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2014年12月15日 (月)

ガイコツ君・・・・・・・・・

 今年も残すところあと2週間。

毎月の第4週末にオープンしている「月の再生堂」もはじめてから1年半。

最近は「月の再生堂」に関係なくお問い合わせも頂いている。

ご来訪頂いた皆様方が口コミで伝えて下さっている。

遠方からのお客様もお出でです。

感謝の一言です。

「オートマタはデリケートで・・・・・・・・」

「木製なので湿気に弱くて・・・・・・・」

スムーズに可動しない作品を前に言い訳がましい事を言う自分。

そんな自分に少し嫌悪感。

確かにオートマタは木を主素材にしているのでデリケートで湿気に弱い。

が、打つ手が無いわけでは無いはず。

今年の締めの仕事として、時間の経過で動きが悪くなった作品や気になっていた作品を整備する事にした。

展示されている作品は全てBESTな状態であるのが理想。

1度製作したモノに手を入れるのは結構勇気がいる。

調整を間違えると取り返しのつかない事になる事もある。

貴重な素材を無駄にする事に・・・・・・・・。

Dsc02726

     ガレージに展示してあったガイコツ君 ハンドルは直接ピン歯車に接続

はじめに取り掛かったのがこの〝ガイコツ君〟。

百道に居た頃に製作したモノ。

能古島や近くの海岸で拾い集めた木材を素材にしている。

私のテーマでもある素材の組み合わせ。

頭部は船の材料だったのか?70×70×50位の重さのある堅木。

剥げかかったペイントに魅かれて拾い上げたもの。

同じ海岸で見つけた壊れた魚のエサ箱を歯に見立てた。

潮に洗われたその風合いをそのまま取り込んだ。

機素の部分は合板や既成の材料を加工。

ハンドルを回すとカタカタと口を開け閉めする。

製作では頭の堅木の重さがネックになった。

内部を彫り込んで軽量化を計り、ピン歯車を組み合わせたが回転させるハンドルは重かった。

動かすのに力を必要とする。

動かしていても頭部の重さばかりを感じる。

テコの原理で支点を変えれば小さな力でも動かせるのだろうが、既存のフレームに収めたい。

これをスムーズに動かせる様にしたかった。

考えられる問題点を一つ一つ潰していく。

Dsc05734

まずは頭の内部を再度削って出来るだけ軽くした。

Dsc05698

                   歯車を取り付ける為の加工

最近製作したオリジナルの歯車を組み合わせる事でトルクを上げた。

ハンドルを回す力は以前の半分ですむ。

本体の重さは感じるが動きはスムーズ。

Dsc05701

     比を変えたピン歯車とオリジナルの歯車の2段構えでパワーアップ

Dsc05699

調整に満足してガレージからオートマタを展示している居間に展示場所を変えた。

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