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2013年4月

2013年4月28日 (日)

箱・・・・・・・・・・

 2003年、今から10年前になるが北九州は小倉リバーウォークに〝再生堂ギャラリー〟をオープンした。

施設のオープンから半年間という期間限定。

再生をテーマにした手持ちの全作品を展示した。

Photo   

その時にディスプレイや搬送の事を考えて、全ての作品のサイズに合わせた木製の箱を作った。

この箱は輸送時の作品の保護と効率よく車に積み込める利点に加え、この箱を構成する事で最低限度の内装の手当で作品が陳列できる事を考えてデザイン、製作した。

箱は大小合わせて42個製作。

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蓋には〝RECYCLE ART SAISEIDO〟の文字をステンシルで入れた。

その蓋はデイスプレイ時にはグラフカルなサインとして機能。

その箱は今も作品の輸送や展示に使用している。

何も無い空間にそれなりのインパクトを持った空間を構成出来る。

企画展や個展などで重宝している。

また箱には違った一面で魅力を感じている。

箱を開ける時のちょっとしたワクワク感。

またそのワクワク感を増幅させる箱のデザイン。

ブリキや紙製の菓子箱からアマゾンから届くダンボール箱、ギフト用の洒落た木箱など、ワクワク感の記憶もあって捨てられずに仕事場の物入れに山積みになっている。

これらは何時か作品にと思っている。

そんな箱好きの性格もあって、兼ねてからオートマタ用に箱があったらと考えていた。

リバーウォークで試した機能に加え、私が感じた箱の面白さが表現出来たらと思っている。

今回試しにと思って、前に紹介した新作の〝ポールダンス〟用の箱を製作してみた。

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仕様は作品と同じ。

ダメージ塗装を施し古い感じに仕上げた。

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懐かしい留め金もつけた。

開ける時のプロセスも大事。

少し大袈裟な感じになったが、これはこれで面白いと思っている。

将来的には主だった作品の全を箱に入れたいと思っている。

その箱を持って移動ギャラリーの様な事が出来たら面白と考えている。

何時になるかは分からないが・・・・・・・・・・・。

□ 5月の1日(水)から福岡岩田屋本店の新館6階のステージ#6で〝大人・子供リビングあそび Ⅱ〟が始まります。

前述のポールダンスをはじめ、ビーグル シリーズなどの新作を並べる予定です。

会期中は会場に常駐します。

皆様のお越しをお待ちしております。

□ 大人・子供リビングあそび Ⅱ □

■ と き:5月1日(水)~7日(火) AM10:00~PM8:00

                    ※最終日はPM5:00まで

■ ところ:岩田屋本店 新館6階=ステージ#6

出展作家

おくい ただし (切り絵/滋賀)

亀井 弦 (手ぬぐい/京都)

クラフトマキダダ(木の雑貨/和歌山)

重田木型(木のパズル/山口)

スナオラボ(木のこどもグッズ/福岡)

羽川再生堂(オートマタ/福岡)

 

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2013年4月24日 (水)

指加減・・・・・・・・・

 前回に続いて指の話をもうひとつ。

「指先の感覚は凄い」と締めくくった。

Dsc02080

昨年の暮れにピエロが踊る〝ダンス〟と言う作品を作った。

今回キャラクターを何点か加えた。

指先でTマークのついたプレートを叩いて遊ぶ。

指の加減で思わぬ動きをする。

この加減は意識しなくとも微妙に違ってる。

タップを踏みながら回転もする。

叩いていても動かない時もある。

その動きは予測不能。

そこが面白い。

「その指先の動きをカムで出来ないか?」

そんな事を思って試してみた。

Dsc02082

ハンドルを回すとカムがアームを動かし、シャフトを上下させる。

方向は違うが〝HEART MAKER〟の仕掛けと同じ。

カムの形をいろいろと製作して試した・・・・・・・・・・・

「カムは指には代われない」が結論。

ハンドルを回すと正確なリズムと動きを生み出すが、表情がない。

いわく、機械的。

思わぬ動きやニュアンスは期待出来ない。

カムを硬質のゴムなどで製作したら指に近づけるのかも?

ま、製作してみないと分からない事がある。

一つ学んだ。

指の運動は微妙なニュアンスを持っている。

その微妙な指加減がダンサーの動きを面白いものにしている。

やはり「指は凄い」。

Dsc02081

最近は2台使って遊んでいる。

「カタカタ」と一つを動かす。

受けてもう一つを「カタカタ」とやる。

それを続ける。

ちょっとした〝ダンスバトル〟である。

「今回はマイケル」などと名前をつけてポイントを入れたりする。

荒業などはポイントが高い。

二人でやっても面白い。

熱が入る事間違い無い????

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2013年4月21日 (日)

指先の感覚・・・・・・・

 木材のカット、研磨、塗装、組み立て・・・・・・・汚れたり、皮膚に負担をかける様な事もあるが作品製作の工程の殆んどを私は素手で対応している。

仕上がりの状態を指先で感じているからだ。

小さいパーツを研磨する時は本体だけではなく爪や皮膚も削る。

一日中研磨をした日の夕刻は親指の先から血が滲んでいたりする。

ヒリヒリした指を消毒している私に「手袋でもしたら」の声。

試した事が無いわけではないが、違和感があるのと仕上げの感じが分かりにくい。

Dsc02074

海外の資料を捲っていたらカラフルな布テープが目に入った。

指先を保護するのに使うらしい。

考えた人の気持ちが分かる。

少し魅かれた。

カラーもいろいろ。

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仕事が楽しくなりそう。

こんなのが有ったらと思った。

これを見て、医療用の布テープがあったの思い出して、指先に巻いてみた。

数回研磨したら、布はホツレ、だらしない形状になった。

結局は素手に戻っている。

仕上げは表面の表情も重要。

凹凸なく仕上がっていれば良いと言う訳でもない。

研磨や塗装の仕上がりは指先で触って確かめる。

指先が覚えている感覚を大事にする。

指先の感覚は凄い。

擦り減った爪や隙間に残った塗料を見ては仕事をヤッタ気になっている。

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2013年4月16日 (火)

ポールダンス・・・・・・・・

 前回紹介したロープダンスは動きは地味だが????を誘う。

「どんな仕組みなのか今も分からない」と長いお付き合いのイラストレーターのコメント。

最近、誰もが理解出来る説明を考えた。

次回の催事では少しは納得してもらえそう。

螺旋に加工された針金の形状を観て、いろいろと動きを想像してくれる。

「回転するのかと思った!」

一昨年前に百貨店の催事に出品した時に若い女性がハンドルを回しながら言った。

その言葉が妙に頭に残っていた。

横に張った螺旋の針金を縦に使ったら?

そんな思いつきを形にしてみた。

Dsc02054

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私は遊んだ事が無いが日本の昔の玩具を特集した本に同じような機素を使ったモノが載っていた。

簡単にプロペラが回転しながら上下するモノからネズミや金魚などをモチーフにデザインされたものが紹介されていた。

ネジリ棒が使われていたが、仕組みは同じ。

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ポールダンスなどとかなり色っぽいタイトルをつけたが、動きはアクロバット。

セクシーなダンサーとは程遠い。

下に行くにつれ回転のスピードが増す。

観ていて目が回りそうである。

オモリのバランスで回転のスピードは調整出来る。

次作はゆったりとした回転の作品をと思っている。

セクシーに回転するダンサーが見えたら成功・・・・・・・・・・。

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2013年4月10日 (水)

催事・・・・・・・・

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 桜が終わって今は藤の花が咲き誇ってます。

日々の暮らしに彩を添えてくれます。

サツキも蕾を膨らませ、何輪かはフライングぎみに咲いてます。

いい季節です。

4月17日から下関大丸の美術工芸サロンに作品を並べて頂きます。

数は少ないですがお近くの方はどうぞ覗いて見て下さい。

5月の1日から福岡岩田屋の新館6階ステージ#6で開催される〝大人・子供 リビングあそびⅡ〟に参加します。

昨年に続いて2回目の参加。

年末から今年にかけて製作した新作を出展の予定。

最後の追い込みに入っていますが、棚が埋まるか心配してます。

簡単にはいきません。

後2週間、出来るだけの事はと思っています。

前回の催事で人気だった〝ロープダンス(綱渡り)〟もキャラクターを変えて製作。

Photo_4

デザインの下地はバウハウスやキリコ?

今作ってみたいイメージを形にしました。

カラーも白、黒、グレー、カドミニュームレッドとシックな配色。

逆立ちもありますが、今回はオモリは一つ、1点立ちにこだわってみました。

イメージは製作中も何かしっくりと自分の気持ちに収まってくる。

大事にしたい感覚。

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2013年4月 5日 (金)

言葉を・・・・・・・・

 東日本大震災復興支援のメッセージの象徴としたハートのデザイン。

Dsc02019

ハートバードにはじまって、2年前の暮れにはハートの造形に言葉を重ねた。

愛(LOVE)、希望(HOPE)、夢(DREAME) 、未来(FUTURE)、心(HEART)・・・・・・・・・若い時は口に出すと少し照れ臭かった言葉も9・11以来、気持ちの中で重みを増した事は確か。

そんな言葉を建物をモチーフにした造形の中に取り込んでみた。

Photo

建物は劇場をイメージ。

象徴的な階段。

先にその劇場に入る扉がある。

劇場ではどんな物語が繰り広げられているのだろうか?

心休まる時が来る事を願って形にした。

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