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2014年4月11日 (金)

彫刻刀・・・・・・・・・

 消費税UPが後押しになって購入したものが幾つかある。

材料など絶対必要なモノもあったが、この機会と思って購入したものもある。

「彫刻刀」がそれ。

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永い年月の中でいろいろと揃えてたが、一番使っていたのが安価な小学生が版画を彫るのに使うような「スクール彫刻刀」。

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甚五郎などと分かり易いネーミングが付いていたりする。

パワーグリップなどの彫刻刀は買った記憶があるが、幾つもある「スクール彫刻刀」なるものは買った記憶が無い。

数があるので頂いたものもあるのだろう。

私が小学校で使ったものだとすれば、50数年前のもの。

中には5本組で¥80-との言うのもある。

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道具は良いものを・・・・・・・・

言う事とは裏腹に、「弘法筆を選ばず」・・・・・・・都合のよい言い訳も味方につけて在るモノは大事に使ってきた。

こまめに研ぎながら使った。

研ぎを怠らなければそこそこ使えた。

言っても安全面を考えた教材用。

切れ味には〝そこそこ〟の注釈がいる。

板目に逆らって彫り込むと彫跡はヤスリでの仕上げを必要とする。

堅木になると板目に沿っても限界がある。

仕上げに時間を要する。

高価な彫刻刀の切れ味が如何なものかは分からなかったが、ここは試すしかないと増税を前に購入を決めた。

Dsc04002

頼んでから1週間ほどで手元に届いた。

やはりスクール彫刻刀とは姿が違う。

早速試してみた。

使ったのは9㎜の丸刀。

板目に逆らって刃を走らせた。

刃は仕上げられていた。

驚きの切れ味。

彫跡は仕上げがいらないほどに綺麗。

早速作ろうと思っていたものがあったので気分の上がったところで製作にかかった。

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テーパーのかかった堅木の丸棒に雲の彫刻。

KIBISYYASHIKIに収めた作品と同時に進行させていた「天駆ける」の龍と台座を繋ぐシャフトの部分。

新旧の彫刻刀を入り混ぜて雲を彫る。

いろいろと試しながら進める。

使い慣れた彫刻刀がしっくり来る場面もあったが、良いものを知ってしまうと何か物足りなさを感じてしまう。

深い彫り込みもストレスがない。

Dsc04026_2

半日ほどで彫り上げた。

木地で仕上げようと思ったが、収まりを考えて今回は何時もの塗装で仕上げた。

もっと早くに購入しておけばと言う気持ちも湧いたが、、私にはこのタイミングだったのだろう。

Photo

             KKIBISUYASHIKIとは向きを変えている

若さや技術でカバー出来る事もあるが、歳相応の道具が必要な場合もある。

ましてや拙い技術には〝良い道具〟は大きな味方。

取り立てて言うほどではないが、モチベーションの上がる買物だった。

 

 

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