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2015年8月15日 (土)

「終戦の日」・・・・・・・・・・

 加布里に移って来てからこの8月末でまる3年。

中央からの評価は別にして、「もっと早くからこの地に移ってくれば良かった」と連れ合いの言葉に強くうなずくほどに夫婦共々この地が気入っている。

緑も多く、海も近いと言う自然環境に加え様々な人気スポットが点在する。

アートやクラフトの工房をはじめカフェやレストランなどの美食のシーンも充実している。

日常の場で出会う人も個性的で魅力な方々が多い。

お世話になっている踵屋敷で出会った大櫛勝彦さんもそんな魅力的な一人。

面倒見が良い、人の喜ぶ事が好き。(私見)

披露されるマジックはユニークな導入が笑いを誘う。

人の少し先を行って気を使っている。

その大櫛さんから「こんどNHKの〝おはよう日本〟で私の母が紹介されるんですヨ」と聞いたのは昨年夏の事。

大櫛さんは長い事米国で仕事をされその後東京を経由して10年ほど前からお母様のツチエさんと一緒にこの糸島に暮らしていると聞いていた。

「スミマセン、家はテレビを受信していないんですヨ」と言うと後日放送された番組を録画したDVDを貸して下さった。

昨年9月に放送された〝亡き夫につづる恋文〟は大櫛ツチエさんが戦争で亡くされたご主人に書きつづった恋文の話。

2014年の3月の昼下がり。

青い空にぽっかりと浮かんだ雲を窓越しに追いかけていた時、突然戦死されたご主人、仁九郎さん(享年27)への思いが溢れだしたと言う。

流れる雲よ

心あらば

私の思いを伝えておくれ。

遥か遠いニューギニアのジャングルの中に

今も尚眠る貴方に届けたい。

貴方!!貴方!!

共に過ごした年月は

僅か一年二ヶ月でも・・・・・・・有難う。

あの日の幸福、思いで、

この七十年の年月

貴方に有難う!!有難う!!

心の中で愛してる!!愛してる!!

ツチエさんはこの日から「貴方!貴方!」の呼びかけで始まる仁九郎さんへの手紙を書き始めたと言う。

語りかけるようにその日の出来事とともに仁九郎さんへの思いを毎日書き綴っている。

NHKの放送は大きな反響を呼び、その後もいろいろなメディアで取り上げられた。

そして今年の6月に悟空出版から「70年目の恋文」が出版されました。

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            本書と広報いとしま8月1日号と新聞の切り抜き

戦後70年を迎え、戦前戦中を語る方々が少なくなっていると言う。

また、戦争の悲惨さを知らない若者も増えているのも現実。

〝終戦〟の言葉すら風化する。

〝70年目の恋文〟の後書きに大櫛ツチエさんが記しています。

「次の世代を担う、戦争の悲惨さを全く知らない若い人たちには、ぜひとも平和の尊さを噛みしめて頂きまして、二度とあのような悲惨な戦争を繰り返さないようにと、祈りながら筆を置きます。」

「忘れない事」・・・・・・・戦後70年の節目に〝70年目の恋文〟のページを捲りつつ、平和について思いを巡らしてみょうと思う。

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