« サンプル・・・・・・・・・ | トップページ | POST・・・・・・・・・ »

2014年10月 8日 (水)

Whirligig・・・・・・・

 強い風が4、5日続いている。

この風を使って作品の動きを試す。

作品はWhirligigと呼ばれる風の力を借りて動く仕掛けモノ。

庭にモルタルを重石にした支柱を設置。

ステンレスのシャフトに作品を取り付けて観察。

Dsc05156_2  

前回の記事でも少し触れた観察用のBULL RIDERとネーミングしたこの作品はプロペラの回転が直接クランクに伝わるタイプ。

強風だとかなりの回転数になるので、高速で可動しても違和感の無いデザインとしてロディオをモチーフにした。

ロディオはオートマタでも製作した経験がある。

軽快に動かす為には重心がポイント。

一つだけ製作の工夫を明かすとすれば、猛牛の頭にオモリを入れてバランスをとっている。

理想の風力は4~6位だが、突風でも動きは楽しい。

Dsc05240_2    

庭の風は一定では無い。

舞っている。

Dsc05241_3

風を探して本体がクルクルと回る。

風を受けるとアルミのプロペラが勢いよく回る。

牛が後足を蹴り上げながら上下に跳ねる。

落ちまいとライダーがバランスをとる。

風を心待ちにするなど、小学生時代の凧揚げ以来。

単純だがなかなか楽しい。

前回も少し触れたが、素材は木とアルミ、ステンレスを主材にしている。

加工のヒントはルアーの作り方。

腐食や経年劣化による褪色や破損などを考慮して、木部は樹脂コーティングの上、UVカットの塗料で仕上げた。

それでも限度はあるだろう。

耐えられる風の強さのデーターも無い。

勿論強風の時は取り外しをお願いしている。

実際に現場に取り付けるのは歯車で減速した環境のストーリーに沿ったデザインの作品。

倍以上のスピードで可動するBULL RIDERは観察用として製作したが、「面白い」との評価で現場での差し替え用として設置されるかも知れない。


今回は見えない部分に多くの時間を使った。

その見えない部分が作品を支えている。

まだ先は続くが、貴重な経験をした仕事だった。

|

« サンプル・・・・・・・・・ | トップページ | POST・・・・・・・・・ »

ファクトリー」カテゴリの記事