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2014年8月

2014年8月25日 (月)

ガレージ・・・・・・・・

 大雨続きの異常気象。

自然は加減を知りません。

大きな被害と犠牲者を出した広島。

心よりお見舞い申し上げます。

2晩続いた雷を伴った大雨は尋常でなかった。

1段低い位置にあるガレージが気になって早朝4時にカッパを着込んで見行く始末。

幸いにも昨年の手当が良かったのかブロックの色が少し変わっていたくらいで心配するほどの事は無かった。

一昨年、昨年とガレージの浸水が併せて4回ほどあった。

引っ越して来て早々の浸水は排水パイプが長年のゴミで詰っていた事が原因。

庭に溜まった雨水が地面を通してブロックの隙間から浸水したのもあった。

枯葉が排水口に溜まって浸水・・・・・・・・こんなのもあった。

ドアの前に40センチほど雨水がたまっていた。

その都度、原因を探して対処して来た。

ブロックは浸水時に漏れ出る箇所をチエックして、乾燥した天気の良い日を選んでコーキングで塞いだ。

材料の入ったダンボールや箱類は全てゲタを履かして、床に直接触れていない。

いろいろと手を入れた。

浸水は無かったが、長雨はブロックにたっぷりと水分を吸わせている。

その湿気がガレージを覆っている。

何時もならこの時期は熱気がこもって、ブロックは乾きっているのだが・・・・・・・・・。

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再生作品や材料が処狭しと置いてある 久々の日光で息を吹き返している感じ 壁の白く見える所がブロック 庭側からは地中で見えない

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2階部から引っ張り出した百貨店のディスプレイで製作した作品 今日は窓越のグリーンカーテンも爽やか

久しぶりの太陽。

ガレージのシャッターを開けて乾いた風を入れた。

シャッターを全開するのは年に数回。

住宅街にはそぐわない異質なな光景が現れる。

作品達も吹き抜ける風を感じて大きく息をしているよう。

まだ不安定な天気が続きそう。

このまま秋を迎えるのか?

陽が恋しいと思った夏もあと少し、何かやり残した事が有る様な?無い様な?・・・・・・・・・・こちらも天気同様に不安定。

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2014年8月19日 (火)

看板・・・・・・・・・・・

 依頼されていたROMEO SLIPPERS の看板が仕上がった。 

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防水、防カビ、防虫・・・・・・・下地の処理を施して、秋田さんが調色したペパーミントグリーンの塗料で仕上げ。

盆休み明けに取り付けをと考えていたが、報告のメールを入れたら「今からでも・・・・・・」との連絡。

幸いに続いていた雨も一休みの感じ。

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赤の灯台がポイントです 通りの向こうに本物の加布里漁港の灯台が同じ様な大きさで見えます

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             カイズカイブキとのコントラストもなかなかです

盆休明けに新しい気分でスタート出来たら嬉しい。

早々に取り付けさせて頂きました。

秋田さんが仕上げたステンドグラスの窓枠との相性もバッチリです。

気入って頂いた様で一安心。

踵屋敷は明日20日(水)から盆休明けの営業が始まります。

私は一休みと行きたいのですが、並行して作業を進めていた、ある商業施設のリニュアルに伴ったオブジェの製作に入ります。

大きいものではありませんが、ROMEO SLIPPERSの看板同様に雨風に晒される場所なのでこれまでとはまた違ったハードルを越えなければならない。

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    風で仕掛けを動かす・・・・・・・ 今回は軽量化も考えてアルミ板を加工

動きも求められているので、駆動部分からの試作。

試作して1年位は様子を見たいのだが、そうも行かない。

スケジュールの決まった仕事、「出来るだけの事はする!」この気持ちを持ってヒグラシの鳴き声をバックに手を動かしつつ思案の日々がはじまっている。

8月の再生堂は今週末です。

踵屋敷でランチ、ROMEO SLIPPERSを覗いた後に再生堂・・・・・・・・こんなコースも有りです。

《8月の再生堂》

8月22日(金)・23日(土)・24日(日)

午前11:00~午後5:00

問い合わせ ℡092 332-9202

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2014年8月12日 (火)

漁船を作る・・・・・・・・・

 ROMEO SLIPPERSの入口の看板の両サイドに取り付けたオブジェ製作の続き。

波に揺れる船はレジャーボートでもクルザーでもなく漁船。

加布里湾には漁船がよく似合う。

厳しい仕事に従事する漁師さんたちに敬意をはらってのモチーフ。

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漁船の資料には事欠かない。

使用感のある少し懐かしいイメージにしたかった。

簡単なデッサンをして船体の型紙をつくる。

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50×50の白木のブロックに型紙をつかって側面と平面の形を写しとる。

糸鋸を使って船体の側面から切り出す。

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側面が切り取れたら、その部材はそのままマスキングテープで止める。

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マスキングテープで止めた状態で今度は平面を切り出す。

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四角いブロックから船体を切り出す。

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使った紙型と切り出した船体。

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操舵室は木製のブロックでも良かったのだが、ブリキで加工する事にした。

ブリキ板をカットしてハンダで止めた。

ハンダの流れは良く、強度も十分。

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塗装はスプレーなどは使わず、筆でペタペタとやる。

塗装が乾いたら、ポールや舵をつけて仕上。

ディテールはこだわった様なこだわって無いような・・・・・・・・。

あくまでもイメージ先行。

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見えにくいがロープはテグスで加工。

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船の動きは無くとも壁面のオブジェとして鑑賞に堪えられるようにはデザインしたつもり。

表の看板の製作依頼も受けてます。

次の課題は効果のあるデザインだけではなく、雨風に対する処理。

いろいろと経験させて頂いています。

吹き抜ける風で動いたりしたら・・・・・・・・・・作品のヒントも頂きました。

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2014年8月 9日 (土)

波を彫る・・・・・・

 加布里漁港に位置する踵屋敷。

踵屋敷の秋田さんがプロデュースするROMEO SLIPPERSの店頭の看板を製作させて頂いた事はこのブログで以前に書いた。

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看板を挟んでシンメトリーに黒にペイントされた飾り棚を取り付けた。

「棚の上に何を飾ろ~?」

「船のオブジェを1台製作してそれを半分にして両サイドに・・・・・」

秋田さんの創造的な発想が言葉になってこちらに届く。

引っ掛かった言葉や思いを拾い上げて持ち帰る。

こちらとしては持ち帰った言葉を繋ぎ合わせて「これでしょ!」という仕事の仕方もあるが、少し遊びたい。

動きを要望された訳ではなかったが、古典的な振り子の仕掛けを思い出した。

波間に振り子でゆらゆら揺れる船・・・・・・・・・・オリジナル作品「波間に」のバージョン違い。

波は日本の古典的な波模様を参考にデッサンを繰り返し決定。

リアルな空間を壁に想定してスケールを検討。

詳細な確認もデザインの仕事。

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12㎜厚の狂いの少ない集成材を糸鋸で加工。

波の際を彫刻刀と切り出しを使って加工。

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ストレスの無いようにマメに彫刻刀を研ぐ。

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波パネルの仕上がり。

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左右対称に対で製作。

仕上げの塗装は水性塗料を海綿でパッテイング。

タイミングを見計らって拭きあげる。

波パネルの出来上がり。

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振り子の付いた漁船を取り付けて出来上がり。

振り子を揺らすと船もゆらゆらと揺れる。

漁港を出入りする漁船を見守る灯台・・・・・・・・・看板を中心に考えた物語。

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2014年8月 2日 (土)

感謝・・・・・・・・

 早いものでもう8月。

早朝からの蝉しぐれにも少し慣れた。

毎年この時期は百貨店で開催される催事の準備でバタバタしているのだが・・・・・・。

先日、大牟田のMさんから電話を頂いた。

Mさんとのお付き合いのはじまりはM百貨店で開催された木工作家の催事。

特別顧客用のパンフレットに掲載された私の作品〝飛行の記憶〟を見て、現物を確かめる事なくその作品をオーダーされた。

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ある意味勇気のある買物に私は驚きと嬉しさを隠せなかった。

系列の百貨店で同じ企画で開催された次の催事で初めてお会いした。

M百貨店での作品を気入って頂き、それからは毎年開催される催事で作品を購入されコレクションに加えて下さっている。

昨年は5月のGWと8月と続けて開催された催事にも足をお運び頂いた。

今年もその恒例の催事にお誘い頂いたたのだが事情があって今回は参加出来なかった。

Mさんは百貨店側からの同じタイトルの催事案内を受け取ってわざわざ会場まで足を運んで下さったとの事。

会場で私を探したが見つけられなかったと・・・・・・・・・。

それを心配しての電話。

有り難い事だ。

電話を頂いて、Mさんと同じ様に毎回来て下さっている方々の顔が浮かんだ。

私の作品を楽しみにしている方々が居られる事を知って、嬉しい気持ちと同時に反省の気持ちが湧きあがった。

事情があったとは言え、申し訳ない気持ちになった。

催事に対応するだけの製作時間を確保出来なかった事が参加出来なかった大きな理由の一つだが、それは私の都合。

今年に入って製作したオリジナルの新作は数点。

これでは皆さんとはお会い出来ない。

同じような状況は続くのだが、新作の事は何時も頭の中にある。

注文の製作をしながら新作と結びつけている。

注文の仕事から得る新作のヒントもある。

いろいろと拾い上げて形にしたい。

納得の作品を持って、Mさんをはじめ思い浮かべた方々との再会を楽しみにしたいと思っている。

感謝。

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