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2015年5月 5日 (火)

A ROPEDANCER・・・・・・・・・

 今回紹介する作品はまだ試作の段階だが、お客さんとの会話が切っ掛けになって製作したもの。

Dsc06641

                   綱渡りシリーズ3作目

展示してあった「ロープダンス 綱渡り」とタイトルを付けたゆる~い仕掛けの作品。

コイル状に巻いた針金をロープに見立て、コイルを回転させる事でオモリでバランスをとった人形が左右に移動する・・・・・・・それだけ。

ダンスはしていない。

それだけだが「なぜ移動するの?」不思議に思われる方も多い。

その不思議さがこの作品のポイントと言えばポイント。

アクティブな動きは無い。

「緩さ」を良しとした。

百貨店での催事では思わぬ反響があった。

少量だが完売した。

その緩さに共鳴してもらった。

そんな事でどんな感想を聞いても微笑み返すだけ。

今回は少し違った。

「手を上げたり回転したりしたら面白いですよネ」・・・・・・地味な動きに無邪気な感想。

「回転したら面白い・・・・・」何気ない言葉が引っ掛かった。

回転させたり手を動かしたりさせる仕掛けはさほど難しくないが、オモリと一体になった人形を回転させるのは難しいと考えていた。

思い込みである。

基本的な仕掛けは変えないで回転しながら左右に移動させる事は出来ないか?

会話を切っ掛けに考えた。

現物を前に熟考した。

コイル状の針金を観ていて「もしかしたら」と閃いた。

何でこんな簡単な事に気づかなかったのか?

コイルがカムとして機能しないか?

頭の中では完成したが、実際に動くかは疑問だった。

考え通りに動くかどうか?

取りあえず手元に有った材料で製作してみた。

Dsc06633_2

パーツはシンプル。

バランスをとるオモリの付いたシャフトと人形。

人形とオモリを別にしたところがミソ。

Dsc06640_2

人形の足に取り付けた木製の円盤がコイルが回る事で回転する。

コイルがカムとして機能する。

人形は回転しながら右に左に移動する。

人形の重さ、バランス、コイルのピッチ、円盤の大きさ・・・・・・・微妙な調整が必要だが閃いたアイディアは形になると確信。

作る事で分かった事もあった。

閃きに少し満足。

完成度を上げて作品としたい。

Dsc06631

      人形ははじめのデザインに戻った いろいろなデザインで楽しみたい

タイトルは「A ROPEDANCER」。

取りあえずは試作の動画を・・・・・・・・・。

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