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2011年1月

2011年1月28日 (金)

雲を彫る・・・・・・・

 次の仕事が決まる前にと、休日を返上して新作に手をつけた。

デザインした「雲の造形」の素材に迷ったが、年の始めに観たお寺の木造彫刻が気になっていた。

手持ちの木材を削ってみる事にした。

随分前になるが「球根都市」という作品で木を削って球根を製作した事がある。

45cmほどの木のブロックをチェンソーを使って荒彫り。

3種類ほどの鑿を使って彫り上げ,紙ヤスリで仕上げた。

終わる頃には鑿を持つ左手の親指の付け根が赤く腫れていた。

右手に持った金槌の仕業。

慣れない作業で鑿の柄を打つよりか、親指の付け根を打っていたほうが多かったかもしれない。

経験はその程度。

「コツコツやれば出来ない事は無い!」・・・・・何時もの乱暴なヤル気が勝つ。

大きな作品ではないので道具はシンプル。

切り出し小刀に簡単な彫刻刀。

切り出し小刀は大中小を使い分けた。

大きな切り出しは人吉は正光刃物製作所の蓑田正次氏によるもの。

木の目に逆らわなければ切り出し小刀は自由な削り跡を残す。

Photo

今回は削り跡を表情として残したかった。

黙々と削りすすめる。

彫る事もあるが、削るが相応しい。

削りカスが作業用のエプロンにたまる。

払ったつもりだが、削りカスは玄関先まで運ばれている。

形が見えてくる。

Photo_2

彫刻刀を持ち替えてディテールを探す。

そんな繰り返しが2日間ほど・・・・・・・・。

Photo_3

朝日の中に雲が浮かぶ。

雲の中には仕掛けを仕込む予定。

仕上がりは・・・・・・・・・・・・・。

※動画 「綱渡り・ROPEDANCING」をUPしました。動画は16作品になりました。宜しかったら観てみて下さい。

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2011年1月24日 (月)

兎の童子・・・・・・・・

 お年玉つき年賀状の当選番号が発表された。

ありがたい事に今年も沢山のご挨拶を頂いた。

当選番号の確認は時間をみつけてあとの楽しみに。

年賀状つながりで・・・・・・・・・・・。

制約も無く自由に創作する・・・・・・・・それが受け入れられれば理想。

昨年の10月~11月の展示会で気に入っていた人形の何体かを手放した。

何度となく引き合いはあったが、売る事など考えた事も無かった作品。

小さなお子さんにも気に入ってもらった。

再生堂の評価とはまた違った反応に気を良くした。

そんな事もあって、制約の無い私的な年賀状で人形を製作した。

人形は童をモチーフに干支の兎をストーリーに加えた。

兎は月からの使者として考えられている。

「月を呼ぶ・・・・ツキを呼ぶ」運を招く動物としても描かれてきた。

「兎」と「免れる」は同系の漢字。

平穏無事をもたらす象徴ともされている・・・・・・・・・。

イメージは出来上がっていた。

ひたすらそこに向かった。

顔にはこだわった。

油粘土で作った原型はシンプルだが時間をかけた。

久し振りの原型製作だったので「かかった」と言ったほうが適切。

Photo_4

顔が出来れば話が出来る。

顔は石を含んだ紙粘土。

Photo_7

胴体と手、足先は樹脂。

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足と腕は木製。

Photo_6

顔と胴体、手足はメリヤスの布で包んだ。

ハイブリットな組み合わせは強度や加工を考えての事。

筆で目を入れる。

パステルで頬紅をさす。

人形に生気が宿る。

人形制作の面白いところ。

Photo_3

衣装は連れ合いが製作。

細かいやりとりの中でイメージ通りに完成させた。

「年賀状は12月25日までには投函する!」・・・・・はりきっていた連れ合いは予定通りにクリスマスには宛名書きを終え、投函した。

年賀状を観た大阪の義姉から人形のオーダー。

私の製作した人形を何体かコレクションして下さっている。

部屋の一等席で大事にされている。

オーダーの作品も、置く場所は頭の中にあるようだった。

身内ではあるが自由な創作が受け入れられて顔が緩んだ。

勿論快諾した。

手が忘れていない内にと仕事はじめはこの人形の製作からと決めた。

顔の型入れから始め、2週間ほどで仕上がった。

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「平穏無事な毎日を・・・・・・・」願いを込め、腰の帯を強く締めこんだ。

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2011年1月20日 (木)

空に伸びる手・・・・・・・

 人形を製作している。

手先は樹脂。

腕は軽い木を素材にしている。

その手先と腕をパテで接合する。

硬化した後に研磨。

下地のジェッソを塗って、仕上げの肌色を海綿でたたく。

2日間ほどの工程。

スチロールのブロックに固定して窓際で乾燥。

冬の青い空に腕が伸びる。

Photo_8

ヒデ爺さん、誕生日おめでとうございます!!

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2011年1月 1日 (土)

明けましておめでとうございます

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明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い申しあげます。

2011年元旦  羽川敏久・悦子・礼華

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