。めちゃすごー』

『スプーンとかやかんでいろんなものができて、すごかったです。 あと、ぞうとライオンもできててすごかったです。』 小2のK・Kちゃん

『てずくりで、あんなものをつくれるて、すてきです。』 H・Nちゃん

『こまかいところまでじょうずにできていた。』 N・Iちゃん

『やかんでつくっているのがすごかった。』R・Sくん

『すてられるようなもので作られていてすごい。』 Y・Kちゃん

『いろいろなアートがあってたのしかったです。ぼくもつくってみたいです。』 Sくん

子供たちも楽しんでくれたようです。

他にも沢山の書き込みを頂きました。

ありがとございました。

一部ですが、紹介せて頂きました。

最初にお電話を頂いた「エコけん」のWさん、送迎から様々なご手配まで、ありがとうございました。

理事長のSさんはじめ、「エコけん」のスタッフの皆様方、広報から会場の管理など、いろいろとお世話になりました。

車両の手配、運搬を手伝ってくれたKくん・・・・・ありがとうございました。

時空カフェのYumicoさん、古賀市の中村隆象市長さん・・・・・ブログでの紹介ありあがとうございました。

そしてご来場頂いた皆様方、新しい作品を持ってお会い出来る日を楽しみにしています。

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2010年4月 6日 (火)

製作の日々・・・・・・

 製作にどっぷりと浸かっている。

モノ作りの勘を取り戻している。

糸鋸やテーブルソーを使っての切断。

ヤスリの番手を変えながらの研磨。

取り掛かった作品のパーツは100以上。

複数の作品を平行して製作している。

加工するパーツは500近い。

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根気のいる加工が続く。

研磨で指紋が磨り減る。

仕上がりへの興味が後押しする

ここは我慢の仕事。

仕事の道具が刷毛や筆に変わる頃から見えてくる。

塗装を終えれば上がりは近い。

バラバラだったパーツが一気に形になりはじめる。

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根気のいる作業が報われる・・・・・・・・・・。

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収穫もある。

動かした手の分だけのアイディア。

次の作品は少し大きめ・・・・・・・・・・。

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2010年4月 2日 (金)

山口怜子の世界・・・・・・・


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 丁寧な案内状と招待券。

パッチワーク・キルト作家 山口怜子さんから。

製作40年を記念しての展示会。

週末の混雑を避けて連れ合いと出掛ける。

「私が一人で創ったものではありません」

「私は口だけ・・・・・・」

「思い出の布を持ち寄った皆さんと一緒に創ったもの」

謙虚に語る。

作家は布に込められた思いや物語を拾い上げデザインする。

40年間、様々な素材と物語の出会いで鍛えられたと言う。

デザインのアイディアは数秒で浮かぶと話す。

しかし、作品は短いものでも数ヶ月、1~5年かけて縫い上げられたものもある。

中には縫製が苦手という方と取り組んだ作品はモチーフをボンドで貼り着けたと言う。

「難しく考えないで、楽しんで・・・・・・」その自由で柔軟な発想や判断が嬉しい。

会場には物語りを持った120点の彩り豊かな作品が並ぶ。

帰り際、「北野にも遊びに来て下さい・・・・・・・」リップサービスでも嬉しい言葉。

北野天満宮の沿道にある「山口酒造」が創作誕生の地。

自ら取り組む無農薬の酒米を使った銘酒「庭のうぐいす」は私のお気に入り。

会場の出口では図録や小作品に加え日本酒や減菌食品なども並ぶ。

「山口怜子の世界 衣・食・住」 福岡三越9階「三越ギャラリー」で4日まで。

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