« 2014年10月 | トップページ | 2015年1月 »

2014年12月

2014年12月29日 (月)

灯台・・・・・・・・

 2014年も残すところ数日。

糸島に移り住んでから2年半。

この土地にもしっかりと馴染んだ。

住んで居る町も家から見える加布里の駅も気入っている。

宮地岳の展望台から観る景色も好きだが、一番のお気入りは加布里漁港。

係留してある漁船を観るのも楽しみの一つ。

Dsc04787

防波堤の突端にある赤い灯台を見ると何故か気持ちが落ち着く。

タイルで仕上げられた灯台は光の加減で微妙な表情を見せる。

Dsc05486

夕暮れの静かな時間も好きだ。

オレンジ色の大きな陽が船越湾の向こうに沈んで行く様子は何度観ても飽きない。

引っ越して来た当初は3日と空けずに通っていた。

その時に見つけたのが踵屋敷。

踵屋敷のAさんとの出会いは私たちの暮らしに素敵な刺激と変化をもたらしてくれている。

Aさんの人柄に魅かれて集まる方々も個性的で魅力的な方が多い。

今年もAさんの紹介で再生堂に遊びに来られた方々が沢山居られた。

良い縁を頂いている。

様々な事情があって傷つき迷っている子供たちを支援する活動にもAさんは参加されている。

何時もそんな子供たちを気に留められている。

その話を聞いた時にAさんと加布里漁港の灯台が重なった。

傷つき迷う子供たちの道しるべ・・・・・・・・・・・・。

迷っているのは子供たちだけでは無いだろう。

私もAさんの言葉に奮起させられる事も多々あった。

Dsc05855

そんな思いを形にしたのがこの作品。

防波堤の先に建つ赤い灯台。

灯台を見上げる女の子。

唇を噛みしめ大きな目を見開いている。

問いかける女の子に赤い灯台が答える・・・・・・・・・・・・・。

そんなメッセージをストーリーにした。

女の子の大きさは3㎝にも満たない小さなもの。

触れば折れそう。

そんな危うさを持った子供たち。

子供たちが安心して暮らせるような社会を望んで止まない。

今年もいろいろな出会いがあった。

沢山の方々に支えられて今の生活がある事を娘の結婚式でも感じた。

出会った方々の叱咤激励をエネルギーに来年も創作に励みたい。

ブログに遊びに来て下さった方々にも感謝。

来年も宜しくお願い申し上げます。

良いお年をお迎え下さい。







|

2014年12月15日 (月)

ガイコツ君・・・・・・・・・

 今年も残すところあと2週間。

毎月の第4週末にオープンしている「月の再生堂」もはじめてから1年半。

最近は「月の再生堂」に関係なくお問い合わせも頂いている。

ご来訪頂いた皆様方が口コミで伝えて下さっている。

遠方からのお客様もお出でです。

感謝の一言です。

「オートマタはデリケートで・・・・・・・・」

「木製なので湿気に弱くて・・・・・・・」

スムーズに可動しない作品を前に言い訳がましい事を言う自分。

そんな自分に少し嫌悪感。

確かにオートマタは木を主素材にしているのでデリケートで湿気に弱い。

が、打つ手が無いわけでは無いはず。

今年の締めの仕事として、時間の経過で動きが悪くなった作品や気になっていた作品を整備する事にした。

展示されている作品は全てBESTな状態であるのが理想。

1度製作したモノに手を入れるのは結構勇気がいる。

調整を間違えると取り返しのつかない事になる事もある。

貴重な素材を無駄にする事に・・・・・・・・。

Dsc02726

     ガレージに展示してあったガイコツ君 ハンドルは直接ピン歯車に接続

はじめに取り掛かったのがこの〝ガイコツ君〟。

百道に居た頃に製作したモノ。

能古島や近くの海岸で拾い集めた木材を素材にしている。

私のテーマでもある素材の組み合わせ。

頭部は船の材料だったのか?70×70×50位の重さのある堅木。

剥げかかったペイントに魅かれて拾い上げたもの。

同じ海岸で見つけた壊れた魚のエサ箱を歯に見立てた。

潮に洗われたその風合いをそのまま取り込んだ。

機素の部分は合板や既成の材料を加工。

ハンドルを回すとカタカタと口を開け閉めする。

製作では頭の堅木の重さがネックになった。

内部を彫り込んで軽量化を計り、ピン歯車を組み合わせたが回転させるハンドルは重かった。

動かすのに力を必要とする。

動かしていても頭部の重さばかりを感じる。

テコの原理で支点を変えれば小さな力でも動かせるのだろうが、既存のフレームに収めたい。

これをスムーズに動かせる様にしたかった。

考えられる問題点を一つ一つ潰していく。

Dsc05734

まずは頭の内部を再度削って出来るだけ軽くした。

Dsc05698

                   歯車を取り付ける為の加工

最近製作したオリジナルの歯車を組み合わせる事でトルクを上げた。

ハンドルを回す力は以前の半分ですむ。

本体の重さは感じるが動きはスムーズ。

Dsc05701

     比を変えたピン歯車とオリジナルの歯車の2段構えでパワーアップ

Dsc05699

調整に満足してガレージからオートマタを展示している居間に展示場所を変えた。

|

2014年12月 8日 (月)

陳列・・・・・・・・

 同じモノでも置き方で随分雰囲気が違って見える。

その辺で拾ってきた小石でもそれに見合った敷物を敷いて置いたりすると、何故か価値のあるモノに見えたりする。

また反対に高価な物でも置き方によっては安っぽく見えたりもする。

ディスプレイの仕事をしていた私にとっては見せ方も作品の一部と思っている。

「どうしたら効果的に作品の情報を伝えられるか?」いろいろと知恵を絞っている。

今年になって製作したバードマンと言う作品は、適当な高さに張ったタコ糸の上を翼を着けた青年?が羽ばたきながら移動するという作品。

仕掛け自体は他の作家さんも手掛けられていてモチーフは出尽くした感があった。

アイディアは随分と前から持っていたが、「誰かが造っているだろう」そんな事で製作をためらっていた。

調べてみると意外や意外、私の知る限りではこの仕掛けでは翼を動かす様なモチーフはな無かった。

そんな事で「私が!」と製作したモノ。

この作品はオモリが動力になっている。

キャラクター自体を重くしてしまうとそれに見合ったオモリが必要。

そのバランスがポイント。

キャラクターは〝軽く〟と言う事で翼は缶ビールのアルミを素材にしている。

タコ糸の片方を何処か高い位置に止め、片方の糸を手に持って糸を上下して遊ぶ。

バードマンはパタパタと翼と足を上下しながら前後に移動する。

そのユーモラスな動きが面白い。

Dsc05697

この作品は張ったタコ糸の上では自立するが、、テーブルなどに陳列する時は寝せるしかない。

これは不安定で見栄えも良くない。

この陳列では作品の面白さを伝えられないと思った。

そこで陳列用の台を2種類製作してみた。

Dsc05509

一つは支柱にワイヤーを張って数点陳列出来るモノ。

遊ぶ時の雰囲気が分かりやすい。

Dsc05507

もう一つは単独で1点だけ飾れるモノ。

いろいろと角度をつけたり立体的に変化をつけて展示する事が出来る。

Dsc05706

製品は後ろの部分に付属のタコ糸を収めるられる様な工夫をした。

棚などに飾る時も便利。

Dsc05505

この陳列器具で立体的で変化のあるコーナーが一つ。


|

2014年12月 2日 (火)

POST・・・・・・・・・

 娘の結婚式から一週間が経った。

親として大した事はしてやれなかったが、準備中に「何か手伝える事はあるか?」と投げかけていたら、「POSTを作ってくれる?」と式の1ヶ月ほど前に連絡があった。

「何に使うのか?」と聞けば、引出物の注文ハガキを入れると言う。

当日、入口に置かれた引出物のサンプルを見て、列席者のテーブルに配られたハガキ大のカードに希望の引出物にチエックを入れて、住所、氏名を記入してPOSTに投函して貰うとの事だった。

引出物は12月25日クリスマスの日に届くと言う。

いろいろと工夫を凝らしている。

そのカード投函するPOSTが必要だと言う。

結婚式のテーマがプレクリスマス。

ブルーとゴールドがイメージカラー。

Dsc05464

そんな事で快諾して製作したのがこのPOST。

普通のPOSTとして使えるように、大きさはA4サイズの封筒に対応、防水防腐の処置も施した。

何時か自宅のPOSTとして使いたいと言うが、これからの長い人生、このPOSTがお互いの思いを受け取ったり届けたりする道具として機能してくれたら嬉しいと思う。

|

« 2014年10月 | トップページ | 2015年1月 »