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2014年6月

2014年6月24日 (火)

6月の再生堂・・・・・・・・・

 花を観る余裕も出て来ました。

梅雨にはアジサイが似合います。

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特注の仕事も一段落して、少し大き目の新作に取りかっている。

新作と言ってもストーリーは過去にウインドウの仕事でデザインしたものをオートマタとしてリメイク。

I百貨店と地下街を結ぶ通路にあったウインドウのデザインと製作を数年間担当した。

その場所がかってお堀だったという経緯もあって、水の周辺をデザインストーリーの軸にした。

製作している新作は大濠公園のスワンボートがヒント。

ウインドウでは真ちゅうの針金と和紙を素材にした。

動きは足ヒレが回転するだけの簡単なものだったが、ウインドウの前で足を止めるお客さんが多かったと聞く。

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     メインになるボートはスケールを変えて2台製作 この時点ではまだ試作

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        クランプを使って機素を組み込むフレームを固定 少し大き目です

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             動きの確認をしながら微妙な調整を繰り返す

今回は思いついたアイディアをいろいろと試すつもり。

贅沢な事だがじっくりと時間を掛けて製作している。

「6月の再生堂」でお披露目出来るかは微妙ですが、少しづつ新作を増やしていければと思っています。

《6月の再生堂》

 日時:6月27日(金)・28日(土)・29日(日)

  午前11時~午後5時

庭のムクゲは淡いピンクの花をつけ始めました。

お待ちしています。

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2014年6月 9日 (月)

香月泰男のおもちゃ箱・・・・・・・・

 絵画シベリアシリーズで有名な画家 香月泰男が余技で作ったブリキと木片を素材にした作品の数々。

どこかカルダーと共通したものを感じるが、それは素材やモチーフの類似性では無いように思える。

共通しているのは溢れる無邪気な遊び心。

香月泰男は「絵はどこまで描いても満足とは言えぬが、玩具では威張りたい」と語っていた。

どこにでも転がっているような木片とブリキの組み合わせ。

技法に頼らない遊び心が豊かな表情を生んでいる。

Photo

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その“おもちゃ”を収録した作品集「香月泰男のおもちゃ箱」。

公園に行く

散歩に行く

動物園に行く

サーカスに行く

アスレチックに行く

アトリエで

作品作品の括りに谷川俊太郎が詩を添えている。

私が製作したお気に入りの作品を重ねて一遍紹介。

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象は自分が大きすぎるとは  

思ってない

ペンギンは自分が飛べないのを 

嘆かない 

ヒトだけだ

不平に不満に不安に不幸 

自分を不の字で飾りたてるのは

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だが生きとして生けるものの

それぞれの姿が

それぞれに美しいと

知っている人は

畏れとともに

喜びとともに

神のわざを 

真似る

詩 谷川俊太郎 オブジェ 羽川再生堂

私の本棚に収まって10年。

雨が続く日には本棚から取り出してページを捲る。

心休まる一冊である。

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2014年6月 3日 (火)

釣り人・・・・・・・・・

 オーダー頂いていた作品の一つが仕上がった。

少しだけだが気持ちに余裕が出来た。

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1年前に庭で採れた梅で仕込んだ酒で一息いれた。

爽やかな香りが口一杯に広がった。

炭酸の泡ほどの幸せ感。

オーダーの作品があと数点あるのだが、合間をみて新作にも取り掛かろうと思っている。

Photo

加布里に来て製作した作品の中では納得のいく出来だった「フィシャーマン」。

後から「ANGLER」とタイトルを変えた。

値段も聞かずに購入して下さった東京は国分寺のMさん。

Mさんがもう一つ選んで下さったのが前回紹介した新作の「BIRD」。

その選択に密に拍手を送った。

作品が届いた日にMさんが家族それぞれの反応や感想をメールして下さった。

これだけ喜んで頂けるなら・・・・・・・・・・・・・・。

こちらも感激。

その高揚は次のステップに踏み出すのに十二分。

デザイン関係のお仕事をされているMさんの仕事場を兼ねたご自宅には来客も多いとお聞きする。

作品にとってはこれとない環境。

M家と訪れた方々に少しでも楽しい時間を提供出来たらと願っている。

反応も楽しみである。

同じ作品を製作するつもりは無いが同様のストーリーも新作に加えたいと考えている。

変わらぬ創作の日々が続きそうだが、気は十分。

涼しい風が吹く頃までには新作も何点か仕上げたいと思っている。

少し先の話ではあるが・・・・・・・・・・・・。

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