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2011年3月 5日 (土)

試し貼り・・・・・・・・

 製作中の作品の話。

順序としては、全ての金物フレームを製作してから仕上げの和紙を貼ろうと考えていた。

頭の中では段取りのよい作業がイメージされていた。

ここまでは順調。

「仕上げのイメージを確認しておいた方が良いのでは?」

半分ほど出来上がったフレームを見てふと思った。

この直感的な思いが結構大事だったりする。

フレームの造形はそれだけでもインパクトがあるが、和紙を貼った仕上げとは違う。

手掛けてきた作品で大方は想像出来るが、細部までは分からない。

今回製作しているモチーフはこれまで手掛けた事の無いもの。

数を製作してから「これは違う」では洒落にならない。

確認・・・・・・・この一手間は怠れない。

針金との格闘に一息入れるのにも良いかと思った。

2点選んで試し貼り。

Photo

針金ならではの思わぬ新鮮なディティールの発見。

やはりフレームだけで想像出来ない造形。

想像を軽く超えてくるリアル。

しかし手強い。

収まりの悪い箇所。

順番を間違えると貼れない部分が出てくる。

針金の造形を生かす為に選んだ薄手の和紙は接着剤の分量に要注意。

いろいろな情報が得られる。

一つの作品に掛る時間も読めた。

3分の2ほど貼ったところで仕上がりのイメージは確認出来た。

問題点も理解出来た。

1日かかった試し貼り。

水に浸して丁寧に剥がす。

フレームは修正を加え、本貼りの作業に備える。

ここでの確認は正解だった。

少し慣れた時間に緊張感を取り戻してくれた。

1

モチーフ繋がりで15年前に福岡は天神の百貨店のウインドウを飾った「夏の音」の動画をUPしました。

茶漉しの目、スプーン、シンクのパーツ、木製のサラダボールを加工した羽・・・・・・・再生堂の仕事です。

ウッド(W)タイプスティール(S)タイプの2種あります。

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コメント

試し貼り・・・
クオリティーを追求するならば・・・
血液・・型の私には
結果早く観たいの私には
ちと、苦手かも(笑)
でもプロセスからみるならば
緻密な作品なれば、なるほど
貼りにくい場所も当然ありだから
必要である(納得)
で、ウッドタイプで思いだした事が
一昨年、一部未開通の九州新幹線を
利用して、鹿児島に行った時の事
(新幹線フアンの私)
つばめ800(TSUBAME-U007)
に乗ることが出来、最新鋭の外観から
一歩中に入ったとたん広がる木目調の
内装・・・このインパクトに、目、瞠り
ました、と、ともに何とも言えぬ安らぎが
山陽新幹線を乗り継いで来たせいもあるが
無機質(それなりの良し)から自然への・・・
私、ウッド(W)タイプ、好きです。

投稿: ヒデ爺 | 2011年3月 5日 (土) 09時23分

ヒデ爺さんへ

何時もコメントありがとうございます。
貼り込みの仕事に入ると時間を忘れます。
仕上がりを早く観たい気持ちを抑えつつ・・・・・。
近道が無い事は知っています。
終えた時の充実感は何んとも言えません。
・・・・・・こんな事を言えているのは今のうちです。
あと1週間もすれば、目の色が変わっているかも知れません。
現場を確実なものにするには欠かせない事と今は出来る事を丁寧にするだけです。

私も木の温もりは好きです。
WとS、対比の中で感じとって貰えればと・・・・・・15年前の選択です。


投稿: 羽川再生堂 | 2011年3月 5日 (土) 20時12分

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