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2018年11月10日 (土)

マサシ・カワカミ 木彫品展・・・・・・・

 私がはじめて個展を開いたのは、天神はサンザン通りに面したパルスビルの1階に在った「フェイスギャラリー」。

今から26年前の1992年の10月の事。

パルスビルのリニアルオープンの記念企画としてこのビルのオーナーでもあるカワカミさんのお誘いで実現した。

私にとって作品に値段をつけた記念的な作品展。

テレビの取材などもあって楽しく充実した10日間だった事を記憶している。

この個展を切っ掛けに私は本格的に創作の道へと足を踏み入れる。

オーナーのカワカミさんは私と同じ歳。

自分でモノを作ると言うタイプではなかったが、作家さんとの交流も多く、企画を通じていろいろな作家さんを応援していた。

また、ネイティブアートの造詣も深くアボリジなどのアートを紹介する「マザーランド」と言うアートショップまでオープンさせた。

1990年代の福岡のアートシーンを語るのに欠かせない人だと私は思っている。

出会った当初から「55歳になったら仕事をやめて海外に移住して好きな事をして暮らす」と事ある度に話していた。

55歳と言えば働き盛り。

このユニークな宣言に「この人は何言ってるの?」と戸惑った人も多かったのではと思っている。

そんな周りの勝手な戸惑いをよそに、カワカミさんは宣言通りに55歳になって仕事をやめてカナダはバンクバーに住みついてしまった。

「今日は友人達とテニスを楽しみました」「今日はヨットで〇〇まで・・・・・」「今日は皆で庭でバベキュー」便りにはこちらの現実的な暮らしと比べると羨ましい限りの日々が綴られていた。

そんなカワカミさんから「最近木彫をはじめました」と添付された木製のカトラリーの写真。

移住してから数年後の事。

「サンデーマーケットに木彫品をもって初めて出店してきました。」

マーケットの評判は上々だった様で、創作に拍車が掛かったように思われた。

作品はカトラリーなどの小物から家具にまで・・・・・・・・・・。

途中体調を崩されて心配していたが、創作は続けていた様で先日嬉しい便りが届いた。

日田は豆田に在る友人のカフェで個展を開催との事。

Photo

どんな作品が並ぶのか今から楽しみだ。

私の初個展同様に充実した毎日であればと願っている。

時期は紅葉の季節。

秋色に染まった日田まで脚を延ばされては如何でしょうか。

 

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