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2009年12月 1日 (火)

師走・・・・・・・

 師走です。

先生が走ります。

先生でなくても走ります。

暮れに向かって加速しています。

先週は日常のデザインの仕事や製作の合間に展示会を3展観ました。

陶、ガラス、木工、漆・・・・・・妥協の無い自信の作品が並ぶ著名な作家たちによる工藝展。

リアルな値札とその横に貼られた小さな赤い丸にも驚き。

十二分に楽しんだ事が見えた織物の展示会。

子供やお孫さんへのプレゼント・・・・・アイディアに富んだ力作に加え、目的のはっきり見えた創作には好感が持てました。

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流木や端材を素材にした不思議な魅力に溢れたオブジェが並ぶ展示会。

その面白さや感覚に影響されそうになります。

どの展示会も1時間以上は会場に足を止め、楽しませて頂きました。

今週は週の初めから打ち合わせです。

どう時間をやりくりするか?

一つずつ進めて行くしかありません。

今週も走ります。

楽しみながら・・・・・・・・。

※工藝と織物の展示会は終了しましましたが、流木のオブジェが並ぶ「永 武 オブジェ展」は12月の6日(日)まで鳥飼のORI HOUSEで開催されています。

詳しくは佐藤設計室のHPまで。

会場の様子も観れます。

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2009年11月25日 (水)

愛宕の山で・・・・・・

 家族3人揃って散歩へ。

家族が昼時に揃っている・・・・・・・久しぶりの事。

コースは愛宕神社からマリノアまでの起伏のある西に向かう道。

家から1分と掛からないで大きな通りに出る。

インターナショナル・スクールの脇を抜けるともう愛宕神社が左の小高い山の上に見える。

雲ひとつ無い。

能古の島や志賀島の見える海側の景色を後や右や左に見ながら、曲がりくねった坂道を上って行く。

帰りの事を考えて着込んだコートが邪魔になる。

神社は晴れ着を着た七五三のお祝いの子供たちと家族で賑わっていた。

写真を撮る若い母親の脇を抜けて参拝をすませる。

展望側に回る。

下に来た道が確認出来る。

左にマリノアの2機の観覧車。

能古の島、志賀島・・・・・・マンションや住宅地を手前によく見える。

目を凝らすとマリンワールドの施設も確認できる。

福岡タワー、福岡ドーム・・・・・《福岡》のつく自慢の施設が並ぶ。

右側に回ると市街が一望出来る。

マリノアの大きな観覧車は近い内に解体され海外に移設されるとの事。

この景色も時代の風を受けて変わっていく。

大きく深呼吸して背伸びをしてみる。

清清しい気分。

お約束の「愛宕倶楽部」に向かう。

「愛宕倶楽部」は神社入口の駐車場にある3件の茶店のうちの一軒。

ギャラリーを備え、他の2軒とは少し赴きが違う。

私は籐の大きな椅子に腰を沈めて表の景色を眺めるのが好きだ。

店の入口には薪が積み重ねられていた。

冬支度である。

店内には大きな薪ストーブが備えられていた。

火はまだ入っていない。

見晴らしの良い窓際の席に・・・・・・・。

我々は暖かい抹茶を、娘は冷たい抹茶を頼んだ。

胡桃餅に小豆の餅、連れ合いはチーズのケーキ。

取り分けてそれぞれの味を楽しむ。

話は難しくない歴史や将来の夢・・・・・・。

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窓枠をフレームにした表の景色を楽しむ。

時期には白鷺の子育てが見える。

いまでもそれぞれのテーブルには双眼鏡が備えられている。

福岡タワーの展望台の人影が見える。

のんびりした時間・・・・・・・・。

時間を見れば家を出て2時間ほど経っていた。

来た道を戻る。

民家を移築したレストランの手前まで降りて来た時だった。

右側の笹薮が音を立てた。

3人が揃って音の方を見る。

大きなイノシシが一頭。

3mほど先の石垣の上からこちらを睨んで立っている。

目が合う。

体を覆う剛毛もしっかりと確認出来る。

居るのは知っていた。

去年は表の道を走り回って新聞やテレビのニュースにもなっていた。

凶暴だと聞いている。

愛宕には数えきれないほど上っているが、イノシシと遭遇したのははじめての事。

襲われてはと、振り返りつつも足早にその場から離れる。

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振り返り際に撮った写真・・・・・・何処にイノシシ。

「テンション上がった~!!」

娘。

私も家内も少し興奮。

「ビックリした~!!」

石垣の上だったから良かった。

右側の低い笹薮からだっら・・・・・・。

下から上がってきた車の音に驚いて、イノシシは姿を消す。

突然の出来事に家族揃って興奮ぎみ。

驚きを共有している。

今起こった出来事を振り返りながら盛り上がる。

ハプニングは楽しい出来事に変わっていた。

イノシシの大きさは多分大型犬ほどだったと思うが、頭の中で随分大きくなってた。

大きな通りにでる。

気持ちの切り替えは早い。

マリアノアのショッピングモールに向かう娘の頭は買物モードに変わっていた。

※「Nabe ともだち逸品展」は無事終了しました。

期間中お出で下さった皆様方、楽しい機会を作って頂いたギャラリーの渡辺夫妻に心より御礼申し上げます。

駅まで作品を搬送して下さった「陶芸工房 パオ」のご家族にもお礼申し上げます。

ありがとうございました。

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2009年11月20日 (金)

地球からの伝言・・・・・・

 何を伝えたいのですか?

美しい事で十分なのかもしれないが、やはり踏み込んで琴線に触れるにはテーマやストーリーが重要だったりする。

「地球からの伝言」・・・・・佐藤設計室 Ori-houseで開催された喜納弘子さんの人形展のタイトル。

印象的な青の布をアクセントにした球体や円形の造形は地球をモチーフにしたものだと容易に理解できる。

青の布の部分は水・・・・・・・。

その造形をルーペを持って観る。

布、針金、ビーズ、植物・・・・・集められた様々な素材で構成されている。

喜納さんに拾われた素材たち。

そのディテールは複雑で深い。

「地球で拾い集めた素材で地球を創る」・・・・・・そんな意図を勝手に汲み取る。

人形もそのテーマと連動する。

地球を纏った天使が空を舞う。

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HO・U・ZU・KI、MI・NO・RI・・・・・・・自然の素材が人形の造形の中に違和感なく取り込まれ、そのストーリーへと誘う。

細部まで創りこまれた人形の造形と背景になる流木の対比も面白い。

「面白い」が効果に繋がる。

「可愛い」、「愛おしい」、「優しい」・・・・・・感想にいろいろな形容詞が並ぶが、美しい造形から環境へのメッセージが聞こえてくる展示会だった。

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海・空・大地・宇宙を感じる素敵なジャズ・・・・・・最終日に行われたVisionsのジャズライブも喜納さんの造形と共鳴していた。

塚本美樹さんのピアノソロからはじまった。

ご主人の間村 清さんのベースが加わりサウンドは厚みを増していく。

100年の年季を持つ遠い国から来たウッドベースの鳴りは良い。

このベースも異国の風に吹かれている。

今年から参加したボーカルのHINAKOちゃんは小学2年生。

塚本さん、間村さんご夫妻のお嬢さん。

家族でジャズってる。

オリジナル曲「ゆらゆら」で会場を魅了する。

途中ティータイムを挟んで1時間30分。

作品のある空間での贅沢で満ち足りた一時。

誘われ打ち上げにも参加。

並ぶ料理に断る理由がない。

ビールで乾杯。

宴も半ば、ギャラリーのオーナーである佐藤さんの友人がピアノで知った曲を弾く。

プロ級の腕前。

仕事を聞けば弁護士さん。

場が盛り上がる。

ライブの2部がはじまった様相。

佐藤さんのお嬢さんがフルートで参加する・・・・・・セッションがはじまる。

澄み切った音に聞き入ってしまう。

才能に魅せられる。

贈り物をもらった。

またまた充実した週末。

※コメントは一度管理ボックスにお預かりさせて頂いてから公開させて頂くようになりました。

画面に反映されるのが少し遅れますが、今までと同じように気楽にコメント頂けると嬉しいです。

宜しくお願い致します。

羽川再生堂

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2009年11月18日 (水)

《Nabe ともだち逸品展》 2・・・・・・

 展示会初日。

親しくさせていただいているご夫妻が見えられるとの事、会えればとの思いで会場に足を運ぶ。

11時過ぎに到着。

オープンして30分も経っていない。

生憎の天気だが会場は人で溢れている。

当初30名の予定が最終的には30+7名・・・・さほど広くないスペースに37名の作家の作品が並ぶ。

その内容もバライティーに富んでいる。

布、版画、陶器、木工、織物、ローソク、ねんど・・・・・食品も並ぶ。

知った作家も・・・・・・・・

ステンドグラスの後藤ゆみこさん、アクセサリーで参加のファイバーアーティストの田村真理子さん、ガラスのmarutomoさん、アトリエ9の富永久美子さん、陶芸の柳忠義さん、田辺ヨシミさん、布の小物で参加の本田直美さん・・・・・・・・・力量を持った作家さんが大勢並ぶ。

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が、気取りのない展示会。

さながらバザーの趣。

はじめての経験だがこれはこれで良いと思った。

皆さん和気あいあい・・・・・・楽しそうに作品を手に取ってお気に入りを探しいる。

「月の温」の蒸しパンが届く。

「ワー!」と歓声。

並べる前に無くなっていく。

6種の蒸しパンは瞬く間に完売。

「なんだろ?」・・・・・この雰囲気は。

私の作品もよい反応。

珍しがられている。

早々に赤の小さな丸いシールが貼られる。

追加のオーダーも頂いた。

連れ合いのEマークも人気。

太伸さん、Yumicoさんご夫妻とも人の中にまみれて楽しい会話。

田村さんも加わってランチをご一緒させて頂く。

年相応の話題で盛り上がる。

皆さん自然体で生きている・・・・・・・こんな時間、こんな出会いが楽しい。

帰りは太伸さんの車で博多駅まで・・・・・・・・ありがとうございました。

Yumicoさん、ブログでのご紹介ありがとうございます。

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遊んでもらえればと参考で展示した(洗濯)ハサミ鳥

洗濯ばさみを機素に鳥が羽ばたく。

ギャラリーのオーナーなべさんと話して値段をつける事に・・・・・たちまち追加のオーダー。

何か複雑な思いだが、こんな反応がこれからに繋がったりする。

面白い!

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2009年11月15日 (日)

思いでの街・・・・・・

 「そこを吹き抜ける風がそこに居る人の顔を創るんです・・・・・」前にも書いた知人の言葉。

そこには間違いなく昭和の風が吹いていた。

《「思いでの街:福岡」 井上孝治写真展》の福岡市美術館の会場。

昭和30年代から40年代の福岡の街。

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戦争のダメージも少し和らいで、力強く明日に向かって歩きはじめていた。

決して豊かではなかった。

子供たちの着ている服は何度も繕い直した痕が見てとれる。

子供を抱く父親のジーパンも綻んでいる。

が、顔は希望に微笑んでいる。

写真の中に自分や両親を重ねる。

小さくなったセーターの糸を解き、編みなおしていた母。

作られたセーターは集められた毛糸の数によって微妙なコントラスト。

今思うと、ミッソーニのニットの風合いだが、決して喜んで着てはいなかった。

お尻に当てられたキャッチャーミット形の布。

破れたジーンズも今で言えばダメージジーンズの様ではあるが、ステータスとして存在してはいなかった。

「仕方ない」現実。

だが、なぜか楽しかった。

真っ黒になって日が暮れるまで遊んでいた。

モノクロの写真を観ながらそんな事を思い出していた。

犬の風貌も昭和のそれであった。

痩せているが気骨のある面構えをしていた。

「どぶ板踏んでニューファッション」・・・・・40年代になるとそんな言葉を思い出させる。

ファッションが暮らしの楽しみとして露出してくる。

道行く男女の服装が洒落ている。

子供をどこかこざっぱりしている。

希望がリアリィテイを持ち始めたと感じる。

決して豊かではないが、暮らしを楽しむ福岡の人たちの顔がある。

昭和の風は厳しくもあったが希望に満ち溢れていたのだと・・・・・・・・。


会場でご子息の井上一氏とお会いする。

一氏とは15年ほど前にある雑誌の取材でお会いした。

写真家として評判も高かった。

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地元の出版社が発行するA4判のFS(FUKUOKA STYLE)と言う本の人物紹介。

縁あって私が取り上げられる事に・・・・・・・・。

作品を含む掲載された8ページにわたる写真の全てを一氏が撮影。

本格的な取材の形に興奮した事を覚えている。

「今はこんな写真撮れないです」

「街角で人にカメラ向けたら大変です」

「あの時代だから撮れた写真です」

「印画紙も昔と同じものが無いんです」

「冷蔵庫に入れて保管しているんですが、劣化して・・・・」

「3年と持たないです」

「やはり親父の写真は当時の焼き方でないと・・・・」

「デジタルもいいですが、少し物足りない感じもします」

父孝治氏の仕事を認め、継承する一氏の言葉にうなずいた。

何か暖かい気持ちになって美術館を出る。

週末の公園はジョギングや散歩を楽しむ人で賑わっている。

子供たちも池の中に網を入れて遊んでいる。

その光景は昔と変わらないが、鼻をたらしたランニングシャツの子供は居ない。

今ここに吹いている風は・・・・・・そんな事を漠然と思った。

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2009年11月 6日 (金)

11月の展示会・・・・・・

 今年もの残すとこ2ヶ月足らず。

今月の展示会を・・・・・・・・。

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随分前になるが、博多駅デイトスのクリスマス企画に参加した。

何名かの作家が与えられた場所にクリスマスをテーマにした作品を制作展示するというものだった。

縁あって私も参加させて頂いた。

その作家のメンバーに喜納さんもおられた。

レストランエリアに設置されていたピアノを取り込んだスペースが喜納さんが与えられた場所だったと記憶している。

細い指先の表情にそのキャラクターの意思を感じた事を覚えている。

久しぶりに観る喜納さんの人形たちはどんなメッセージを持ってそこに居るのか・・・・。

地球からの伝言 ―喜納弘子人形展―

日  時:11月3日(火)~7日(土) 11:00~17:00

場  所:Ori-house (佐藤設計室)

     福岡市城南区鳥飼4-9-24 

     ℡092-851-7447

7日(土)最終日には有料だがジャズのライブも開かれる。

詳しくは佐藤設計室のHPで。

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多分、福岡に住む人なら井上孝治さんの写真は一度は目にした事があるだろう。

難しい写真ではない。

懐かしい昭和の時代が見事に写し撮られている。

それは福岡の昭和史でもある。

「想い出の町:福岡」  井上孝治写真展

場  所:福岡市美術館 特別展示室B 入場無料

期  間:2009年11月3日(火)~11月8日(日)
 

開館時間AM9:30~PM5:30 入館は30分前まで


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筆師 金太夫氏、恒例の展示会です。

素直なメッセージが心に沁みます。

筆師 金太夫展

 間:2009年11月10日(火)~11月15日(日)            
     AM11:00~PM7:00

場  所:ギャラリー おいし 

      福岡市中央区新天町南通り 

      ℡092-721-6013



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カフェ NABEが企画する展示会です。

店主の人脈です。

布、版画、陶芸、ステンドグラス、木工、アクセサリー、彫刻、織物、ローソク、食品・・・・・・・NABEさんに共鳴する知人友人30人が逸品持ち寄ります。

知った名前が一杯です。

私と連れ合いも参加します。

DMにオートマタと書かれていたのでオートマタの新作を展示する予定です。

楽しい展示会になりそうな気配です。

Nabe ともだち逸品展

期  間:2009年11月17日(火)~11月22日(日)
      AM10:00~PM4:00
場  所:cafe and gallery Nabe
           福岡県春日市下白水南5-19
     ℡092-574-5833


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福岡のギャラリー「mazze moze」の店主 516(コウイチロウ)が創る無骨な作品と古道具・ジャンクなどの展示販売・・・・・・DMのコピーから。

タイトルの「アサンブラージュ」は簡単に言えば立体コラージュ。

無骨と言っているが、古木や廃材など店主の感性で集められた素材は箱と言うフレーム中である種の輝きをはなっている。

「アサンブラージュ」

期  間:2009年 11月19日(木)~12月6日(日)

      11:00~18:00 

場  所:カフェギャラリー potuti

           鹿児島県南さつま市加世田武田18278-1

     TEL・FAX 0993-52-7855

お近くの方は是非・・・・・。

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2009年11月 2日 (月)

10・24 ビリー・バンバン・・・・・・・

 10月24日(土)。

先月の話になってしまった。

「RKBラジオまつり」のメインステージのとりはビリー・バンバン。

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私の棚に有りました。デビューの年に出されたEP盤45回転のレコード。直径17cmの盤に裏表1曲づつ。CD世代には信じられない音の再生。

懐かし過ぎます。

1969年、あの「白いブランコ」を持って鮮烈なデビューを果たした兄弟デュオ。

若い愛を歌った詩は彼らの人生を変えるヒット曲になった。

40年が経った。

今も現役で活躍している。

名前は知らなくとも、<いいちこ>のコマーシャルで流れている曲は誰もが知る。

曲名は「また君に恋している」。

坂本冬美がカバー。

お茶目な兄、孝。

のっけからステージではしゃいでいる。

ステージを進行するMCが困惑ぎみ。

クールな弟、進。

ギターを抱えた立ち姿は昔と変わらない。

途中、不仲説も流れたが、60を越して孫も出来、二人ともいい感じに仕上がっていた。

弟、進は4人も孫が居るという。

60歳を越した現役兄弟デュオ・・・・・・・ギネスものである。

否応なく時の経過を知るが、その経過は悪くないと感じた。

時の積み重ねが彼らの歌に強い説得力を持たせている。

ラジオ「深夜便のうた」で年間のうたに選ばれた「ラヂオのうた」も、今年のはじめにリリースされたアルバムも根強いファンに支持されている。

ラストに歌った「時のしずく」では兄、孝は眼に涙をためていた。

生きていて感じられる人生。

「愛をテーマに歌い続けます」と結ぶ。

時を重ねしみじみと味わう深い愛のある人生・・・・・・・彼らの歌を聴きながらそんなイメージに包まれた。

ソフトでアコースティツクなステージは円熟していた。

立川正志の落語ではじまった一日。

ホークスタウンの感謝祭での嬉しいサプライズ。

そして懐かしいビリー・バンバンのミニ・コンサート・・・・・・・・書けなかった楽しみもあった。

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満たされた一日だった。

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2009年10月29日 (木)

10・24 祭り・・・・・・・

 満たされた一日だった。

立川正志の落語で得した気分になっている。

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タワーの南側に特設されたメインステージ。

朝の10時からゲストを迎え祭りは熱をおびている。

男の浪漫、さくらまや、Bottom、石田奈津代、大江裕、山内恵介・・・・・・・横のボードにゲストの名前が並ぶ。

設えた椅子は早々に満席。

椅子の後に幾重にも人垣が出来ている。

ここに一日陣を構えると覚悟した人たちに加え、迎えられたゲストのファンが加わる。

観客もバライティーに富んでいる。

私たちも昼食を済ませ、ミハーな気分で覗いたが、さすがに立ち見ではワンステージが限度。

2時過ぎ、お目当てのゲストの出演まで時間がある。

連れ合いと別れてホークスタウンまで。

ホークスタウンまではバスで3停。

歩いても15分もあれば行ける距離。

先日、靴を見つけた。

棚に飾ってあるのが気になって手にとって見た。

イイ感じだった。

試し履きするまでには至らなかった。

試しに履いたら買うのは目に見えていた。

そんな衝動買いはまずいと思った。

そこはぐっと我慢の子であった。

が、その靴が頭の角にこびりついてた。

迷っていた。

靴は足りていないわけではない。

靴箱にはまだ足を入れていない靴がある。

一度履いてみるか・・・・・時間つぶしのつもりで向かった。

スエードのトレッキングシューズのようなデザイン。

色は茶色。

黒とグリーン・・・・2色の靴紐がついている。

好みで気分を変える。

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近づいて来た店員と話す。

「これ自分も一足持ってますけど~重宝してますヨ!」

いいところを突いてくる。

サイフからカードが半分ほど出掛かった。

まだ半分だった。

意を決して(大げさな)試してみる事にした。

出された箱のデザインもよかった。

サイズは26センチ。

軽い。

買わない理由は探せなかった。

「このモデルでこの色は多分2度と出ないと思いますよ!」

決め手は店員の貴重な情報だった。

過去にも2~3足買っておけばよかったと思ったモデルがあった。

カードはスルリと財布から出た。

少し大きめのシンプルな紙袋を手にして店を出た。

タウンは「秋の感謝祭」の真っ最中であった。

ここも祭りの気分。

「感謝祭」など気にした事もなかった。

最近はバーゲンも興味は無い。

聞けば抽選で商品券が当たると言う。

期間中の買い物¥3000ごとに一回、抽選会に参加出来る。

1等3万円、2等1万円、以下5千円、3千円、1千円の商品券。

ハズレは飴玉である。

抽選会場は出た店の直ぐ横にあった。

子供連れの家族が2組ほど並んでた。

若い係りの女性に取り出したクジを開いてもらってる。

「ハズレ」です。

残念そうに言う。

置かれた鐘が鳴る事も無く、子供が篭に盛られた飴玉に手を伸ばした。

この類の抽選に当たった記憶が無い。

いつもテッシュとかその程度。

今日日、街をただ歩いていてもテッシュは無料で手に入る。

参加したのが虚しくなるだけ・・・・・思いつつもさほど大きくは無い箱に手を入れた。

箱の中の三角のクジは少なかった。

沢山のクジの中に手を入れると言う感覚ではなかった。

選ぶ事も無く、底をさらう様に4枚のクジを掴み出した。

係りの女の子がクジをめくる。

少し目が丸くなった気がした。

鐘を鳴らしながら大きな声で「2等当たりました!」。

「あ!5等も当たってます」。

顔がだらしなくなるのが分かった。

期待していなかった分、顔のくずれはひどい。

勝率5割。

4枚掴み出したクジのうち2枚が当たった。

「ここに書いてある店では・・・・・・・」

注意を促す係りの若い女性の声が遠くで聞こえてる。

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14,000円の買物で11,000円が当たったのである。

悩んで買った靴が3,000円・・・・・・て事。

計算は早かった。

さっき聞いてきた立川正志の「壷算」を思い出した。

買物上手の兄貴分と壷を買い行く話しである。

奇妙な計算を持ち出し、瀬戸物屋の主人を煙にまき、ただで壷を手に入れる・・・・・・。

この話では、頼られた兄貴分は知恵をしぼり、安く買う為に努力をしている。

こちらは努力無し。

選んだだけ。

今日の日を、4枚のクジを選んだだけ。

「壷算」を聞いたご利益だったかも・・・・・・・・。

「ついていた」の一言。

テンションはマックス。

最高の時間つぶしであった。

軽い足取りでまつりの会場に戻った。






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2009年10月26日 (月)

10・24 落語会・・・・・・・

 「満たされた」一日だった。

この満たされたには「大変」の形容詞がつく。

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週末に開催された「RKBラジオまつり2009」。

今年のテーマはふるさと再発見。

ポストに入れられたチラシに誘われ連れ合いと出掛ける。

会場は目と鼻の先。

歩いて10分とかからない。

福岡出身の立川正志の落語会から。

唯一入場料が必要なイベント。

会場は福岡タワー2階。

11時会場、11時半開演。

立川一門の落語家を知らないわけではない。

立川志の輔は有名。

「赤めだか」の立川談春。

石松寄席で聞いた立川談奈に立川吉幸。

が、正志ははじめてだった。

「真打になれなかった事」が新聞記事になった。

話のうまさは定評があったが、なぜか真打になれなかった。

屈折20年。

昨年4月に目出度く真打昇進。

笑志から正志に名を変えて横浜をベースに活躍している。

今年、その横浜から文化賞文化芸術奨励賞を受賞。

若手の育成にも力を入れている。

功績を認められての受賞。

今、注目の落語家なのだ。

早くから並んだお客さんが沢山居たので早めに開場。

会は定刻にはじまった。

場、客、演者・・・・・落語はライブものである。

そのどれが欠けても落語とは言わない。

目の前に居る客を何とかしたい・・・・その「気」が落語そのものである。

あるコラムニストの言葉である。

正志の「気」ははじめから目の前の客を掴んでいた。

ラジオまつりのいじりからはじまって、地元福岡をネタにした枕。

枕で30分。

客は容易にイマジネーションを膨らませその仕掛けにはまっていった。

笑うことになんの遮りもない。

自然体で腹を抱えて笑っている。

羽織は脱いだが枕は続く・・・・・・・・。

演目が何か期待が膨らむ。

「お前さんは人間が甘くて買い物がへただから、兄貴分の源さんと・・・・・・」

「壷算」である。

話の内容は分かっている。

勿論オチも・・・・・・・。

が、グイグイと引き込まれる。

先日テレビで「東京落語会」を観た。

名だたる真打の話を聞いたが、そこには無かったものここにあった。

「落語」はライブものである。

「落語」を満喫した1時間だった。

会場を後にする満たされた顔、顔、顔・・・・・・・・。

満足すぎる木戸銭500円の立川正志の落語だった。

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お礼の意味でライブのチラシ。

12月8・9・10日 天神のライブハウス「ROOMS」で・・・・・。

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2009年10月24日 (土)

摩訶不思議・・・・・・・

 久しぶりにオートマタの製作をしている。

手こずっている。

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誰もが知る人形作家の話を思い出した。

「いつでも自分の作りたいものが作れるように、常に手を動かしているんですヨ」

「作るものが無いからといって手を休めていると、いざ作りたいものが出てきた時に作れなかったりするんですよネ」

少し違うが先日まで針金を相手にしていた手で木を削っている。

まだ針金の感触が手に残っている。

確かに時間を置いてしまうと、感触や感覚を取り戻すのに時間がかかる。

何度もやり直す。

手順を間違える。

「記憶力が衰えた代わりに忘却力がついてきた。」

赤瀬川原平である。

少し不安になったりもする。

同じ事を繰り返すのは苦手だが、ここでも「継続は力なり」を痛感する。

オートマタと言えば西田明夫氏。

有馬玩具博物館の館長でもあった西田氏。

この2月に急逝した事はこのブログでも書かせて頂いた。

先日、新しい作品集を目にした。

早速ネットで取り寄せた。

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『摩訶不思議図鑑 ~動くおもちゃ・オートマタ 西田明夫の世界~』。

生前に計画されていた作品集だが、残念な事に西田氏はこの本を最後まで監修出来ずに鬼門に入ってしまった。

西田氏が当初決めていたタイトルは「摩訶不思議動物園」だったと記憶している。

生前に書いたブログで不思議な動物をモチーフにしたスケッチを何点か紹介していた。

数年前に福岡で開催された展示会で氏のスケッチブックを見せて頂く機会に恵まれた。

西田氏のスケッチは仕上がりが容易に想像出来るほどに描き込まれていた。

出来上がった作品を写し取ったのではと思うほどに、デザインは仕上がってのだと推察する。

先日開催された展示会を期に、有馬玩具博物館のスタッフの方々がその意思を引き継いで出版されたと聞く。

2002年に発行された「動くおもちゃ」を下地にしているものの、西田氏のブログで紹介され気になって新作も多く紹介されている。

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2002年に発行された「動くおもちゃ」。作品はもとより製作過程などが惜しみなく紹介され「オートマタ入門書」としても評価。

ブログの写真には詳細は写されていない。

ルーペを持ってディテールを観察する。

萎みかけた脳をフル回転させてその仕掛けを想像する。

そのプロセスも楽しい。

いつも正解は残されたまま。

この作品集で答えを見つけたものもある。

前述した貴重なスケッチや図面、製作ノウハウなども紹介されている。

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はらぺこバンパイヤ(表紙の作品)と並ぶ大作「ドラゴンライダー」スケッチと仕上がった作品を見比べるのも面白い。

オートマ作家を目指すなら?避けて通れない西田氏の作品と仕事。

「継続」してきた厚みのある結果がここにある。

「作品を見に有馬に出掛けていこうか」・・・・・・・そんな思いにさせてくれる一冊でもある。

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