カテゴリー「ニュース」の記事

2009年11月 6日 (金)

11月の展示会・・・・・・

 今年もの残すとこ2ヶ月足らず。

今月の展示会を・・・・・・・・。

Photo

随分前になるが、博多駅デイトスのクリスマス企画に参加した。

何名かの作家が与えられた場所にクリスマスをテーマにした作品を制作展示するというものだった。

縁あって私も参加させて頂いた。

その作家のメンバーに喜納さんもおられた。

レストランエリアに設置されていたピアノを取り込んだスペースが喜納さんが与えられた場所だったと記憶している。

細い指先の表情にそのキャラクターの意思を感じた事を覚えている。

久しぶりに観る喜納さんの人形たちはどんなメッセージを持ってそこに居るのか・・・・。

地球からの伝言 ―喜納弘子人形展―

日  時:11月3日(火)~7日(土) 11:00~17:00

場  所:Ori-house (佐藤設計室)

     福岡市城南区鳥飼4-9-24 

     ℡092-851-7447

7日(土)最終日には有料だがジャズのライブも開かれる。

詳しくは佐藤設計室のHPで。

Photo_2

多分、福岡に住む人なら井上孝治さんの写真は一度は目にした事があるだろう。

難しい写真ではない。

懐かしい昭和の時代が見事に写し撮られている。

それは福岡の昭和史でもある。

「想い出の町:福岡」  井上孝治写真展

場  所:福岡市美術館 特別展示室B 入場無料

期  間:2009年11月3日(火)~11月8日(日)
 

開館時間AM9:30~PM5:30 入館は30分前まで


Dm

筆師 金太夫氏、恒例の展示会です。

素直なメッセージが心に沁みます。

筆師 金太夫展

 間:2009年11月10日(火)~11月15日(日)            
     AM11:00~PM7:00

場  所:ギャラリー おいし 

      福岡市中央区新天町南通り 

      ℡092-721-6013



Photo_4

カフェ NABEが企画する展示会です。

店主の人脈です。

布、版画、陶芸、ステンドグラス、木工、アクセサリー、彫刻、織物、ローソク、食品・・・・・・・NABEさんに共鳴する知人友人30人が逸品持ち寄ります。

知った名前が一杯です。

私と連れ合いも参加します。

DMにオートマタと書かれていたのでオートマタの新作を展示する予定です。

楽しい展示会になりそうな気配です。

Nabe ともだち逸品展

期  間:2009年11月17日(火)~11月22日(日)
      AM10:00~PM4:00
場  所:cafe and gallery Nabe
           福岡県春日市下白水南5-19
     ℡092-574-5833


Photo_5

福岡のギャラリー「mazze moze」の店主 516(コウイチロウ)が創る無骨な作品と古道具・ジャンクなどの展示販売・・・・・・DMのコピーから。

タイトルの「アサンブラージュ」は簡単に言えば立体コラージュ。

無骨と言っているが、古木や廃材など店主の感性で集められた素材は箱と言うフレーム中である種の輝きをはなっている。

「アサンブラージュ」

期  間:2009年 11月19日(木)~12月6日(日)

      11:00~18:00 

場  所:カフェギャラリー potuti

           鹿児島県南さつま市加世田武田18278-1

     TEL・FAX 0993-52-7855

お近くの方は是非・・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 2日 (月)

10・24 ビリー・バンバン・・・・・・・

 10月24日(土)。

先月の話になってしまった。

「RKBラジオまつり」のメインステージのとりはビリー・バンバン。

Photo

私の棚に有りました。デビューの年に出されたEP盤45回転のレコード。直径17cmの盤に裏表1曲づつ。CD世代には信じられない音の再生。

懐かし過ぎます。

1969年、あの「白いブランコ」を持って鮮烈なデビューを果たした兄弟デュオ。

若い愛を歌った詩は彼らの人生を変えるヒット曲になった。

40年が経った。

今も現役で活躍している。

名前は知らなくとも、<いいちこ>のコマーシャルで流れている曲は誰もが知る。

曲名は「また君に恋している」。

坂本冬美がカバー。

お茶目な兄、孝。

のっけからステージではしゃいでいる。

ステージを進行するMCが困惑ぎみ。

クールな弟、進。

ギターを抱えた立ち姿は昔と変わらない。

途中、不仲説も流れたが、60を越して孫も出来、二人ともいい感じに仕上がっていた。

弟、進は4人も孫が居るという。

60歳を越した現役兄弟デュオ・・・・・・・ギネスものである。

否応なく時の経過を知るが、その経過は悪くないと感じた。

時の積み重ねが彼らの歌に強い説得力を持たせている。

ラジオ「深夜便のうた」で年間のうたに選ばれた「ラヂオのうた」も、今年のはじめにリリースされたアルバムも根強いファンに支持されている。

ラストに歌った「時のしずく」では兄、孝は眼に涙をためていた。

生きていて感じられる人生。

「愛をテーマに歌い続けます」と結ぶ。

時を重ねしみじみと味わう深い愛のある人生・・・・・・・彼らの歌を聴きながらそんなイメージに包まれた。

ソフトでアコースティツクなステージは円熟していた。

立川正志の落語ではじまった一日。

ホークスタウンの感謝祭での嬉しいサプライズ。

そして懐かしいビリー・バンバンのミニ・コンサート・・・・・・・・書けなかった楽しみもあった。

Photo

満たされた一日だった。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2009年10月29日 (木)

10・24 祭り・・・・・・・

 満たされた一日だった。

立川正志の落語で得した気分になっている。

Photo

タワーの南側に特設されたメインステージ。

朝の10時からゲストを迎え祭りは熱をおびている。

男の浪漫、さくらまや、Bottom、石田奈津代、大江裕、山内恵介・・・・・・・横のボードにゲストの名前が並ぶ。

設えた椅子は早々に満席。

椅子の後に幾重にも人垣が出来ている。

ここに一日陣を構えると覚悟した人たちに加え、迎えられたゲストのファンが加わる。

観客もバライティーに富んでいる。

私たちも昼食を済ませ、ミハーな気分で覗いたが、さすがに立ち見ではワンステージが限度。

2時過ぎ、お目当てのゲストの出演まで時間がある。

連れ合いと別れてホークスタウンまで。

ホークスタウンまではバスで3停。

歩いても15分もあれば行ける距離。

先日、靴を見つけた。

棚に飾ってあるのが気になって手にとって見た。

イイ感じだった。

試し履きするまでには至らなかった。

試しに履いたら買うのは目に見えていた。

そんな衝動買いはまずいと思った。

そこはぐっと我慢の子であった。

が、その靴が頭の角にこびりついてた。

迷っていた。

靴は足りていないわけではない。

靴箱にはまだ足を入れていない靴がある。

一度履いてみるか・・・・・時間つぶしのつもりで向かった。

スエードのトレッキングシューズのようなデザイン。

色は茶色。

黒とグリーン・・・・2色の靴紐がついている。

好みで気分を変える。

Photo_2

近づいて来た店員と話す。

「これ自分も一足持ってますけど~重宝してますヨ!」

いいところを突いてくる。

サイフからカードが半分ほど出掛かった。

まだ半分だった。

意を決して(大げさな)試してみる事にした。

出された箱のデザインもよかった。

サイズは26センチ。

軽い。

買わない理由は探せなかった。

「このモデルでこの色は多分2度と出ないと思いますよ!」

決め手は店員の貴重な情報だった。

過去にも2~3足買っておけばよかったと思ったモデルがあった。

カードはスルリと財布から出た。

少し大きめのシンプルな紙袋を手にして店を出た。

タウンは「秋の感謝祭」の真っ最中であった。

ここも祭りの気分。

「感謝祭」など気にした事もなかった。

最近はバーゲンも興味は無い。

聞けば抽選で商品券が当たると言う。

期間中の買い物¥3000ごとに一回、抽選会に参加出来る。

1等3万円、2等1万円、以下5千円、3千円、1千円の商品券。

ハズレは飴玉である。

抽選会場は出た店の直ぐ横にあった。

子供連れの家族が2組ほど並んでた。

若い係りの女性に取り出したクジを開いてもらってる。

「ハズレ」です。

残念そうに言う。

置かれた鐘が鳴る事も無く、子供が篭に盛られた飴玉に手を伸ばした。

この類の抽選に当たった記憶が無い。

いつもテッシュとかその程度。

今日日、街をただ歩いていてもテッシュは無料で手に入る。

参加したのが虚しくなるだけ・・・・・思いつつもさほど大きくは無い箱に手を入れた。

箱の中の三角のクジは少なかった。

沢山のクジの中に手を入れると言う感覚ではなかった。

選ぶ事も無く、底をさらう様に4枚のクジを掴み出した。

係りの女の子がクジをめくる。

少し目が丸くなった気がした。

鐘を鳴らしながら大きな声で「2等当たりました!」。

「あ!5等も当たってます」。

顔がだらしなくなるのが分かった。

期待していなかった分、顔のくずれはひどい。

勝率5割。

4枚掴み出したクジのうち2枚が当たった。

「ここに書いてある店では・・・・・・・」

注意を促す係りの若い女性の声が遠くで聞こえてる。

Photo_3

14,000円の買物で11,000円が当たったのである。

悩んで買った靴が3,000円・・・・・・て事。

計算は早かった。

さっき聞いてきた立川正志の「壷算」を思い出した。

買物上手の兄貴分と壷を買い行く話しである。

奇妙な計算を持ち出し、瀬戸物屋の主人を煙にまき、ただで壷を手に入れる・・・・・・。

この話では、頼られた兄貴分は知恵をしぼり、安く買う為に努力をしている。

こちらは努力無し。

選んだだけ。

今日の日を、4枚のクジを選んだだけ。

「壷算」を聞いたご利益だったかも・・・・・・・・。

「ついていた」の一言。

テンションはマックス。

最高の時間つぶしであった。

軽い足取りでまつりの会場に戻った。






| | コメント (7) | トラックバック (0)

2009年10月26日 (月)

10・24 落語会・・・・・・・

 「満たされた」一日だった。

この満たされたには「大変」の形容詞がつく。

Photo

週末に開催された「RKBラジオまつり2009」。

今年のテーマはふるさと再発見。

ポストに入れられたチラシに誘われ連れ合いと出掛ける。

会場は目と鼻の先。

歩いて10分とかからない。

福岡出身の立川正志の落語会から。

唯一入場料が必要なイベント。

会場は福岡タワー2階。

11時会場、11時半開演。

立川一門の落語家を知らないわけではない。

立川志の輔は有名。

「赤めだか」の立川談春。

石松寄席で聞いた立川談奈に立川吉幸。

が、正志ははじめてだった。

「真打になれなかった事」が新聞記事になった。

話のうまさは定評があったが、なぜか真打になれなかった。

屈折20年。

昨年4月に目出度く真打昇進。

笑志から正志に名を変えて横浜をベースに活躍している。

今年、その横浜から文化賞文化芸術奨励賞を受賞。

若手の育成にも力を入れている。

功績を認められての受賞。

今、注目の落語家なのだ。

早くから並んだお客さんが沢山居たので早めに開場。

会は定刻にはじまった。

場、客、演者・・・・・落語はライブものである。

そのどれが欠けても落語とは言わない。

目の前に居る客を何とかしたい・・・・その「気」が落語そのものである。

あるコラムニストの言葉である。

正志の「気」ははじめから目の前の客を掴んでいた。

ラジオまつりのいじりからはじまって、地元福岡をネタにした枕。

枕で30分。

客は容易にイマジネーションを膨らませその仕掛けにはまっていった。

笑うことになんの遮りもない。

自然体で腹を抱えて笑っている。

羽織は脱いだが枕は続く・・・・・・・・。

演目が何か期待が膨らむ。

「お前さんは人間が甘くて買い物がへただから、兄貴分の源さんと・・・・・・」

「壷算」である。

話の内容は分かっている。

勿論オチも・・・・・・・。

が、グイグイと引き込まれる。

先日テレビで「東京落語会」を観た。

名だたる真打の話を聞いたが、そこには無かったものここにあった。

「落語」はライブものである。

「落語」を満喫した1時間だった。

会場を後にする満たされた顔、顔、顔・・・・・・・・。

満足すぎる木戸銭500円の立川正志の落語だった。

Photo_2

お礼の意味でライブのチラシ。

12月8・9・10日 天神のライブハウス「ROOMS」で・・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年10月24日 (土)

摩訶不思議・・・・・・・

 久しぶりにオートマタの製作をしている。

手こずっている。

Photo

誰もが知る人形作家の話を思い出した。

「いつでも自分の作りたいものが作れるように、常に手を動かしているんですヨ」

「作るものが無いからといって手を休めていると、いざ作りたいものが出てきた時に作れなかったりするんですよネ」

少し違うが先日まで針金を相手にしていた手で木を削っている。

まだ針金の感触が手に残っている。

確かに時間を置いてしまうと、感触や感覚を取り戻すのに時間がかかる。

何度もやり直す。

手順を間違える。

「記憶力が衰えた代わりに忘却力がついてきた。」

赤瀬川原平である。

少し不安になったりもする。

同じ事を繰り返すのは苦手だが、ここでも「継続は力なり」を痛感する。

オートマタと言えば西田明夫氏。

有馬玩具博物館の館長でもあった西田氏。

この2月に急逝した事はこのブログでも書かせて頂いた。

先日、新しい作品集を目にした。

早速ネットで取り寄せた。

Photo_2

『摩訶不思議図鑑 ~動くおもちゃ・オートマタ 西田明夫の世界~』。

生前に計画されていた作品集だが、残念な事に西田氏はこの本を最後まで監修出来ずに鬼門に入ってしまった。

西田氏が当初決めていたタイトルは「摩訶不思議動物園」だったと記憶している。

生前に書いたブログで不思議な動物をモチーフにしたスケッチを何点か紹介していた。

数年前に福岡で開催された展示会で氏のスケッチブックを見せて頂く機会に恵まれた。

西田氏のスケッチは仕上がりが容易に想像出来るほどに描き込まれていた。

出来上がった作品を写し取ったのではと思うほどに、デザインは仕上がってのだと推察する。

先日開催された展示会を期に、有馬玩具博物館のスタッフの方々がその意思を引き継いで出版されたと聞く。

2002年に発行された「動くおもちゃ」を下地にしているものの、西田氏のブログで紹介され気になって新作も多く紹介されている。

Photo_4

2002年に発行された「動くおもちゃ」。作品はもとより製作過程などが惜しみなく紹介され「オートマタ入門書」としても評価。

ブログの写真には詳細は写されていない。

ルーペを持ってディテールを観察する。

萎みかけた脳をフル回転させてその仕掛けを想像する。

そのプロセスも楽しい。

いつも正解は残されたまま。

この作品集で答えを見つけたものもある。

前述した貴重なスケッチや図面、製作ノウハウなども紹介されている。

Photo_5

はらぺこバンパイヤ(表紙の作品)と並ぶ大作「ドラゴンライダー」スケッチと仕上がった作品を見比べるのも面白い。

オートマ作家を目指すなら?避けて通れない西田氏の作品と仕事。

「継続」してきた厚みのある結果がここにある。

「作品を見に有馬に出掛けていこうか」・・・・・・・そんな思いにさせてくれる一冊でもある。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月18日 (日)

d-torso・・・・・・

 「等身大の動物園―LIFE SIZE ZOO」・・・・・・天神はイムズプラザで開催された展示会のタイトル。

九州は国東に本社を置く〈アキ工作社〉が開発した立体造形システムで製作されたd-torso。

Photo

キリン、馬、牛、犬、ペンギン・・・・・・・・等身大の動物をモチーフにした作品が並ぶ。

その組み立てに接着剤は一切使われていない。

Photo_2

ケンタウロスは内臓されたギミクで可動する。

私がd-torsoをはじめて目にしたのは12年ほど前。

場所は大分の大型商業施設の店内。

目的があった訳ではない。

時間を持て余して店内を散策していた時だった。

ブランドのショップが並ぶフロアの一角・・・・・さほど広く無いスペースにそれはあった。

ダンボールのパーツを組み立てたヘッドレスのマネキン人形が10体ほど・・・・・。

ダンボールの特徴である切り口の波模様が視線の先で重なりあっていた。

組み立ての手法は珍しいものではなかった。

素材は違うが恐竜や昆虫などをモチーフにした造形で試されていた。

素材が新鮮だった。

ここまで3年ほどの時間を費やしていたと聞く。

ある意味チープな素材をそのデザイン力で優雅な造形に変えていた。

作品のバリエーションはさほど多くなかったが、印象的だった。

置かれていたパンフレットを持ち帰った。

今年の4月、古巣のK社から東京で開かれる新作発表会へ作品展示のお誘い。

企業と繋がる作家が集う。

その中にアキ工作社代表の松岡勇樹さんも参加されていた。

Photo_6

出品作品は等身大の牛とマネキン。

牛の見つめる先には私の作品「記憶の森」が・・・・・・。

Photo_7

コンパクトに収納されたパーツが短時間で組み立てられるのを目にして驚いた。

作品は様々なデザインの賞を受賞している。

ドイツはデュッセルドルフで開催される業界最大の見本市「ユーロショップ」にも出展し賛辞を浴びたという。

「ユーロショップ」には私もK社の仕事で何度か訪れている。

規模は検証済みである。

ここで評価されたと言う事は世界で評価されたと言ってよい。

ディズニーとのコラボも展開。

安価、軽量、適当な強度・・・・・ダンボールの特徴。

等身大・・・・・この大きさの実現はこの素材の利点を最大限に生かした結果。

Photo_5

コンピューターで管理されるデザインは拡大縮小は自在。

その可能性の中でバリエーションに富んだ商品を展開。

後日K社から頂いた動物をモチーフにしたミニチュアのキットもその一つ。

試作から15年あまり。

その積み重ねはそのアイディアを確実なものにしていた。

世界に評価される企業がここ九州にある事を嬉しく思いながら、

「継続は力なり」・・・・・・思い出した言葉に少し耳が痛かった。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年10月14日 (水)

「第2回芋煮会」・・・・・・・

 天高く馬肥ゆる秋・・・・・・である。

美味いものが食べれるとあらば出掛けて行く。

昨年に続いて2回目の「芋煮会」のお誘い。

主催は原デザイン室の原さん。

空は高く晴れわたっている。

芋煮日和である。

会場は昨年と同じ大本山荘。

佐藤設計室の佐藤さんご家族が乗る車に便乗せて頂き会場へ。

原さんご夫妻とslowplusのyukiさん、hikaruさんは早々に準備を進めている。

大人の会である。

それぞれが言われなくとも、やる事を探して準備をすすめる。

暗黙のうちに担当は振り分けられる。

Photo 

芋を剥く人。

葱を刻む人。

火を熾す人。

止まっている人は居ない。

26本の手が動く。

冷えたビールが出される。

車を運転するメンバーはビールもどきで喉を潤す。

最近のもどきは美味い。

私は勿論ホンマモン。

カップに木製のクリップ。

学習している。

名前が書かれる。

これで何処に持って行っても自分のカップが分かる。

年寄りも居る。

有り難い配慮。

Photo_3

部屋では真里さんと理英子さんが天婦羅を揚げている。

ネタはslowplusさんが育てた琉球シカクマメ。

「H鋼みたいだネ」 シカクマメの断面を見て建築家の一言。

建築家ならでは観察視点。

「塩が最高ですヨ」誘われて、揚げたてに塩をチョンチョンとつけて一口。

「美味い!!」

食感といい、味といい・・・・・・いくらでも食べられる。

いくつも食べた。

飲み物はビールからハイボールへ・・・・。

大人の会である。

hikaruさんによる角と炭酸による黄金比のハイボール。

その味は懐かしくもあり、爽やか。

Photo_5

河村デザイン室の河村さんは火の担当。

その火も良い具合・・・・・・・・・・・。

Photo_6

「ハガワさん、サンマ!」の声にサンマを焼く。

さしみ用の新鮮なサンマ。

生でも平気と・・・・・・はじめの分は少し焼きが足りなかった。

Photo_7

テーブルにはおにぎりも。

細かく刻んだ漬物を混ぜ込んで握ったおにぎり。

海苔が添えられている。

美味しい食べ方を心得ている。

まだ、前菜である。

前菜で腹は満たされた感がある。

メインの芋煮を作ります。

Photo_8

牛肉を炒めます。

Photo_10

砂糖、醤油、酒・・・・・・肉に下味をつけます。

勿論味付けは真里さん。

本場仕込みです。

Photo_11

下味をつけた牛肉を一度取り出します。

このまま食べても美味しそうです。

ここは我慢。

Photo_12

肉汁を残した鍋に水を入れ、芋とささがき牛蒡を入れて煮込みます。
茸も大量に投入。

Photo_14

牛肉を戻して味付け。

Photo_15

灰汁取りです。

取り出したシートも美味そうでした。

Photo_16

ネギを大量に投入。

ネギ好きにはたまりません。

私には最高の絵です。

Photo_17

仕上がりは少し大きな画面で・・・・・・・。

「さ~食うべ~」

東北弁も出ると言うもの。

フゥハ~フゥハ~言って箸がすすみます。

「おかわり!」の声が山間に響きます。

Photo_18

今年もカレーうどんで〆ます。

別腹です。

皆さん「やった感」があってしばらく会話が止まります。

満足、満足・・・・・言うこと無しの「芋煮会」でした。

Photo_19

山荘から望む景色もご馳走でした。

駆け足のレポートでした。

もう少したっぷりと[会」を楽しみたい方はslowplusさんのHPへ・・・・・・・。

動画もあります。

 

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年10月 5日 (月)

芸術の・・・・・・・

 芸術の秋。

日差しも和らぎ出掛けるには気持ちのよい季節。

9月の上旬から様々な個展や会の案内が届く。

全てを観覧出来るわけではないが、食と同じような欲求で出掛けていく。

開催中の展示会を3つ・・・・・・。

Photo_2

第14回 セキサバ倶楽部 写真展。

九州在住のカメラマン14名のメンバーが集う写真展。

それぞれの個性が際立つライフワークによる作品60点ほどが展示される。

スタジオ・タイシンを主宰する是川太伸氏もメンバーの一人。

共通の知人を介して出会ってから20年近いお付き合い。

能古島で開いたワークショップにもご家族で参加して頂いた。

氏の作品を含め、活躍する写真家のライフワークとする作品と向き合えるのは貴重な機会。

仕事とは違った作品を観るのが今から楽しみです。

[第14回 セキサバ倶楽部写真展]

期  間 :10月3日(土)→10月12日(月)
       open11:00→close19:00 最終日は18:00まで
会  場 :友添本店 酒屋2階ギャラリー
       福岡中央区春吉2-11-18


Photo_3

住空間のアート展。

竹中正基(彫刻)、萬野栄一(陶芸)、後藤ゆみこ(ガラスアート)敬称略・・・・・それぞれ違った素材に取り組む作家による作品展。

ガラスアートの後藤ゆみこさんとも20年近いお付き合い。

意欲的な創作活動にはいつも驚嘆させられる。

[住空間のアート展]

期   間 :10月1・2・3日 10月8・9・10日
        open11:00→close17:00
場   所 :心心家(しんしんか)
        宗像市大字野坂1912
          TEL&FAX 0940-36-5655


Photo_3

第23回「筑後の土蔵」。

「筑後の土蔵」は熟成酒の発表と酒蔵、新作パッチワークのお祭り。

「庭のうぐいす」は久留米市北野に位置する山口酒造が仕込む銘酒。

うぐいすを模したDMは効果的。

手にした時には行く事を決めていた。

山口酒造の山口怜子さんとの出会いも20年前。

1990年 第1回 福岡アジア文化賞の仕事でご一緒させて頂く。

その時既に山口さんはキルト作家として世界で評価されていた。

嫁いだ山口酒造の蔵で見つけた着物や古布を素材にしたキルト作品は世界で最も権威のあるブルーリボン賞を何度も受賞。

今年も県の文化賞を受賞。

12月には記念公演も開かれる。

来年にはM百貨店での個展の開催も決定。

新作が土蔵のギャラリーでいち早く観る事が出来るかも・・・・・。

北野天満宮の沿道に並ぶ酒造元をひやかしながら銘酒の利き酒。

食も豊富。

筑後川に沿って咲くコスモス。

「コスモスの見ごろに出掛けて行こう!」と思う次第。

[第23回「筑後の土蔵」]

期   間 :10月1日(木)→10月31日(土)
        open10:00→close17:00
場   所 :庭のうぐいす
        山口酒造場 本館
        福岡県久留米市北野天満宮参道沿
          TEL 0942-78-2008


どの会も様々な出会いが期待出来ると思います。

芸術の秋を楽しんでみては如何でしょうか。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年9月21日 (月)

MARY・・・・・・・

 新聞でマリーが亡くなった事を知った。

訃報を知る3日ほど前、知人のYさんと赤い提灯に向かう道すがら好みの音楽の話になった。

団塊の世代。

共通する経験。

ブームに乗ってバンドを組んでいた事も・・・・・・・。

ブラザース・フォー、キングストン・トリオ、ジョーン・バエズ、ボブ・ディラン・・・・・・ピータ・ポール&マリー。

懐かしいアーティストの名前が出た。

「ピータ・ポール&マリー、まだ活動している?」

「マリーが少し太っていたけど活動しているみたいですヨ」と私。

私がマリーの姿を映像で観たのは2004年に開催されたコンサートの模様だったと記憶している。

マリーは少し太った身体を楽屋では杖で支えていたが、ステージでの歌声は昔と変わらなかった。

懐かしい話をした矢先だった。

そのマリー、マリー・トラバースさんが亡くなった。

Photo

40数年前のフォークソング・ブームの頃、ピータ・ポール&マリーをコピーしたバンドは日本に数多くあった。

有名なところでは、小室等が六文銭を組む前のバンド「P・P・Mフォロワーズ」。

小林雄二と徹底的にピータ・ポール&マリーをコピーしていた。

マリー役は二代にわたっている。

私たちの組んだバンドもレパートリーにピータ・ポール&マリーの曲を加えていた。

ピーター・ポール&マリーは若者が政治に強く関わろうとしていた時代の象徴でもあった。

新聞の見出しには「花はどこへ行った」「パフ」・・・・・・大ヒット曲として紹介されていた。

「花はどこへ行った」はあのフォーク界の大御所ピート・シガーが作った反戦歌。

沢山のアーティストが歌っている。

女優のマレーネ・ディートリッヒが好んで歌った曲でもある。

つい先日もBSで彼女が歌う「花はどこへ行った」を聞いたばかり。

このメッセージ性の強い反戦歌もピータ・ポール&マリーが歌うとどこかモダンで知的な印象を受けた。

その都会的で知的なイメージがピータ・ポール&マリーの持ち味でもあった。

ステージの衣装もピーターとポールはスタイリッシュなスーツ姿。

マリーはワンピース。

他のバンドとは違っていた。

マリーを偲んで私のお気に入りの曲を何曲か・・・・・・・。

「天使のハンマー」はガット弦とスティール弦のアップテンポなギターサウンドにマリーの高音がよく合っていた。

トリニ・ロペスのセクシーな「天使のハンマー」も嫌いではなかったが、やはりここはピータ・ポール&マリー。

ボブ・ディランが作詞作曲した「風に吹かれて」や「ドント・シンク・トゥワイス(くよくよするな)」も私はピータ・ポール&マリーのアレンジが心地よかった。

ここは好みので分かれるところ。

Photo_2

「ドント・シンク・トゥワイス」はスリーフィンガーの特徴的な前奏から1番はポールのセクシーな歌声、2番はピーターが加わる。

3番になってマリーが加わり4番の厚みのあるエンディングに向かう。

並ぶとすればチェット・アトキンスのガット弦を張ったギターとブルースハープのパフォーマンスを挙げる。

「500マイル」も良い。

テープを聞きながらギターの音を拾った。

私のは音が一つ多かったり少なかったり・・・・・愛嬌である。

レコード完全コピーの譜面と写真のテープは20年ほど前のモノ。

勿論「500マイル」も「天使のハンマー」も「ドント・シンク・トゥワイス」も入っている。

テープが擦り切れるほど聞いた。

今も聞けないわけでは無いが、テープは劣化しつつある。

CDでも同じものがあるが、捨てられないでいる。

「レモンツリー」「朝の雨」「虹とともに消えた恋」も大ヒット。

「井戸端の女」「ベリー・ラスト・デイ」も印象的な歌。

挙げればきりが無い。

60年代が少し遠くに感じたが、色あせる事の無い「ピータ・ポール&マリー」の歌が私の日常である事に変わりはない。

ご冥福を・・・・・・・・。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年9月12日 (土)

メタボ対策・・・・・・・

 一週間ぶりの更新です。

昨日から現場です。

日中に出来る作業ではないので閉店後の仕事です。

夜の仕事が続きます。

何か忙しいと体調管理がずさんになります。

お腹の周りが気になってます。

指でつまめます。

原因はハッキリしています。

食欲が有ります。

なんでも美味しく食べれます。

少し過ぎる事があります。

そして運動不足。

年齢もあって代謝も鈍ってます。

前回の血液検査で悪玉コレステロールの数値を指摘されました。

メタボ予備軍・・・・・・・いや、メタボです。

これくらいの認識が無いといけません。

10年ほど前に訳あってダイエットをした事があります。

その時は2ヶ月で5キロほど落しました。

その時の事を思い出して、仕事帰り、ほんの少しですが遠回りして帰る事にしました。

ハードルを高くすると続きません。

仕事場から室見川。

川沿いを百道の浜に向かって歩きます。

浜から福岡タワーを回って帰る・・・・・こんなコースです。

40分ほどのコース。

Photo

思いがけない景色にあったりします。

こんな景色に出会えるのなら・・・・・・・・。

気持ちもリフレッシュ。

歩くのには良い季節です。

ゆっくりと続けてみようと思ってます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年8月26日 (水)

インフォメーション・・・・・・

今週末までの展示会を2つ。

 鳥飼のORI HOUSE(佐藤設計室)で開かれている「岩田秀昭展」。

展示会の予定が決まった時に佐藤さんから聞かせてもらった不思議なガラスの作品の話。

その作品が展示されている。

光、結晶、音楽、あるいは 比率の森・・・・・・DMに添えらた言葉。

これだけで好奇心はくすぐられる。

馴染みのガラスとは違う。

それもオブジェである。

決断のいる仕事である。

佐藤さんから送られてきた展示会場の風景を・・・・・・・。

Photo

Photo_2
 

週末の楽しみ。

8月30日 日曜日まで。

詳しくは佐藤設計のHPまで。

 

 天神はギャラリーおいしで開催されている「阿部恭子個展 ~私のいる場所~」。

タイで活躍している阿部恭子さんの国内初個展。

Photo

阿部さんとは福岡で活動していた頃に同じ企画展に参加した事がある。

以前も新聞に掲載された記事を見つけ、阿部さんから頂いたポップなテレビを紹介した。

お馴染みのアヴァンティの表紙は1993年から今に続いている。

並べられた作品は出会った頃の画風と変わらない。

タイの暮らしで見つけた景色やシーンを独自のタッチで描き込んでいる。

幸せ感溢れる画面にこちらの顔も緩む。

2階に展示された端切れやボタンなどを縫い込んだコラージュの大作も必見。

好きな暮らしを楽しんでいる・・・・・・幸せな作品が並んでいる展示会です。

ギャラリーおいしで8月30日日曜日まで。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月25日 (火)

お盆 その3・・・・・・

 少し時差がある。

一週間前の話。

16日・日曜日。

知人のYさんのブログで紹介されていた「堀江康敬 守護仏展」の最終日。

連れ合いは早々に一人で出掛けている。

スピリチュアルな世界に連れ合いは興味を持っている。

周りの人脈で話題には事欠かない。

午前中の仕事が午後に回る。

ここがタイミングと自転車を蹴って出る。

やはりお盆の出会い。

何時ものように大濠公園を抜ける美術館への道。

目の前に美術館の階段を見つけた時、後から呼ぶ声。

振り返ると久しぶりの友人の顔。

同じく自転車に乗っている。

Tシャツに短パン。

時間は有るかと聞くと、頷く。

展示会の話をして美術館に誘う。

自転車を止めた途端に汗が流れ出す。

駐輪所を探して、冷気のある美術館に逃げ込む。

2階のホールは展示の関係で映画館の暗さ。

汗臭い格好ではと少し間を置く事に・・・・・。

暗闇に慣れた目で座る場所を探す。

友人のYは同じデザイン会社に勤めた後輩。

35年前、鹿児島の商業施設のプロジェクト。

私とYがメンバーとして派遣。

与えられた宿泊所で2ヶ月ほど同じ釜の飯を食った仲。

企業で培った経験と技術を生かして30代で独立。

若さゆえの過ちもあったが、時々の経験をバネにして前に進んでいた。

案内の届いた私の展示会には必ず顔を出してくれた。

私の作品も何点か所持している。

最後に会ったのが去年の8月に開催した個展の時。

丁度1年前。

暗闇で見つけた大きなシートに腰を深く下ろして一息つく。

「少し痩せた?」と私。

Yは突然着ていたTシャツを捲く利上げ、「暗くて見難いかもしれないけど、実は・・・・・」と話始めた。

Tシャツを捲くり上げ、露わになった胸と腹。

突然の事に驚く私。

幸いに周りには人は居なかった。

首の下から肋骨の下まで、ファスナーの様な傷跡。

心臓の手術をしたと言う。

太股と腕を指差して、「此処と此処から血管を採って・・・・・」。

「ここから電気メスを入れて・・・・・」

「鋸でこの骨を縦に切断して・・・・・・」

「肋骨を後に胸を開いて・・・・・・」

努力はいらなかった。

光景はリアルに想像出来た。

この2月に病院に行った時にはカテーテルの手術は難しいほどに彼の心臓は病んでいたらしい。

それからのYの気持ちを思うと胸が締め付けられた。

ニトロを持たせられ、時を待つ。

不安で気が変になりそうになったと言う。

幸いな事に彼は名医を探し出す。

奇跡的な出会いによって執刀された手術は10時間にも及んだと言う。

手術後の経過は良好だと・・・・・・・。

多分今も不安を抱えている事は間違いないが、今はその時の事を話せる。

誰かに話したかったのかも知れない。

今日ここで会えた偶然にも不思議なものを感じていた。

公園に自転車で居たのは、無理の出来ない上半身を支える下半身を鍛える為だと。

健康であることの有り難さをかみしめ、自分に課題を課している。

ショッキングではあったが「生」をリアルに感じたYの話だった。

汗のひいた私たちは「守護仏」の待つ部屋に移動した。

Horie4

選ばれた墨の細い線で描かれた「守護仏」は静かな佇まいの中に説得力を持ってそこにあった。

陰影は描かれていないが、その線の描写によって奥行きと広がりを感じさせている。

残された素材の白い肌にも暖かい温度が感じられる。

特に慈悲深い憂いを持った目が印象的だった。

選ばれた和紙にプリントされた新作は高貴な青が特徴。

個性という意味で、私はイブ・クラインのブルーを思い出していた。

私の「守護仏」は虚空菩薩(こくぞうぼさつ)。

「記憶力を高め、成績向上・頭脳明晰を誓願する」とある。

最近モノ忘れの激しい私には嬉しい「守護仏」。

3月3日生まれのYの「守護仏」は阿弥陀如来(あみだにょらい)だった。

「息災・延命を誓願とし、極楽浄土に人々を導く。光明無量慈悲を以て苦しみから救う」と・・・・・。

私は少し救われ、ありがたい気持ちになっていた。

何か別れ難く、お茶を飲みながら二人で余韻を味わった。

外は相変わらずの暑さ。

北の出口までYと並走する。

もう少し自転車をこぐと言ってペダルを踏み込んYの後姿に「又な!」と声をかけた。

頷いて手を振るY。

私は公園を抜けて通りに出た。

阿修羅像で盛り上がったYさん。

テール料理屋の主人のYさん。

PLAZA 空・海の主だったYさん。

Yさんのインフォメーションで出掛けた「守護仏展」。

そして大濠で偶然出会ったY。

Yさん繋がりのスピリチュアルな出会いに感謝したお盆。




| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年8月22日 (土)

お盆 その2・・・・・・・

 日が変わって15日。

老舗のテール料理店の主人と共通の知人の初盆に参る。

知人と言っても会社時代の上司でもあり物造りの大先輩。

故人はこのテール料理の店に壁画を描いている。

Photo_3

この店は永い間に何回か場所を移転している。

薬院で開業。

明治通りの店は急な勾配の階段を上がった2階。

「階段に気をつけて!!」は勘定を済ませたお客の背中に送る何時もの挨拶。

いまは舞鶴のビルの一角に構えている。

思い出せば、この店は文化人や個性豊かな人で賑わっていた。

名前を出せばすぐに分かる作家や俳優、劇団四季のメンバーやコスチュームのデザイナー、地元の新聞社の記者、などなど。

九州派のメンバーもよく通っていた。

知人もそのメンバー。

一代目はそんな猛者や有名人を相手に言いたい事を言っていた。

料理を置いて、酒ばかり飲んでいると「うちは酒屋ではありません!お酒をお飲みになるんでしたら他のお店に・・・・・・」

口調は柔らかだが、内容はきつい。

出された料理を食べ終えないと、次の注文は出来ない。

料理を残そうものなら・・・・・・・・。

何回も怒られた。

怒られて「らしい客」になっていった。

今では二代目と酒を酌み交わす仲になっているが、二代目もかなり頑固な変わり者。

私には面白くもあるのだが・・・・・・。

スキーに登山、最近は行橋から別府までの100キロウォークに参加している。

普段の不摂生を反省しての事と思うが続いている。

アナログな二人の珍道中。

時間を合わせて地下鉄の電車での待ち合わせ。

二代目は天神から。

最寄の駅のホーム。

前方とあたりをつけて待つ。

着いた電車の中から席を立って手を振る。

目立つ大きな体。

二代目は正しい服装。

黒のスーツに黒のネクタイ。

さすがに上着は座席の上。

服装はフォーマルだが持ち物はカジュアル。

使い込んだ茶色のスエードの巾着袋に櫛田さんのご紋を赤く染めた手ぬぐい。

手ぬぐいは拭いた汗で重たそう。

???櫛田さんの紋入りはフォーマルかも・・・・・・・・・。

前原駅のバス停に立つ二人は「組長と使い走り」・・・・人目にも不思議な取り合わせ。

勿論「使い走り」は私。

1時間に1本あるか無いかの路線バス。

住宅が密集した迷路のような道を出口を探すように走るバス。

バスは貸切状態。

はじめての路線は物珍しく新鮮。

大きな通りに出て快適な速度。

駅から30分ほどの道のり。

退屈する事はなかった。

バス停から海岸に向かう坂を上がる。

日差しは遠慮がない。

Photo

主人が居なくなったギャラリー「PLAZA 空・海」が見える。

船の舵を利用したサインはまだその色を鮮やかに残している。

故人のセンスを改めて感じる。

アトリエのある自宅までは近い。

地元の方々を相手に陶芸の先生をしていた事もあって、自宅に向かう道筋のあちらこちらに陶の作品が・・・・・・・・。

奥様が迎えてくれる。

ご焼香を済ませ、懐かしいテーブルにつく。

部屋には故人の作品や知人の作品が飾られている。

ちょっとしたギャラリーの赴き。

私は1年、二代目は4年ぶり。

店での武勇伝や思い出話・・・・・懐かしい記憶を確かめるように話がすすむ。

横に居ないのが不思議。

隣接するアトリエから顔を覗かせそうな気配。

が、耳をすませてもロクロの音はしない。

十二分に故人を偲んだ。

再訪を約束して決めていた時間より少し早めに帰りの挨拶。

外は帰るのを拒むような強い日差し。

通りに出てファームハウスに寄る。

二代目と目を合わせてビールをオーダー。

何か大仕事終えた気分。

二代目は腰を落ち着けそうな気配。

昼過ぎのバスを逃すと、次のバスまで2時間半ちかく。

後ろ髪をひかれる思いでバス停に。

私たち2人だけが通りに立っている。

見上げた空は夏のそれ・・・・・・。

Photo_2

思い出していた。

2005年「PLAZA 空・海」で開催された故人の個展~浮遊するかたち~。

DMのコピーの一節。

「1945年・夏の青空のぽっかりと開いた空間から白く輝く物体が降りてきた」

戦争を体験した故人のメッセージ。

見上げた空に穴はない。

見通しの良い通りの向こうからバス。

砂煙は上げていない。

2009年の夏。

珍道中にけじめをと適当な場所を探したがお盆の昼下がり。

店はシャッターを下ろしていた。

暑さも堪えていた。

しかたなく地下鉄に繋がる電車に乗り込む。

最寄の駅、少し物足りなそうな二代目に手を振る・・・・・・・・。

近いうちに壁画を観にいくだろうと予感していた。

つづく

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月20日 (木)

お盆・・・・・・

 頼まれた仕事。

夕刻の早い時間にと訪れた友人の店。

暖簾は揚がっていたが、お客さんの来る前にと仕事は早々に終える。

時間を聞くと5時半。

まだ外は灼熱の様相。

少し涼んで帰ろうと、ビールを頼む。

客は私一人。

冷えたグラスに注がれたビールを飲み干すのに時間は掛からなかった。

茹でたての枝豆をつまみながらカウンター越しの会話。

飲み物を変えてメニューを捲る。

止め頃を考えていた時、懇意にさせて頂いているヤマモトさんが来店との情報。

パートナーに誘われて阿修羅像を観ての帰りだと言う。

残念な事に私は阿修羅像を観ていない。

1300年の奇跡をまだ観ていないのだ。

博識の感想が聞きたくて待つ事に・・・・・・・。

待つほどもなく、ご両人到着。

思いがけない出会いを喜ぶ。

店の主人も誘ってカウンターに並ぶ。

「止め頃」はもう忘れていた。

Photo_4

それぞれの阿修羅を聞く。

読んだ本の知識では太刀打ち出来ない。

ご両人の言葉から感激と満足感が伝わってくる。

モノを作る私の目線は時々意地悪だったりもする。

像の造り方に触れて、現代の彫塑と比べたりする。

あまり意味の無い事。

そんな事には動じないご両人。

義父を誘って展示会に出掛けた店の主人は見方の指南。

情報満載。

観に行かなければと心する。

丁度、話が一段落した頃、店の主人の奥様とお嬢様、続いてボストンに住む長男がフィアンセを連れて来店。

宇宙工学を学び技師を目指す自慢の長男。

友人は花嫁を迎える親父の顔。

素敵なお嫁さんとお婿さんを迎えるであろう友人を羨む私。

眉間にシワを寄せて唇を噛んでみる。

お盆の夜、豊かな出会いに素直に感謝。

ヤマモトさん、ご馳走さまでした。

冷や汁は正解でした。

つづく

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年8月19日 (水)

残暑お見舞い申し上げます・・・・・・

何故か仕事が重なります。

冷房の効いた部屋で高校野球でも観ているのが理想的なかたちです。

今日も自転車に乗って仕事の打ち合わせです。

少しでも涼をと思って河川敷を行きます。

Photo_2

少年たちが水遊びをしています。

はじける声が聞こえます。

何か昔を思い出しました。
Photo_3

服を脱いで飛び込みたい衝動にかられましたが、暑さに背を曲げた自分の影を見て止まりました。

まだまだ暑い日が続きそうです。

暑中お見舞い申し上げます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年8月13日 (木)

壊れても仏像・・・・・・

 最近、歴史を尋ねて神社や寺巡りをする「歴女」と呼ばれる若い女性が増えているとの話。

そう言えば、仙台で瑞鳳殿を訪れた時も多くの女性観光客を見かけた。

公開された阿修羅像の展覧会にも連日沢山の人が訪れているという。

本来観ることの出来ない横顔や後姿が鑑賞出来るとの事。

距離はあるが仏師の目線。

先日、面白い本を見つけた。

Photo

 『壊れても仏像~文化財修復のはなし』。

著者は仏像の修理を専門に手がけられている飯泉太子宗氏。

何か難しそうなタイトルなのに表紙のデザイン文字が洒落ていた。

手にとってページを捲ると、親しみやすいイラストが目をひく。

これが目から鱗だった。

仕事がら、いろいろな彫刻を観て来たが、仏像は何か踏み込めない特別なモノとして意識していた。

敷居が高かったのである。

が、この本がそのハードルを下げてくれた。

「アフロ仏」・・・・・最初の掴みも効果的だった。

道成寺の2段に盛った特徴的な頭の五劫思惟阿弥陀如来像の事。

落語の寿限無を持ち出して五劫の話。

三十二相の話。

仏像の手に水かきが付いていたなんてはじめて知った。

顎の下の弛みの訳も・・・・。

「作り方で時代が分かる・・・・・・」

「仏像にも流行が・・・・・」

「仏像に積もったホコリが修復に役立つ・・・・・」

「寄木と一木ではどちらが長持ちするか?」

「仏像はタイムカプセルだ・・・・・・」

「仏像の目にアルコールランプが・・・・」

などなど・・・・・。

修復師ならではの経験がならぶ。

後姿どころではない、仏像の内側から複雑な過去も検証している。

そもそも仏像は何故仏像なのか?

キューピー人形と仏像はどこが違うのか?

仏像は彫られた時はただの人形と変わらない。

仏壇屋さんの棚に並んでいる仏像もキューピー人形となんら変わりない。

ガンダムや仮面ライダーのフィギュアと変わらないのだ。

「仏彫って魂入れず・・・・」の例えがある様に「開眼供養」をして魂を入れてはじめて仏像になる・・・・・・・・と。

ではキューピー人形は仏像になりうるのか?

例えば、マヨネーズ教なる宗教法人を立ち上げ、キューピーを本尊として開眼供養すれば仏像になるとの事。

ここまで読んだら自由な頭は妄想をはじめる。

これってコンセプチャルアートそのもの・・・・・・・。

書中にも「仏像もコンセプトありき」と書いてある。

後は信者側の信心。

仏像としては有難みが欲しい。

合成樹脂の肌色の仏像では有難みに欠ける。

まずは素材。

金銀は基本。

木製、プラチナ、ガラス、陶器・・・・・木製に漆仕上げもありがたい。

象嵌、蒔絵で浄土の装飾を施して・・・・・・。

大きさも手のひらサイズから等身大・・・・・ロン・ミュクエのリアルな巨大彫刻のように。

立像もしかりですが涅槃もありです。

大きなキューピーの涅槃像。

開眼供養して美術館に並べたらどうでしょう?

現代アートそのもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

少し安易な妄想だったかもしれません。

失礼しました。

「仏像は仏像の形をしているから有難い!」著者の言葉。

そして在るべき所に在る。

合掌

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2009年8月 8日 (土)

子供たちの笑顔・・・・・・

 偶然知った知人が参加するイベント。

西新はプラリバが開催するサマーイベント「夏の思い出 フェスティバル」。

仕事場からは地下鉄で一駅。

昼食の時間を利用して出かける。

案内を見ると、風鈴演奏家 吉田 慎氏による「風鈴サウンド パフォーマンス」。

陶器の風鈴に参加者が自由にメッセージを描く「メッセージ風鈴」。

ペンギンチンドンのパフォーマンス。

そして知人のイラスレーター土器修三氏が参加する「夏の思い出 ペインティング」。

会場は7階催事場。

作業用の机と椅子が並べられた「メッセージ風鈴」のコーナー。

ペイントのコーナーは畳一枚ほどの白のボードと畳のシートの準備が10ヶ所ほど。

壁面を埋めた描き込まれたボードと天井から吊り下げられたメッセージの入った風鈴は木曜からの成果。

Photo

1

飾られた土器氏のイラストは参加者を刺激すると同時に会場にアートな色味を添えている。

イラストはプリントだが、その大きさは原画とはまた違ったインパクト。

筆使いやタッチをルーペで観る面白さ。

Photo_2

土器氏、小さな参加者の間に入ってコラボレーション。

お母さんとお姉さんと参加の小2の少年。

畳一枚分ほどのボード、2枚目に挑戦。

画面いっぱいにサメ。

好きな海の生物をどんどん描いていく。

その手は止まらない。

隣でお姉さんはイルカの絵。

飛沫を上げて跳んでいる。

楽しさにつられて私も描いてみる。

自由なはずなのに何かに捕らわれている。

大人の思考。

比べてはいけないと、楽しんだ。

土器氏との昼食を済ませて会場に戻る。

小2の少年はまだ描き続けていた。

ボードの中央で何か得意そうな笑顔。

Photo_4

日本で、いや世界で一人・・・・・風鈴演奏家 吉田慎氏

風音(KAZEOTO)・・・30個の様々な風鈴、ケーナや横笛をはじめとする8種類の笛・・・・四季を通じて楽しめる「癒しのサウンド」。

心地よい音を探して4年前から風鈴を・・・・・・。

鳥の羽を束ねたステックで奏でられる音。

知人の作る百個以上の江戸風鈴から探したドレミの音階。

南部の鉄の音。

貝殻の涼しげな音。

真鍮を素材に高い音。

木炭の素朴な音・・・・・・。

その癒される音に体が少し沈む。

心地よい経験。

メッセージを描いた自分の風鈴で吉田氏とコラボレーションも。

・コンサートを一緒に楽しみましょう

・癒しコンサートですので拍手はしなくてかまいません

・また睡眠誘導効果がありますので寝てもかまいません

・一緒に揺れましょう・・・・・・・

配られたチラシにちょっと変わった注意書き。

前の席を見ると、お母さんとお嬢さんが小さな寝息をたてていた。

少し気を抜いたら負けそうな暑さ。

「風の音と子供たちの笑顔であふれる」・・・・・・チラシのコピー。

何れも参加は無料。

夏の思い出にプラリバでアートな気分と風鈴の音を楽しんでみては・・・・。

勿論会場は適当に冷えてます。

□ 夏の思い出ペインティング 8月9日(日)10:00~19:00 土器さん参加は11:30~12:30/15:00~17:00

□ 風鈴サウンドパフォーマンス 8月9日(日)13:30~14:30/17:30~18:30

□ メッセージ風鈴 8月9・10日10:00~19:00

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年8月 7日 (金)

三人三様のしごと展・・・・・・・

 8月の最初の日。

連れ合いと「三人三様のしごと展」を観に行く。 

場所は以前にも紹介した春日市は西春日小学校の前に位置するcafeandgallery nabe

Photo_3

会場は沢山の人で賑わっていた。

3_2

左から、ガラスアーティストの後藤ゆみこさんはお馴染み。

同じくガラスアーティストのジャン・フランソワア・ヴィアール氏はフランスから。

高松から参加した空間アーティストの竹田豊靖さん。

タイトルにあるように三人三様の作品が密度と調和を持って展示されていた。

刺激しあいながら楽しんでいる・・・・・・・・・・・そんな感のある会場の雰囲気。

ジャンさんはモロッコにアトリエを構え、世界をグラウンドに仕事をしている。

モロッコと聞いて、カサブランカと返していた。

あまりにも安易な思考に恥ずかしい。

思考の幅はあった。

敬愛する大竹伸朗がモロッコ日記 カスバの男を書いていた。

観光本とは一味も二味も違ったモロッコを知った。

フェズの迷路、特徴的なモザイク・・・・・・・モザイクはデザインの仕事で飽きるほど資料を捲った。

そんなモロッコを思い出しながら鑑賞。

Photo_2

Photo

ジャンさんの作品はカットしたガラスのプレートに熱を加えて整形。

波打つ表情は砂の効果。

温度を変えてオリジナルのプリントを定着させる。

仕上げはサンドブラスト。

摺りガラスの様なマチエールも砂の仕事。

工程を踏みながらガラスならではのアートワーク。

複雑な味わいとしてそこにある。

文字をモチーフにした作品には貴族の知性を観た。

Photo_5

ジャンさんの作品の棚な何故か私の作品が・・・・・・・・・・・私の仕事を説明するのnabeさんからチョット拝借。

Photo_3

残念ながらお話は出来なかったが、竹田さんの和紙を素材にした作品も見ごたえがあった。

紙の中に自然の造形を取り込んでいる。

野の草花の美しさや自然のディテール・・・・・・・カメラマンがシャッターをきるように、その美しい造形を和紙に漉き込んで定着させている。

柔らかな素材が機能している。

草花を生けて、季節を楽しんでいる。

自然と会話しているようでもある。

和紙という概念を超えて空間を構成していた。

「人生を楽しむ、暮らしを楽しむ」その真中に作家と作品が・・・・そんな印象を持った作品展。

Photo_2

帰りにはゆみこさんから「何か作品に・・・」とそのままでも十二分に美しいガラスの素材を頂いた。

頭の中で螺旋状の造形がふと浮かんだ・・・・・・・。

「毎日が楽しいの!」とゆみこさん。

顔には出さないが、続けての作品展で消耗は想像にかたくない。

そのエネルギッシュな創作への興味と細やかな心使いに感激。

贅沢な時間をすごさせて頂ました。

もう少し早く来ればと少し後悔しつつ、デリケートな作品の入ったバッグを持って会場を後にした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月 3日 (月)

Live・・・・・・

 YumicoさんのLiveにお伺いするのは2回目。

Y_3

ステージに立ったYumicoさんはいつもより大きく見えました。

2曲続けてのカバー曲で会場はもうヒートアップ。

お母様に贈ったオリジナル曲「黄色いカーディガン」の詩に引き込まれる。

ため息をつきながら「素敵ね~」前に座った4人の女性方。

「同感!」とうなずく。

サックスの高木康行さんを迎えてのオールディーズでは盛り上がりました。

ロコモーション・・・・サックスのテンポはSLのそれです。

身体が前に進みます。

ステージ中央で歌うYumicoさんに惹かれて会場は一体。

手拍子が止みません。

ゲストで向かえられた亀山みゆきさんはアコーディオンを持って登場。

書き上げたオリジナルは急逝したご主人の思いが重なる。

ドレスを変えて戻ったYumicoさんとの掛け合いに、込み上げるものが・・・・。

オリジナル曲、カバー曲・・・・・何十回も何百回も歌い込んだでしょう。

その成果と魅力的な歌声は会場の一人一人に間違いなく届いていた。

あっと言う間の2時間弱。

「もう終わり?」素直な感想。

アンコールで迎えられた1曲目はピアノでの弾き語り・・・・・・・お嬢さんを含む小さな来場者とお母様方へ。

子供は素直である。

立ち上がって身体でリズムを刻んでいる。

これからのYumicoさんの方向を少し見た感じが・・・・・。

最後の一曲は「始祖の船」でした。

鳥肌が立ちました。

ご丁寧に私まで紹介して下さって。

CDでは何十回も聞きました。

今日は特別でした。

最高の場面でこの曲を聴けた事を忘れる事はないでしょう。

帰り道も連れ合いと言葉も交わさずに、逆上せた自分を少し恥じながら余韻に浸っていました。

遠くで花火の音。

ふと観ると、通りの奥に大輪の花。

消えては咲き、咲いては消える大輪の花をしばらく立ち止まって・・・・・・・・。

Yumicoさん、素敵な5人の仲間の方々、ゲストのお二人・・・・・・最高のLiveをありがとうございました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年7月28日 (火)

今週のイベント・・・・・・・

 各地に大きな爪あとを残した豪雨。

被害にあった方々には心よりお見舞い申しあげます。

Photo_2

Photo

雨の上がったベランダ。

昨年の5月に連れ合いの実家から貰ってきた産毛を一杯つけた葉の植物が花をつけた。

葉のボリュームとは対照的。

「どうしたの?」と聞きたくなるほどに控えめ。

夜には花を閉じている。

つかの間の楽しみ。

Photo_2

ベランダのフェンスに絡みついたサンパラソル。

今年は終わりかと思ったら、思い出した様にまた花をつけた。

少し救われた感じの週のはじまり。

今週開催されるイベントを2つ。

「三人三様のしごと展」

日時:2009年7月28日(火)~8月2日(日) 11時~17時      最終日は15時まで

場所:cafe and gallery nabe
   
〒816-0846 春日市下白水南5-19 
    tel.092-574-5833

先日、「ステンドグラスアート 九州会作品展」を終えたばかりの後藤ゆみこさんと空間アーティストの竹田豊靖氏、ガラスアーティストのジャン・フランソワ・ヴィアール氏の3方によるしごと展。

8月1日(土)には竹田氏によるワークショップも開催予定です。

詳しくはギャラリーにお問合せ下さい。

何か面白い予感がする展示会。

会場のcafe and gallery nabe も素敵です。

nabeさんの入れるコーヒーも奥様のカレーをはじめとする食事もいけますが、何時までも居たくなる空間も・・・・・・。

古材を使ったイスが私のお気に入り。

もう一つ。

能古の島の作品展にも家族で遊びに来てくださったYumicoさんのライブ。

ここで何度も紹介した「始祖の船」が生で聞けます。

夏の夜、素敵な歌声に耳を傾けてみませんか・・・。

豪華なゲストも楽しみです。

Yumico Live

日   時:2009.8.1(土) 開場18:30  開演19:00

場   所:ROOMS 福岡市中央区大名2-1-50-3F

      TEL 092-751-0075

料   金:¥3000-(1ドリンク要オーダー)

お問合せ: y_niwashidori@gmail.com

詳しくは横の“お気に入り”のYumico Official Blog「時空カフェ」をクリック・・・・・・・。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年7月24日 (金)

仙台にて-Ⅱ・・・・・

 青葉城も広瀬川も遊び場だった。

小学校から中学の頃、青葉城の下にある住宅に住んでいた。

高校も城下に建つ商業高校に通っていた。

体育の時間にはよく正宗公の騎馬像のある広場まで走らされた。

夏は下を流れる広瀬川で魚を捕ったり、泳いだりしていた。

秋になると、城跡を囲う山に分け入って、山葡萄やアケビを採って遊んだ。

冬は氷のはった濠でスケートを楽しんだ。

登校前の早い時間に・・・・・・。

城から下る坂道ではスピードの出る少し危険なソリ遊びも楽しんだ。

絵に描いた様な少年時代・・・・・・・青葉城はそんな楽しい思い出に溢れた場所だった。

 

当時は市外が一望できる城跡には小さな茶屋が2件と騎馬像と碑があるだけだった。

正宗公の騎馬像と碑は変わらぬ姿でそこに在った。

Photo

瑞鳳殿の資料館で観た頭蓋骨をもとにした復元容貌像と騎馬像の正宗の顔は重ならなかった。

Photo_3

神殿やそれを中心に建つお土産屋や食堂などの観光施設・・・・・・・開発された環境が時の移り変わりを示していたが、変わらぬものがそこに在るのは何か嬉しくもあった。

Photo_2

一望できる仙台市街地も、広瀬川沿いの自然は当時を偲ばせるが、商業施設やマンションが並ぶその展望は城跡同様に時の経過を感じさせる。

当たり前の事ではあるが・・・・・・。

整備された城壁の端に立って、50年間の時の量を感じていた。

福岡を発って6時間後の事・・・・・・・・。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年7月22日 (水)

皆既日食・・・・・

 46年ぶりの皆既日食。

今世紀最長の天体ショーだと言う。

気取っているわけにもいかない。

乗り遅れてもいけない。

どう参加するか?

やはり観測用の道具を手作りする事に・・・・・。

ここが楽しめればOK。

材料も道具も大概のモノは揃っている。

おぼろげな記憶を頼りに作ってみる。

紙の筒、アルミホイル、薄い紙、黒の厚紙、ガムテープ・・・・・・。

で、出来上がったのがこれ。

Photo

ピンホール・カメラの原理である。

筒の一方にはアルミホイル。

アルミホイルの中央に針で穴を開ける。

もう一方には薄紙、私はトレッシングペーパーを使用。

そこに筒状にした黒の厚紙を取り付ける。

トレッシングペーパーに写る太陽が見えやすいように光を遮断する為。

赤などのガムテープは前から紙管に貼ってあったもの。

無造作に作った。

マリオ・ジャコメッリの改造カメラの迫力には負けるが・・・・・・・何か良い感じ。

デジカメを筒に当てて撮影してみた。

Photo_2

① AM9:15・・・・・トレッシングペーパーに写る欠ける前の太陽。

Photo_4

② AM10:50・・・・・欠けた太陽がゆる~い感じで写っている。

①は部屋から。

②はフロアの通路から撮影。

屋上にも通路にもにわか天体ファンが・・・・・・・。

人の事は言えない。

同じフロアの年配の女性から声を掛けられる。

「観えます?」

「え~まあまあ」と曖昧な私。

「これ良く観えるわよ!」

差し出されたのはご婦人の胸部のレントゲン写真。

胸部の骨がくっきりと写っているレントゲン写真。

「何か?」と探したのだそうだ。

「この黒いところで観ると良く観えるわよ!」

笑顔で端の黒い部分を指差す。

少し戸惑ったが、遠慮するのも失礼と観させて頂く事に。

肩の上部の黒い部分に8割ほど欠けた赤みを帯びた太陽がクッキリと観えた。

何かモダンアートでも観ている感じ。

余りながく観ているのも失礼と、早々に写真をお返しする。

何か凄い経験をした感じがした。

仕事を挟んでので皆既日食の観察はサプライズもあって無事終了。









| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年7月21日 (火)

仙台にて・・・・・・

 父親の三回忌の法要で連れ合いと仙台へ。

Photo_19

JALの3531便10時25分にて福岡を発つ。

低気圧の影響でかなりの揺れ。

演芸のチャンネルに合わせて怖さを緩和。

大阪の番組でユニークなポジションで気を吐くざこば師匠の「子はかすがい」。

味のある独特の語り口調はテレビの画面からは想像出来ない。

聞き入って揺れの怖さは忘れていた。

定刻より5分ほど早く仙台に着く。

2歳離れた兄が出迎えてくれる。

多分、我々の滞在中の行動計画はあらかた兄の頭の中に組立てられているのだろう。

我々はそのレールに乗るだけ。

あれがしたい、これがしたいと注文は無い。

それもまた心地良い。

昼食を済ませ、お袋の居る兄夫婦の家に・・・・。

兄から情報は貰っている。

顔に擦り傷を作った米寿を迎えた母の顔にも驚かない。

足腰は歳相応に弱っているが元気そう。

お仏壇に線香をあげ、一息つく。

今日から夏休みだという、兄の長男の8歳になる娘を連れ立って市内観光へ。

兄は7人の孫を持つお祖父ちゃんでもある。

懐かしい街並みを行く。

愛宕の大橋を右に広瀬川に沿って青葉区の霊屋下へ。

仙台藩祖 伊達政宗公 霊屋「瑞鳳殿」へ。

階段下の駐車場に車を止め、石造りの参道を上がる。

かなりの勾配。

Photo_20

手前にある瑞鳳寺に奉納された地蔵の前掛けに目がとまる。

Photo_21

やはりディテールが気になる。

瑞鳳殿同様に柱の上部には獅子頭の彫刻が。

藩政時代からの石造りの階段を上がる。

左右の杉木立は古いもので樹齢370年。

Photo_22

裾に青い紫陽花が残る。

階段を上がると右に涅槃門が見える。

ここからは観覧券が必要。

観覧券の裏に・・・・・・入そめて くにゆたかなる みぎりや 千代とかぎらじ せんだいのまつ

正宗が仙台に居を移した時に詠まれたもの。

もともとこの地は千代(せんだい)といいました。

この和歌では「千代(ちよ)と限らじ」と読み、千代にかけて「1000年の世と言わず永年に栄えあれ」との願いを込めています。

現在の「仙台」の地名の起源となりました・・・・との記載。

Photo_17

涅槃門をくぐり、「瑞鳳殿」に向かう。

Photo_18

2001年に改修された「瑞鳳殿」は鮮やか。

過ぎるくらいに鮮やか。

Photo_6

Photo_10    

やはりディテール。

柱には彫刻の獅子頭、屋根には龍頭瓦が復元されている。

Photo_11

竹に雀の彫刻された紋も金が眩しい。

昔、知人の家に行くのにこの前を通っていたが色の記憶が無い。

Photo_12

来月6日~8日は仙台七夕。

Photo_13

境内には願いを書いた短冊を飾るコーナーも。

短冊の色にもそれぞれに意味が・・・・。

連れ合いは白の短冊に「家族の健康」を願う。

何気なく見た若い女性の観光客の短冊「美味しいものが沢山食べられますように」。

平和である。

瑞鳳殿に隣接した資料館には改修前に発掘した資料が並べられている。

身長159cm 血液型B型・・・・・・・発掘された頭蓋骨をもとに復元された伊達政宗の容貌像の資料に。

 

三代藩主 伊達綱宗の霊屋 「善応殿」も「瑞鳳殿」と変わらぬ鮮やかさ。

Photo_15

Photo_14

「綱宗は幼い頃から芸術の才にたけていた・・・・・・」資料の記載に前を行く兄の事を思いだす。

左利きの人は器用だという。

綱宗が左利きだったは知らない。

左利きだった兄は例外ではなかった。

小さい時からバルサや木を加工して飛行機の模型などを作っていた。

漫画の模写も上手かった。

貸本屋の時代。

CDやDVDを借りるように漫画の本を借りていた。

さいとう たかを、ちば てつや、さとう まこと、たけうち つなよし・・・・・人気の作家を器用に真似ていた。

投稿でも取り上げられていた事を記憶する。

不器用だった私はそんな兄を羨望の眼差しで見ていた。

馬鹿な話だが「左利き」になりたかった。

今の仕事を選んだのも少なからず兄の影響もあると思う。

いまでも趣味は多彩。

そんな事を思い出しながら、杉木立に挟まれた石の階段を下りて行く少し頭の白くなった兄の背中を見ていた。

涅槃の門をくぐった時、煩悩は払われたのか?・・・・・・場のつくる空気にすがすがしい気分。

車に戻って、向かう方向を観るとクラッシックなデザインの市内循環の観光バスが止まっている。

それは緑の多い「杜の都 仙台」に似合っていた。

霊屋橋を渡って青葉城へ。


| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年7月16日 (木)

昂ぶる・・・・・・

 7月14日PM2:30。

ステンドグラスアート 九州会作品展を観にアジア美術館へ。

なんだかんだで最終日になってしまった。

参加した作家は9人。

トラディショナルからコンテンポラリーまで・・・・伝統と時代の要求とのせめぎあい。

それぞれの個性は重なる事なく、見ごたえのある作品が並んでいた。

20年前からのお付き合い。

宮崎の中村和正氏。

思いがけなく奥様にもお会いする事が出来た。

4年ぶりの再会と可能性を持った作品に昂ぶる。

勿論、WAVE-Gグラスの後藤さんにもご挨拶。

多忙を極めているのに、凛とした立ち居振る舞いが印象的。

月末の再会を約束。

PM4:15。

山笠見物で大阪から来福の兄夫婦を出迎える。

博多駅前の山笠も迎える。

櫛田神社からキャナル。

キャナルから上川端。

走る飾り山、上川端通の「大江山酒呑童子」の迫力と囲む男衆に昂ぶる。

Photo_2

川端、リバレイン・・・・橋を渡って天神。

新天町、ソラリア、エルガーラ・・・・・早足の飾り山見物。

Photo_3

 7月15日AM3:30。

追い山見物に出かける。

ここ10数年はテレビ中継で楽しんでいた。

大阪からのお客を迎えて久さしぶりの追い山見物。

万行寺の近くに陣取る。

「5分前」

「3分前」

「10秒前」

「5秒前」

櫛田入りのカウントがはじまる。

緊張が走る。

男衆の顔が変わる。

4時59分の1番山笠のスタートに昂ぶる。

Photo_7

6番山笠、土居流の聖徳太子を迎える頃は東の空もすっかりと明るくなっていた。

Photo_4

Photo_9

8番山笠、上川端通の飾り山が見えると一段と歓声が高くなる。

見送って廻り止めにまわる。

恵比寿流、土居流、大黒流・・・・次々と廻り止めに入ってくる。

ゴールの余韻を楽しむ暇も無く、山はそれぞれ思いを乗せて流の場所に帰っていく。

Photo_8

祭りの後の寂しさを少し引きずりつつ、男衆の見えるカフェで暫しの余韻を楽しむ。

何かやり終えた男衆の顔は誇らしげ。

時間を見れば午前6:30過ぎ。

一日はながい。

仕事場で盛り上がって、自宅に戻って一休み。

何か夏休みのような気持ち。

遊び疲れた子供の気分。

シャワーを浴びて、午後からの打ち合わせに備える。

夜は家族揃って兄夫婦と会食。

コースの料理に昂ぶる。

 7月16日AM5:00。

60を過ぎた男の朝は早い。

同じリズムの兄を誘って早朝の散歩。

室見川の堤防沿いに百道浜の海岸に向かう。

いい歳の男が海岸で記念撮影。

朝の景色を写し込んだ福岡タワーに昂ぶる。

兄に見せたいものがあった。

タワーからドームに回る。

ドームの周辺の一角にある「暖手の広場」。

有名人の型取りしたブロンズの手が並ぶ。

その量と質に昂ぶる。

居るのは我々だけ。

独占状態。

早起きは三文の徳。

誰はばかる事なブロンズの手とコミュニケーション。

先日亡くなったマイケル・ジャクソンを偲んで・・・・・。

Photo_5

Photo_6

テンションの上がった一日のはじまり・・・・・・・・・。

PM3:00。

山笠を満喫した兄夫婦を送る。

楽しい時間でした。

昂ぶりました!

明日からは仙台。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年7月 1日 (水)

友人のブログで・・・・・・

■ 展示会の翌日から現場。

現実に引き戻される。

夜の現場を終えて帰宅。

消耗しきった私を見て「お父さん歳とった?」娘から衝撃的な言葉。

Photo

 □同じ写真を何回も使ってしまいました。で、春の能古島を・・・。 

意図したわけではないが、ミステリーツアーの様な能古島での作品展。

反省が一杯ですが、来場して下さった友人がコメントやブログで会場やツアー?の紹介をして下っています。

原デザインの原さんはブログ「ハラハラ帳」で・・・・・共通する嗜好に助けられています。

slowplusのyukiさん、hikaruさんのドキュメンタリー風長編ブログは動画もあって見ごたえありです。「迷子のオトナたち」編からどうぞ。

時空カフェのYumicoさんはテーブルトーク「急がばまわれ」「能古島へ」で・・・・・何時も優しい視線で作品をとらえてくれています。ライブまで1ヶ月。

自転車で来場して下さった居場所作家の古庄さん、能古にもお友達が・・・・人脈が広いです。

ヤマモトさんの大人のコメントに心静まりました。

皆さんありがとうございます。

元気を取り戻しています。

この場を借りて御礼申し上げます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年6月 9日 (火)

能古の島で・・・・・・・

 今月の末の能古の島で小さな作品展を開きます。

能古の島は昔から好きな場所で一時期この島に住みたいと本気で考えた事がありました。

今では珍しくもない計画ですが「アーツ・アンド・クラフト」をテーマにしたプロジェクトも企画しました。

「アートとクラフトで島を活性化しよう!!」

そんな計画でした。

自分が島に住みたいが故の企画でした。

勝手な企画はどこに提案する事なく引き出しの肥やしになりましたが・・・・・・・・・。

20年前の話です。

何かの縁だと思っています。

Photo

企画展なので旧作が中心になりますが、能古をテーマにした新作も紹介出来ればと思ってます。

只今寸暇を惜しんで製作中です。

どんな作品が出来るのか自身でも分かりません。

写真は以前にここで紹介した作品です。

後ろに見えるのが能古の島です。

今回は能古の素材にこだわりたと思っています。

勝手に遊んでいただく工作室も計画しています。

詳しい事は追ってご案内したいと思っています。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2009年5月29日 (金)

無題・・・・・・

 公私ともに隙間なく動いている。

少しくたびれたデジカメに写真が溜まる。

日々ブログを更新していればスッキリするのだろうが・・・・・。

仕事は別にして、溜まったものを少し並べてみる。

Photo

Photo_2

食事に誘われてY邸の薪割りとガラス磨きに参加。

薪割りは若者に、ガラス磨きは丁寧な婦人部に・・・・・・。

結局は軽い仕事でその気になって、遠慮なく食事だけは堪能する。

2週続けてバーベキュー。

炎上がりすぎ?

充実の週末。

Photo_3

目と鼻の先にある小学校のフェンス。

網に食い込んだ松の木。

部分的にカットされ記念のように残されている。

(写真をクリックしてご覧下さい)

誰が残す事を判断したのか?興味深い。

Photo_4

仕事帰り、思い出して寄った知人のカフェ。

庭先を開放した自由で心地よい空間。

相手を見てか?気を使って姿を見せてくれたトカゲ君。

丁度「蜥蜴・・・・」の記事をアップした翌日だったのでビックリ!

Photo_5

イベントの下見で能古の島へ。

能古好きを自認していたが、訪れた事の無い場所が・・・・・・・。

能古博物館もその一つ。

博物館のカフェからの展望。

Photo

途中見つけた能古焼きののぼり窯。

Photo_2

壇一雄邸の跡地に建設中の長男太郎氏の家。

Photo_3

博物館のショーケースの中に見つけた故荒尾記史朗氏の作品。

思いもしなかった出会いに、心の中で合掌。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年5月 9日 (土)

カントリー三昧・・・・・・

 好天気に恵まれた5月最初の週末。

Photo

北欧古雑貨と古家具のギャラリー「ソルベン」で開かれたハンク佐々木さんのライブに出かける。

18歳からカントリーバンドで活躍。

カントリーパブの老舗「チャックワゴン」を経営。

1988年50歳でカントリーウエスタンの本場で試したいと渡米。

渡米20年。

今はテネシー州ナッシュビルを拠点に活躍。

アメリカは勿論の事、ドイツ、北欧、オーストラリアなどでもコンサートやライブを開催。

春と秋には日本各地で精力的にライブ活動。

Photo_3

ギャラリーの庭に面したベランダをステージにした野外ライブ。

誘ってくれたデザイナーのOさんと音楽仲間。

グラス作家のGさんの顔も・・・・・。

乾いた喉をビールで潤わせて、並べられた料理を楽しむ。

日差しは初夏のそれ。

心地よい日陰を探して開演を待つ。

年季の入ったオールド・マーチンを片手にハンクさん。

傍らにはキーボードのマイケル石仏さん。

懐かしく聞き覚えのあるメロディー。

全米シニアコンテスト、トップ10に入る歌声は力まず味わいがある。

穏やかなトークに会場も和やかな雰囲気。

ステージの上も下も年齢は近い。

夜派のマイケルさんも調子を上げてくる。

絶妙な掛け合い。

高祖の山裾に手拍子が響き渡る。

休憩をはさんで2部。

ゲストがステージに上がる頃は会場のテンションも上がる。

ビール片手にダンス。

昔を思い出している。

会の終わり頃には「歳をとるならステージの上の二人の様に・・・・・」そんな気分になっていた。

Photo_4

ゲストのプレスリー ナンバーで思い出した様にマイケルさん。

土産のモミアゲの着いたサングラスを掛けて「監獄ロック」。

参加者最年少の園児から「カントリーロード」のリクエスト。

エンディングはオリジナル ソングで締めくくる。

余韻を楽しんでいるとソルベンのオーナーからバーベキューの誘い。

遠慮の無い私。

Oさんのギター仲間Fさんの弟さんがマーチンのトリプル0、000-28ECB エリック・クラプトン シグネチャー モデルを宇部から持参。

限定500本と言う貴重なギター。

参加の意気込みが違う。

ギターが取り出されるとセッションがはじまる。

ハンクさんもケースからマーチンを。

マイケルさんもピアニカで参加。

カントリー、フォーク、吉祥寺ソング・・・・居合わせたギター好きがそれぞれに持ち歌を・・・・・・。

折角なのでハンクさんのギター弾きたさに私も参加。

手にしたオールド・マーチンのネックは塗装がほとんど剥がれ、ボディー横には丁寧に穴まで開いている。

40年近く共にした戦友の趣。

そこに刻まれた剥げや傷、一つ一つに物語があるのだろう・・・・・。

少し緊張ぎみに触れてみるが、やはりマーチン。

言い方は失礼かもしれないが「腐っても鯛」。

マーチンはマーチンである。

ビールの力も借りてかき鳴らしてみる。

本場からのお客さんも居る中で英語の歌も口ずさんでみた。

恥知らずである。

勢いに任せて宇部から持参のマーチンも弾かせてもらう。

少し小ぶりだが飴色の塗装、鼈甲柄のピックガード、19フレットと20フレットにはクラプトンのサインがパールでインレイ。

音は少し硬い印象を受けたが、美しいギター。

「カントリーロード」をリクエストしたお嬢さんも参加。

ハンクさんのギターでリクエスト曲を英語でフルコーラス。

先が楽しみ。

皆さんいい笑顔で楽しんでいる。

マイケルさんの仕事の都合で・・・・・よいタイミングでセッションを終える。

Photo

麓に見ると遠くに野焼きの煙が立ち上っている。

日本の景色にもカントリー・ソングは似合っていた。

再会を約束してソルベンを後にする。

Oさんのお言葉に甘えて、Oさんの友人とご自宅に。

今日3本目のマーチンを弾かせてもらう。

D-28。

マーチンの代表的なモデル。

選び抜いただけあって美しく、サウンドも申し分ない。

Oさんもマーチンに惹かれて腕を上げている。

「おじさん達、楽しんでいるぜ~い!!」そんな気分のカントリー&マーチン三昧の一日。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年4月 7日 (火)

桜・・・・・・・

 木々や草花の変化に気持ちが和らぐ。

若い時に持ち合わせていなかった感情。

早々と満開宣言された桜。

今年は気温のせいもあってか見頃が長かった。

心配した週末の花見も遠くからの飛び入りも交えて楽しい時を過ごした。

今更だが楽しんだ桜の景色。

Photo_5

3月26日、福重で仕事の打ち合わせ。

自転車での距離。

室見の河川敷を南に向かう。

河川敷公園の桜。

Photo

3月27日、市の美術館へ。

レオナール・フジタの大理石の様な裸婦の肌に惑わされ、晩年の創作意欲に驚嘆。

隣接する舞鶴公園は美術館の静寂とは打って変わって花見の見物客で祭りの様相。

静かな白と淡いピンクが交差する。

Photo_4

3月29日、自宅の向かいにある公園の桜。

自慢げに咲き誇っている。

近くの滑り台からのショット。

夜、寒さに震えながらの花を愛でる人たちも・・・・・・・。

Photo_2

4月5日、前出の公園。

公園横のリサイクルステーションへ新聞を束ねて日曜の仕事。

葉の緑が目立ってきた。

Photo_3

桜の花を水に浮かべて楽しむ。

いつものお酒に浮かべて飲み干す。

桜堪能。

おまけ・・・・・・。

4月7日、シーホークホテルへ。

Photo

JALリゾートシーホークホテルの前に位置する地行中央公園の黄色の花を持つ桜。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年4月 4日 (土)

コメント・・・・・・

 ブログをはじめてこの6月で2年。

随分書いてきたような気がするが、記事の数は200に満たない。

「私的美術館」をタイトルに自分の作品やコレクションを中心に気になる事や好きな事を書きとめてきた。

何の期待も無いと言ったら嘘になる。

作品を紹介した時などは反応が気になった。

カウンターで訪問者のリアルな数を知る。

正直、アクセスが多いと嬉しい。

少ないと気になったりもする。

内容の稚拙さを棚に上げてだが・・・・・。

コメントやメールなどがあると繋がっている事を実感する。

Photo

ブログをはじめた’07の夏に開催された「大竹伸朗展」。

展示会には何回も足を運び、大竹伸朗を満喫した。

このブログの「大竹伸朗-Ⅰ・Ⅱ」でもマニアックな思い入れを書いた。

この記事で大竹伸朗を知って足を運んでくれた人もいる。

この2年前の記事に思いがけないコメントの書き込み。

展示会の図録、ポスター、看板、チケットなどの全てのデザインを担当されたF氏からのコメント。

思ってもいなかった訪問に驚いた。

たまたまこの記事に辿りついたとか。

記事は感動した事や素直な感想を書いただけだが、嬉しいコメント。

こんな出会いがあるのだと、少しめげそうになった気持ちに活が入る。

先の事になりそうだが、次回の個展には案内状を送ろうと思っている。

今度は私の作品を前に感想を聞いてみたいと思っている。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009年3月23日 (月)

満開・・・・・・・

Photo

月のはじめに「花見会」の誘い。

開花の時期を見越して4月はじめの週末。

が、自宅のベランダから観える公園の桜は満開。

今月13日の開花宣言から10日。

1953年からはじまった観測史上最も早い満開の便り。

昨年より10日早い。

2週間後が想像できない。

勿論「花より団子」で良いのだが、なにやら複雑な気持ち・・・・・・・・。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月12日 (木)

落書き・・・・・・・

 奈良美智も好きなアーティストの一人。

敵意を持ったような視線・・・・・・射るように見つめる少女の絵は印象的で心に残る。

彼がニューヨークの地下鉄の構内に「落書き」をして逮捕されたという。

直ぐに思い出したのが故キース・ヘリング。

Photo

地下鉄構内の壁面にある黒い紙が貼られたスポンサーの無い広告スペース。

かってキース・ヘリングはここを表現の場とした。

勿論違法である。

キース・ヘリングはこの地下鉄構内の黒いキャンバスに絵を描いて何回も逮捕された。

逮捕される度に彼の名前は彼の描く絵画と共に知られ、ニューヨークを代表するアーティストの一人になっていく。

Photo_5

ポップ・ショップ・・・・ニューヨークのキース・へリングの店(’01年撮影)。

Photo_3

今では日本の美しい車両と変わりは無いニューヨークの地下鉄。

20数年前には車両の外部は勿論の事内部まで、スプレーを多様した自由な絵で埋め尽くされていた。

構内も例外ではなかった。

ある意味、ニューヨークの名物でもあった。

唸るような作品もあれば目を背けたくなるような作品まで、クオリティはピンキリだった。

「落書き」は地下鉄車両や構内に留まらなかった。

作家は街に出て、ビルの壁面や路面にもその痕跡を残していった。

それら行為は繰り返されていくうちに、メッセージを持った「落書き」は市民権を得て表現の形として認知されていく。

洗練されたスタイルは商業的な媒体としても利用された。

実用的なアートとしても評価された。

そんなプロセスがある。

Photo_4

奈良美智は村上隆同様に世界中から注目されるアーティスト。

ニューヨークで開催される展示会の前日だったと聞く。

展示会を意識したパフォーマンスだったのか?

描きたい衝動にかられての行為だったのか?

そう言えば地下鉄の構内に貼られたレトロなタイルは、彼がスケッチに愛用する方眼のレポート用紙に似ている気がした。

彼ほどのアーティストになれば、ラフなスケッチでもノートやキャンバスに描けば、それは作品と呼ばれ値がつく。

それも想像以上の値が。

しかし、同じスケッチやドローイングでも、選択を間違えば「落書き」と呼ばれ、逮捕されたりもするのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月12日 (木)

MR.AQUIO NISHIDA・・・・・・

■ 氏は自身の描く図面やブログのネームにaquioと記していた。

著名なイラストレーターに共鳴したと聞く。

知的でオシャレな感覚が漂う。

西田明夫・・・・・感動を提供出来る数少ないオートマタ作家の第一人者である。

世界的にも知れている。

有馬玩具博物館、岡山の現代玩具博物館の館長でもあった。

その仕事には絶大な信頼があった。

氏の書く知性とユーモアに溢れたブログではいろいろと勉強させて頂いた。

オートマタは勿論の事、絵本、音楽、映画、ファッション、食・・・・独自の視線を持って極めていた。

進めていたプロジェクトでは、体制に屈する事なく毅然と理想を貫いていた。

氏のブログでオートマタの作家として認めて頂き嬉しかった事を昨日のように覚えている。

昨年末からの記事を読むと、分刻みのスケジュール。

新作の大型オートマタ製作、クリスマスの演出、取材、海外出張・・・・・・断れないドイツへの出張では体調を崩されているのが心配だった。

「好きな事をしているんだから」・・・・・愚痴もこぼさずに頑張っているんだろうと推察していた。

1月5日のご子息の記事を最後に更新が無い。

記事の無いタイトルが二つ。

「天国と地獄」、もう1つは「散髪」。

好きな映画の話?

「何かあったのか?」・・・・・・不安も感じていたが確かめる事も無く2月を迎えた。

8日の記事の無いブログにトラックバック。

「とても悲しいお知らせ」の文字。

親交の深かった絵本コレクターのOさんからのトラックバック。

2月6日、西田明夫氏永眠・・・・・・・。

信じられない報告に言葉を無くす。

私が氏を知ったのはある木工の専門誌。

デザインの仕事で多忙な毎日を過ごしていた頃。

仕事の資料で買い求めた木工専門書の玩具特集に氏の作品を見つけた。

その洗練されたデザインとモチーフの面白さに惹かれた。

機素と呼ばれる動かす為の仕掛けも小さなパーツ一つ一つが完璧なまでにデザインされ、全体と調和していた。

ペンションを経営しながらの創作活動・・・・・そのライフスタイルも羨ましく思った。

弟子入りを考えた事もある。

20数年前の事。

私が動く作品を作るようになってからは、何時も気になる存在として意識していた。

氏の著書「動くおもちゃ」をはじめ、氏の作品が載った主だった本は集めた。

Photo

私が氏とはじめて会ったのは2005年8月、福岡はIMZビルの8階三菱地所アルティアムで開催された「現代からくりおもちゃ展」

企画会社N社の代表Iさんの企画で、西田氏と名古屋のばんば氏、地元からという事で私を含めた3人展。

入場料のあるはじめての展示会。

初対面にも関わらず、共通の話題で直ぐに溶け込んだ。

ダンディな氏はパイプ煙草の煙をゆらしながら静かに、強い説得力を持って、時にはユーモアを交えていろいろな話を聞かせてくれた。

氏は’46年産まれ、私は’49年・・・・・年代が近い事もあって、音楽や作家などの好みに共通するものがあった。

それからは何かとお気遣い頂き、展示会のお誘いや作品の紹介などもして下さった。

オートマタと言う日本では馴染みの薄い特殊な創作。

氏の努力によって、多くの方に理解された。

氏を目指してオートマタの作家になった方も多い。

その先駆者としての功績は大きい。

氏がここ居られない事は今でも信じられないが、氏が残されたものは偉大である。

氏が残してくれた考え方や精神、技術を受け止めながら創作の道を進んでいけたらと思っている。

2月9日に執り行われたお別れの会はダンディな氏らしい印象的な会だったと聞く。

オートマタのハンドルを回すたびに、私を氏を思い出すだろう。

自ら製作したドラゴンに乗って、空を飛び回っている姿を・・・・・・。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月26日 (月)

雪の週末・・・・・・・

 天気は雪の予報。

今日と決めていた。

移動は何時ものように最寄の交通機関。

地下鉄で博多駅へ。

博多駅から新幹線に乗り継いで南福岡へ。

水気を含んだ大きめの雪が舞う。

荷物もあったのでタクシーに乗って春日の西小学校前まで。

昨年の夏、『隣の店舗が空いたのでギャラリーのスペースを広げようかと・・・・・・』言っていたカフェの主人。

『新しいギャラリーにて初企画展です。ぜひ遊びに来て下さい。』

田村真理子さんの個展のDMに添えられていた言葉。

半年の短い期間でその計画を実現したのだ。

Cafe & Gallry Nabeの主人ワタナベさん。

実現は経営の手腕とお人柄によるところが大きいのだろうが、そのフットワークの良さに敬服。

Dm

田村真理子さんの活動は随分と前から注目していた。

唐津、百道のハイアット、志摩の「MA」・・・・・そして芸術村。

場所を変えながら精力的に様々なアプローチを試みていた。

個展にも何回かお邪魔した。

和紙を素材にした艶やか(私的感想)な造形は私のお気に入り。

今回の個展では和紙の作品の他にアクセサリーを展示していた。

『ビジネスです』と言いきる。

「創りたいもの」がビジネスに直結していれば理想だが、得てして「創りたいもの」はビジネスとは無縁であったりもする。

私もアクセサリーを作った事がある。

モビールやサーカスで有名なカルダーやHIRONENのアクセサリーに刺激された事もある。

「身に着けられるアート」・・・・・そんなスタンスの作品があってもよいと思った。

身近な人・・・・・・対象のはっきりとした中での創作は楽しくもあった。

そんな事で田村さんがアクセサリーを手がけていた事はなんの違和感も無かった。

素材は既成だと言うが、やはりその選択と造形には研ぎ澄まされた感覚が感じられた。

オブジェ同様に十分に楽しめた。

カフェに移って、楽しみにしていたカレーを頂く。

連れ合いと違うものを頼んで「ハーフ&ハーフ」。

ワタナベさんご夫婦の人柄が招くお客さんが入れ替わり立ち代り。

居心地良さに2時間半もお邪魔してしまった。

外を観ると雪が向かいの建物の所在を消している。

カフェの前にあるバス停から、後ろ髪を引かれる思いで大橋に向かう。

 バスは西鉄大橋駅の東口に止まる。

連れ合いは用事があったので此処で別れる。

私は西口に抜けて知人のアトリエに向かう。

雪は本格的。

坂の先にあるスロープのついた階段を上る。

上りきると住宅街が広がる。

生垣のある建物の沿って回り込む。

ガレージの入口に掛かった赤い「9」の文字。

ガレージの奥にある小さな木の扉を開けるとそこが「アトリエ 9」。

Photo

Photo_2

使い込まれた工具や道具類、調理器具、製図道具、ボルト、錆付いた船釘・・・・・・。

知人の作家が創作する焼物の食器やオブジェ。

作家でもありオーナーでもあるKumicoさんが愛情を持って集めたコレクションの数々。

勿論、自身のバルサを素材にした飛行機やロボット、ワイヤー・クラフト、絵画などの作品も、それらと心地よい関係を持ってそこに在る。

ここにしかないものが在る。

作品、コレクション、家具、空間・・・そこに在るもの全てが私の好み。

言い換えれば、1つとして嫌いなものが無い。

そんなお気に入りの店。

出会いは直感だった。

情報雑誌で見た顔のある赤い飛行機。

何故か目が離れなかった。

「この飛行機の向こうに何かある・・・・・。」

そう感じた。

記事を読めば、近くに居を構える知人のデザイナーF氏が空間を設計施工。

作家仲間で造った心地のよい「居場所」だと知る。

デザイナーF氏が開く曜日限定のカフェがオープンする日を選んで連れ合いと出かけた。

昨年の5月の事。

その直感は間違っていなかった。

訪れて意気投合してしまった。

言われて思い出した。

随分前だが、お会いしていた事を。

そんな下地があったのかもしれない。

カフェNabeのワタナベさんと再会させてくれたのもKumicoさん。

作品の事、素材の事、これからの事・・・・・話す事は沢山あった。

居心地の良さに2時間。

遠慮の無い私。

このアトリエを探すには少しの努力が必要かもしれない。

が、探し当てた時には何か大切なものが見つかるかもしれない・・・・・・・そんなお店です。

 雪は少し小降りになっていた。

時間を見ると5時をまわっていた。

少し足早に駅に向かう。

大橋から西鉄電車で天神へ。

天神から地下鉄で西新へ。

傘や頭の雪を払いながら階段を下りてくる仕事帰りの人たち。

見上げる空は白の点模様。

西新商店街の一角にある人気の通り。

その中ほどにある「オーストラリアン ビーンズ カフェ」の2階。

今日1日だけの作品展。

Dm_2

「ペペのへんてこな生きもの展」。

作家はペペ&ネコルのペペさん。

テーブルに並べられた「へんてこな生きもの」はクレイを素材に缶やガラス瓶、針金を芯にして作られている。

造形は自由。

ディテールやリアルに興味は無い。

手の感触やその後の彩色を楽しんでいる様にも見える。

軍手を素材にした作品が面白い。

軍手の中にクレイを入れて造形している。

網目が彩色に豊かな表情を与えている。

ペペさんは多才な作家。

絵も描くしオブジェも創る。

家具も創る。

音楽家でもある。

CDも出している。

人が聞いたら不思議に思うかもしれない。

もしかしたら「へんてこ」なのは作家自身かもしれない。

「へんてこ」それは大事な個性でもある。

自由な創作を観て私も「へんてこ」になりたいと思った。

次のお客さんが来たのを期に会場を後にした。

雪はまだ降り続いていた。

雪を楽しみながら、盛り沢山の週末・・・・・・・・。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年1月 6日 (火)

年始のサプライズ・・・・・・・

 仕事始め。

今年はじめて開ける仕事場の郵便受け。

年賀状やチラシに混ざって少し大きめの封筒。

パッキンの感触を感じながら封を開ける。

中にはメッセージが添えられた1枚のCD。

ミュージシャンのYumicoさんからの贈物。

手に取ったCDのジャケットに一瞬戸惑った。

Photo

 

Photo_2

青空に見覚えのある造形。

Yumicoさんが撮り下ろした私の作品。

タイトルに「始祖の船」。

戸惑いは驚きに・・・・・・・。

年甲斐もなく胸が高鳴った。

サプライズだと後から聞く。

サプライズの効果は十二分に達成されていた。

何か洒落の利いた冗談かと思ったほど・・・・・・。

『昨年の8月から作っていました新曲「始祖の船」がようやく出来ましたので送ります。』

添えられていた丁寧なメッセージの冒頭。

「始祖の船」は昨年7月に開いた個展で発表した作品のタイトル。

同じタイトルで4作。

その内の1作品を気に入って頂いた。

その作品にインスパイアされて出来た曲だと・・・・・・・。

はるか 遠い海から 波の記憶をのせて

流れついた この西の島へ

いつか また 旅にでる

時を超えて 会いたい人がいる・・・・・・・・・


伸びのあるしなやかな歌声。

綴られた詩に数十年の記憶が重なる。

多くの出会い、大事な人との別れ・・・・・・・・そして旅立ち。

熱い思いが広がる。

「大事な人に届けたい!」そんな思いを抱かせる作品。

60歳を迎えた年のはじまりにサプライズな心温まる贈物。

心より感謝。

Yumicoさん、編曲のideshuさん、ジャケット・デザインのTaishinさん・・・・ありがとうございました。

スペシャルな手作りのCDですが多くの人に届く事を願ってやみません。

deta

Vocals & Photo : Yumico

Keyboard & Programming : ideshe

Design : Taishin Korekawa

Recorded at “時空カフェ”Living Room Studio

詳しくはYumicoさんのブログ“時空カフェ”で・・・・・・。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年1月 4日 (日)

愛宕の山から・・・・・・・

 6時半過ぎ、まだ暗い街に出て行く。

愛宕の大橋を渡る頃には東の空が薄っすらと赤みを帯び始めていた。

自然と足が速くなる。

石の鳥居をくぐり、勾配のきつい階段を上がる。


東の赤みを帯びた空に押されるように重たい足を前に進める。

茶店のある広場に着く。

ほっと一息。

Photo_7

 
神社の前では巫女さんが、訪れる人を迎える前のお参り。

家族、健康、仕事・・・・・歳を重ねるほどに増える願いごと。

今年も無事に過ごせる事を願って、いつもより深々と頭を下げる。

細くのびた雲が朱色に染まり、時が近い事を知らせる。

日の出は7時23分。

Photo

Photo_2

Photo_3

Photo_4

Photo_6

明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年10月31日 (金)

FRIENDSHIP・・・・・・

 大きいものでも長さ15cmほど、小さいものは3センチほどの小さな小瓶に入っている。

ほとんどが手のひらにつくる窪みにすっぽりと収まる。

野間口 熱 氏の創る空缶やブリキを素材にした船は思いのほか小さい。

その素材は自然や偶然の恩恵を受けている。

海岸で潮に洗われ朽ちかけたもの。

あるいは日常で消費され風雨にさらされたもの。

その素材を丁寧に拾い上げ、確かな造形力と技術で形付けられている。

あるものは素材のディティールを巧みに生かしている。

船体のプリントやデッキの縁にその形跡を見つける事ができる。

6cmほどの大きさの船にもラダーやスクリュー・・・・・・細部のこだわりも見もの。

Photo_3
Photo_4
Photo_5

ユーモアに溢れた大柄な作者が生み出す小さな船は、愛おしいほどにチャーミングで味わいがある。

共通するインスピレーションに感激の展示会。

この船を真中に、多くの親交が生まれる事を願わずにはいられない。

野間口 熱展

期間:2008年10月31日(金)~11月3日(月) 11:00~19:00

場所:アトリエ FLAT
    福岡市中央区赤坂1-15-15 平和ハイツ203
    Phone: 092-714-4988
    http://flat203.exblog.jp

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年6月 6日 (金)

ターシャ・テューダー・・・・・・

 ターシャ・テューダー展を家族3人で観てきた。

連れ合いはターシャのライフスタイルを気に入っている。

ターシャの絵本をはじめとする印刷物を何冊か集めていて、気に入った本は友達にもセッセと薦めている。

「このお婆ちゃんは只者では無い!!」はじめて連れ合いからターシャの本を見せられた時の感想。

Photo

会場は多くのターシャ ファンで賑わっていた。

愛用の食器や調理器具、手書きの料理のレシピ、お手製のドレス、縫いぐるみ、絵本の原画・・・・・・・出品点数約200点。

「19世紀のニューイングランドの人達のように暮らしたい」と願ったターシャの生活と作品が分かりやすく展示されている。

中にはアメリカ北部、バーモント州の山奥に建てた「コーギーコテージ」と呼ばれるターシャの住む家の庭を一部再現している。

その奥にターシャの姿を見るようだ。

少女の無邪気な好奇心を持って、素足で森に分け入るターシャ・・・・・・。

写真や映像では何回も観たものだったが、そこに在る実物の展示品は、また違った思いを感じさせてくれた。

大事に使い込まれた食器や調理器具。

予てから観てみたいと思っていた縫いぐるみの人形。

対象を見つめる優しい眼差しがそのまま作品になっている。

1830年代のパターンを使った手作りのドレス。

マリオネットも楽しい。

絵本の原画も多く展示されている。

鉛筆や筆使いをルーペの視線で覗き見る。

驚いたのは原画に貼られた手書きの文章。

文は画用紙に鉛筆で書かれ、その画用紙は無造作に切り抜かれ、テープで原画に直接貼られている。

印刷物では多くは修整されているが、中には痕跡を残したものも在る。

「こだわるが、執着しない」・・・・そんなターシャの奔放な面を見たような気がした。


会場に訪れた多くの方も、ターシャ的な生活に憧れ、実践している人も少なくないと思った。

私の連れ合いも、花を愛で、土をいじり、ケーキを焼き、縫い物をする。

最近は貯めていたお気に入りの布を使って刺繍を施したブックカバーを作っている。

紅茶で染めたレース、実家から貰ってきたカモミールを題材に刺繍を施す・・・・・・。

仕事では無い、生活を楽しんでいる。

Photo_2

Photo_3

眼鏡をかけ、針を進めている姿はターシャの様でもある・・・・・・・??。

それは特別の事ではなく、ごく普通の事。

考えたら、形こそ違うが、昔のお母さんや祖母たちは皆が皆、ターシャの様な生活をおくっていた様な気がする。

絵こそ描かないものの、私の母は、洋裁が得意で自分の着る服も、子供たちの着る服もよく作っていた。

他の家のお母さんや祖母たちもそうだった様に思う。

材料を余すところ無く使って美味しい料理を作る。

お菓子の箱を綺麗な包装紙で化粧して小箱を作る。

小さくなったセーターの毛糸を解き、新しいチョッキ(ベスト)を作る。

余りの布切れでお手玉などの遊び道具を作る。

3時のお茶の時間には手作りのお菓子で知人をもてなす。

そんなお母さんや祖母たちを沢山みた。

モノを大事、乏しい生活を受け入れ、感謝し、丁寧に暮らしていた様な気がする。

そんな生活が、今一番素敵な事だと再認識した展示会だった。

Photo_5

福岡三越で6月8日日曜日まで。三越、岩田屋のカードを提示すれば2人までは無料。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008年5月28日 (水)

AT MOJOCA・・・・・・

 知人が作品展を開いている。

場所は美容室。

前回の作品展はカフェで。

いつもの自由なスタイル。

美容室と言っても、オーナー1人。

話を聞くとかなりの自由人。

自由な作家が自由な場所で自由にやっている・・・・・そんな趣の作品展。

絵の具、粘土、ワイヤー、etc・・・・・・・・。

多彩な素材を駆使して表現を試みる作家。

素材は変わっても作品は高い質と作風を保っている。

作家の名前は土器修三

作品展の場所は美容室 MOJOCA。

Photo

今回の作品は不要になった自前のシャツの布などを素材にした人形の造形。

Photo_5

Photo_3

布になっても修三スタイル。

聞けば、昔、パッチワークにはまった事があるとの事。

下地は出来ていた。

デザインを考え、素材を吟味する。

素材をカットする。

デザインには縛られない。

形や布は自由に変化する。

発見を楽しむ。

一針一針縫っていく・・・・・・・。

無邪気に楽しみ遊んでる。

心地よい創作のプロセスが伝わってくる。

心地よい空間に心地よい作品・・・・・・・そんな作品展。

5月の31日(土)まで。

※自由な作品展なので連絡を入れてから行く事をお勧めします。













| | コメント (10) | トラックバック (0)

2008年4月 3日 (木)

MY STYLE・・・・・

先日取材を受けた求人情報誌「デューダ」№14が発売。

1ヶ月ほど前、イラストレーターのD氏からの電話。

D氏とは百貨店のショーウインドウのイラストを依頼してからの付き合い。

20年以上の付き合いになる。

電話の内容は、求人情報誌「デューダ」の“MY STYLE”と言うコーナーの取材の話。

リレー形式で私に繋ぎたいとの事。

楽しそうだったので、身の程知らずで快諾する。

Photo_4

サブタイトルに「夢に向かう人々の仕事の流儀を徹底レポート」。

夢には向かっているが、流儀が有ったかは疑問。

デザイナーのK氏、ライターのKさん、カメラマンのT氏の3名による丁寧な取材。

作品の話、会社時代の話、ウインドウの話、ニューヨークの話・・・・・・・。

私の話は迷走する。

昔の話は年号が曖昧。

作品が前に在るので、私はもっぱら作品の話に力が入る。

稚拙なコメントは、聞きたい事をしっかりとぶつけてくるライターのKさんがしっかりとメモっている。

カメラマンのT氏は、限られた狭いスペースでベスト・ポジションを探している。

K氏は、デザイナーのクリェティブな視点で観察。

プロの方々がそれぞれの責任で仕事をしている。

責任の無い私は脳天気。

そんな取材の結果です。

プロの仕事に感謝するしかありません。

九州版なので販売エリアが限られてます。

雰囲気を少し・・・・・。

Photo_2

Photo_3

個性的なSTYLEを持った知人のリレーを素敵なSTYLEを持った知人に繋ぐ・・・・・・・・・。

次号は那珂川にアトリエを構えるステンドグラス作家のGさん。

前号で紹介されたD氏も次号のGさんも紙面でご確認を・・・・・・。

次号は来週4月9日(水)発売。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年3月31日 (月)

「再生デザイン大賞」贈賞式・・・・・

 3月27日、東京は丸の内の東京會舘11階「シルバールーム」で「再生デザイン大賞」の贈賞式。

朝の2便で出かけたのですが、会場には一番乗り。

「田舎者」と思われたのではと少し心配(笑)

恥ずかしいくらいに大きな赤い花を胸に着けられて控室に。

テーブルの上には式の進行案内と作品集。

潔いシンプルなデザインの表紙。

Photo_2

Photo_5

出されたコーヒーを飲んでいると、大賞受賞のYさんが。

応募時には作品は完璧には仕上がっていなかった事など、創作の裏話を聞かさせて頂く。

式の30分前、主催者側からの式の進行についての説明。

大賞1名、最優秀賞2名、優秀賞6名、カラーデザイン賞1名、合計10名。

学生の部では団体での受賞もありましたが、壇上には代表者が1名上がるかたちに。

予定通りに、12時から開式。

ほんの少し緊張した空気の中、慣れた司会で式は進行。

主催者の挨拶の後に表彰。

少し大きめの手書きの表彰状と副賞を受け取る。

少し緊張。

そして4名の審査員による講評。

記念撮影。

贈賞式は戸惑う時間も無く、無事終了。

会場に並んだ、受賞作品の実物をはじめて観る。

饒舌な誇張も作為も無い、素材と真摯に向かった素直な作品が並んでいた。

数分の休憩を挟んで、隣にセッティングされた、皇居のお濠が見えるパーティー会場に移動。

懇親会は先程のサイレントな雰囲気から一転して、リラックスした感じではじまる。

20年前から活動が気になっていた審査員のSさんにご挨拶。

Photo_3

学生の部、最優秀賞受賞の熊本工業高等学校のメンバーにも九州のよしみで声をかける。

気がつけば、受賞者10名の内、男性は、100円ショップのトレイを素材にしたウクレレで最優秀賞を受賞したKさんと私の二人。

やはり「モノを大切にする心」は女性の方々の方が強いのか?

そんな事を思いながら、大賞受賞のYさんの話を聞いていた。

息子さんが学生の頃に穿いていた赤のジーンズを素材にしたトートバッグ。

取っ手もお子さんのベルトで。

「自分を元気に」の思いで製作した作品。

Yさんは、作品から滲み出る優しさ、そのままの方。

そして思った。

この賞は、日常の中にある、誰でも出来る「再生デザイン」を目標としている。

今更だが。

「凄い!」と驚くようなデザインは求めていない。

大賞の「元気のリレー、息子のジーンズからバッグ」も最優秀賞「再生積み木」も「MYSTERY MOON」も、その方々の日常に在った素材。

Photo_6

Photo_7

捨てられないでしまっておいた息子の赤いジーンズ。

倉庫の片隅に積み上げられていた使い古しの机。

隅へと追いやられていたプレス合板のトレイ。

トートバッグも積み木もウクレレもそれ自体決して新しい発想のものでは無い。

そして、難しい技術を駆使して作られたものでも無い。

勿論、私の作品も。

しかし、これらの素材はその人に見つけて貰わなければ、廃棄され、ゴミと化してしまったかもしれない。

そして、少なからず「環境」に影響していたと思われる。

この賞は、受賞作品を見て『これだったら私にも出来る!』そんな方々がドンドン参加して来る事を理想としている・・・・・・。

そう「皆で・・・・・・」が理想。

その意味で、今回受賞した作品はこの目的を達成している様に思われる。

そして、ビジネスとは無縁なところで成立している。

私の個人的な感想だが・・・・・・・・。

そして今、運悪く受賞を逃した809点の作品が気になっている。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年2月19日 (火)

長谷川法世さん「ブンカ、ブンカ、ドンドン!祝おう会」 その2・・・・・

 伝統芸能 祝いの競演が始まる。

センターステージでは福岡旭会の筑前琵琶。

第一、第二とステージを換え、福岡民謡舞踏、博多券番、博多民謡・・・・・と伝統工芸の競演が続く。

そして、楽しみにしていた「博多町人文化連盟」によるオッペケペー節。

ままにならぬは 浮世のならい 飯(まま)になるのは米ばかり

ア オッペケペー オッペケペッポー ペッポッポー

不景気極まる今日に 細民 困窮かえりみず

目深にかぶった高帽子 ・・・・・・・・

何か現代にも通じる、時代の風刺。

法世さんは川上音二郎の顕彰をライフワークとしている。

音二郎は私と同じ1月1日生まれ。

人生を退くときは11月11日と決めていたと聞く。

1並び。

そして1911年11月の11日に亡くなった。

一昨年前の11月11日・・・・音二郎の100年忌へのイベント。

寒い雨の降る中、寸劇や3人の演者によるオッペケペー節が披露された。

その演者の中の一人が警固に本店を置く“馳走屋 石松”の主人、石松 聖氏。

石松氏はその何日か前にニューヨーク・マラソンを完走してきたばっかり・・・・・・。

マラソン前日に行われるエキビジョン・ランでは音二郎のコスチューム・・・・・陣羽織に袴、鉢巻を締め、日の丸の軍扇を持ったいでたちで走り、注目の的だったと聞く。

その勇姿はいま、彼の名刺の裏を飾っている。

その時もニューヨーク・マラソンの「ネタ」を織り込んで、楽しいオッペケペー節を熱演。

その石松氏が博多町人会のお嬢さん方“オッペケペー・シスターズ”を率いてオッペケペー節を。

Photo_4

昔はギター片手に心に染みるブルースを。

最近の名刺の肩書きにお囃子、落語 三味線と・・・・・。

芸の幅を広げ、磨きがかかる。

法世さんへのエールを込めての熱演。

チャーミングな“オッペケペー・シスターズ”との息も合って、オリジナルなオッペケペー節に拍手喝采。

Photo_6

その勇姿を見て、映像が重なった。

Photo_10

会のアイコン、法世さん筆の音二郎は石松氏がモデルでは?と・・・・・・・。

石松氏は小林克也似です。

レモンケーキ、チーズケーキにコーヒーと食事はデザートに。

伝統芸能のデザートは博多仁和加振興会による仁和加。

Photo_14  

デジャートじゃ無かばい!メインばい!の声が聞こえそうですが・・・・。

衣装も立ち居振る舞いも最高です。

『法世さんは漫画ば描きようとたい。』

『いままでは画用紙に描いとったと。』

『今度、県と市から賞ば貰ったとバイ!』

『だけん、今はケント紙(県と市)に描いとう!』

ゆる~い芸に大笑い。(オチだけ覚えていたので、後はうろ覚えです。すみましぇん!!)

飛び入りも参加もあってゆる~い芸も少し暴走ぎみ。

後に居た法世さんは疲れも見せずに皆さんと大笑い。

私は最後の締めには参加せず、途中下車。

博多祝いめでた、博多一本締め・・・・・・。

人も芸能も食事も、ブンカ、ブンカ、ドンドン!!・・・・文化、文化、どんどん!!の夜でした。

法世さん、今日の夜をありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

記念特別誌、銘菓 博多通りもん、内祝いの手ぬぐいのお土産を貰って会場を後に。

内祝いの手ぬぐいには法世さんの筆で“ありがとお”の文字と10匹の蟻。

Photo_11

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月14日 (木)

2.14-Ⅱ・・・・・・

 大人は違います。

デパ地下などでチョコレートを買ったりしません。

勿論、手作りです。

チョコなどでは当たり前すぎます。

そこが大人です。

Photo_18

ガトーショコラです。

使い込んだテーブルの色と似てます。

連れ合いの手作りです。

コメントは有りませんでした。

Photo_20

生クリームをたっぷりかけて、完食です。

何時もだと、これにペパーミントの葉がつきます。

大人の味です。

ちなみに連れ合いのバナナケーキは絶品です。

褒めたので、明日はバナナケーキかも知れない。

おまけ

今回の娘のクッキー、私の一番。

Photo_21

どこから食べるかが問題。

娘のクッキーも連れ合いのガトーショコラ、義理でも嬉しかったのですが、今日はもっとすごいプレゼントがありました。

それは何れの機会に・・・・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 8日 (土)

大竹伸朗展-Ⅲ

 「ドォンー!」  「ドォンー!」  「ドォンー!」・・・・・・

花柄とストライプのコスチュームをまとったアダム・・・・・その衣装からは想像もつかない強烈でパンチの効いたバスドラの音からはじまった。

「内橋和久とダブ平&ニューシャネル」、展示会場内で行われたジョイントライブのオープニング。

「ダブ平&ニューシャネル」は隣接するコントロールボックスから大竹氏が操作する遠隔操作ロック・バンド。

Photo

メンバーは左からベースのボブ・・・・・ビートにあわせて、ネックに着けたフォクステールの飾りとシートにプリントされた大きな蝶が舞う。

中央にはモズライト似のリーダー、サイドギターのダブ平・・・・・花のクランクを回転させて軽快にリズムを刻む。

右側にリードギターのエイジ・・・・・レスポール似のハンサムボーイ。

中央後ろにドラムのアダムスが陣をとる。

バスドラの音は空気を圧して、聴者の反応を確かめる様にゆっくりとした間合いで続く。

バスドラのボディーブロが効いた頃に、ベース、サイド、リード・・・・・そして内橋氏のギターが重ねられていく。

大竹氏のコラージュ作品の様に、幾重にも重ね合わされ、構築され、破壊され、定着され、繰り返しのなかで厚みを増していく。少ない語意では伝えられないが・・・・・。

身体を揺らしてリズムを刻む人、踊る人、聞き入る人・・・・経験の無いサウンドに戸惑いながらも引き込まれていく。

ピックアップマイクのスタンドに取り付けた特殊なプレートは、弓でスティツク、あるいはコームで、ときには素手で弾かれ、擦られ、叩かれ・・・・・
密林の鳥の鳴き声、人の叫び、チェロの音・・・・変幻自在の音色を奏でる新楽器ダクソフォンの未知の音でサウンド・コラージュは頂点をむかえた。

スポーツ後の汗をかいた心地よい疲労感にも充実した感覚・・・・・・。
熱烈なるアンコールに答えての「鉄腕アトム」や「カスバの女」もバカ受け。

大竹伸朗、内橋和久、ダブ平&ニューシャネルに拍手!!!

Photo

ライブにのった客を見送る宇和島駅のネオンサイン。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年8月27日 (月)

大竹伸朗展-Ⅱ

■ 台風4号が福岡に最接近した7月14日にオープンした「大竹伸朗展・路上のニュー宇宙」が昨日、8月26日に無事?終了した。635点にも及ぶ作品に圧倒され、“ダブ平&ニューシャネル”のタフなライブに打ちのめされた心に残る展示会だった。

Dsc00007

テーマごとに括られた展示も新鮮で大竹氏の魅力を十二分に表現していた。
展示会の成功のかげには大竹氏と美術館学芸員の方々の長い時間をかけた思案が推察される。
その思いはチケット一つにも見てとれた。
デザインを凝らしたチケットは過去にも見たことがあるが、今回の展示会のチケットは私の知る限りでは例を見ない。

Photo_2

一枚で見る限りでは美しく仕上がったチケットだが、このチケットは写真の様に5種類ある。
タイトル、日時、料金、後援・・・・情報とレイアウトは共通だが、ベースは作品をデフォルメしたデザインが5種類ある。
上から、グリーンベースにイカをモチーフにした“夜空/隠岐”を背景にした一般当日券。
紫に“ペインテッド・マター(アトランタ)”をデザインした一般前売券。
グレーベースの大高当日券。
グリーンベースの大高前売券。
ピンクに“網膜(ワイヤーホライゾン・タンジェ)”をデザインした招待券。

過去に私も自身の展示会で5種類のデザイン違いのDMを製作した事がある。展示会場でそのDMを並べネタをばらしてしまったのだが・・・・・野暮でした。

Photo_3

8月17日のライブチケットはグリーンベースに墨でシンプルに情報が・・・・
が、このチケットの台紙は展示会のポスターをカットしたもの。
120~130人の来場。何枚のポスターをカットしたのか?一枚一枚が何か特別で嬉しい。
図録に挟まれていたインデックスとシオリもしかり・・・・・・。
作品同様に隅々まで神経のいきとどいた演出に脱帽!!!でした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年7月27日 (金)

大竹伸朗展-Ⅰ

 7月14日。大竹伸朗展のオープニングの朝。昼過ぎには福岡に大型台風4号が再接近との予報。勝手な解釈だが、大竹新朗展のオープニングには相応しいかもと・・・・。

11時前に会場に到着。入口で作品を見終わった造形作家のS氏にバッタリ。一番乗りとの事。

前売りのチケットを通常のチケットに換え、展示会場内へ。作品集では何度も観た作品だが、現物はこれがはじめて。600点ちかい作品。東京で展示されてない作品が100数十点含まれている。8月17日のライブセッションは勿論の事、何回か訪れるつもりなので、今回は下見のつもりで観てまわる。

会場は台風の影響もあってか、ほとんどがオープニングをすませた関係者。関係者らしき二人の女性と連れだって(こちらが勝手に)最高の状況で鑑賞。作品の印象や感想はながくなりそうなので今回は控えるが、見ごたえ有り。

途中、連れの二人の女性に大竹氏が話しかける。台風の心配・・・・今日は福岡に泊まるとの事。サインをと思ったが、会場では失礼と思い止まる。

普段、展示に使われる事の無いダクト室に大竹氏の代表作「スクラップブック」が展示されていた。そのクールな空間と大竹氏のボリュームを持った作品との構成が新鮮だった。その空間は過去に一度だけ展示に使われた事があったとの事だが記憶に無い。

アーティスト・トークは14時から。時間はたっぷり。1時間半ほどの鑑賞後、会場の入口に。大竹氏がロビーのソファーで談笑中。ロビーに設置されたショップで購入した図録を持った女性がサインをお願いしていた。

私は記念的なサインをと思って(かなりミーハーな感じ)、東京現代美術館で開催された個展「全景」を記念して特集されたデザイン誌「IDEA」を持って来ていた。

少し図々しいかとも思ったが、意を決してサインをお願いする。会場では販売して無い図録にもかかわらず、大竹氏のスクラップブックの様なホワイトスペースの無い、密度のたかい本のページを捲り、13ページ目、ピンクストライプの壁紙を素材にした作品に、サインペンでスラスラ・・・・・この時はじめて、大竹氏が左利きだと知った。

山と山に続く道(多分)、オリジナルのペン画に大竹伸朗、7・14と描いてくれた。感激。お礼を言ってその場を離れる。しばらく余韻を楽しむ。

ウォホール、ジャスパージョーンズ、フランクステラ、リキテンシュタイン、カルダー、村上隆、奈良美智・・・・・・気になる作家は数多くいるが、大竹新朗は特別。デビューの頃から気になる存在だった。

1200円、前売り1000円・・・・満足の展示会です。会場を出たらもう、頭の中は大竹氏のコラージュ作品の様に・・・・・・・・。お勧めの展示会です。

Photo_32

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月25日 (水)

現代からくりおもちゃ舘「ぽるぺっぽ」・・・

 現代からくりおもちゃ館・ぽるぺっぽから素敵なDMが届きました。チョコレートブラウン、ベージュ、白・・・・ナチュラルなカラーで構成されリーフレットやメッセージカード。歯車の形にカットされた大小のペーパークラフトが効果的に配されたDMはその施設の魅力を十二分に表現しています。

7月15日にグランドオープンした「ぽるぺっぽ」には国内外の作家の方々の現代からくりは勿論の事、マリオネット、ゾートロープ、ペーパーカラクリなどが展示されています。今後はショップなども充実していくとの事です。

ロディオ、ドラゴン、飛行の記憶・・・・私の作品も展示されています。福岡からはちょっと遠いですが、機会が有りましたら寄ってみて下さい。

Dm

《現代からくりおもちゃ館・ぽるぺっぽ》

〒371-0101 群馬県勢多郡富士見村赤城山 1788-14
TEL 027-288-1608 FAX 027-288-1649
2007年7月15日 オープン  
開館時間 AM10:00-PM5:00   火曜日 休館
入館料  大人(高校生以上)¥800- 子供(小学生・中学生)¥400-

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月11日 (水)

豪雨の後に・・・・

■ 叩きつける様な雨。瞬く間に向かいのビルが見えなくなる。雷・・・・・・・。30分ばかりの雷雨ショー。

晴れ間ものぞく夕方、息抜きに近所のコンビニに・・・・・。途中、工事中の囲いの下に小さな黒い物体が視界に入る。通り過ぎる・・・・・振り返るが誰一人としてその物体に目を向ける人はいない。

気になって戻ってみる。黒く小さな物体は、先ほどのどしゃぶりの雨の洗礼をまともに受けた「雀」だった。

それが雀だと確認出来たのは、濡れた黒い小さな塊を支えていた細い2本の足だった。
このままでは死んでしまうのではと、ためらわず、ハンカチに包み仕事場に持ち帰った。ハンカチに包もうとした時、ささやかな抵抗なのか、小さな鳴き声をあげた。

Photo_27

 ハンカチを広げると鳴き声とともに糞をした。ハンカチに小さなシミを作った。生の可能性を感じる。

よく見ると、くちばし、目が確認出来た。濡れた羽を布で拭き取り、ドライヤーで乾かす。
間違って「温」で送風すると爪を立てて鳴いた。

序々に羽のディテールが見えてくる。形を戻した頭で周りを確認する様に首をふる。

30分ほどで雀は雀らしい元の姿を取り戻した。しばらくは手の中で大人しくしていたが、羽が乾くと同時に手の中で抵抗を始める。窓ガラス越に外の景色を見つけ羽ばたいた。 
ガラスに沿って右に左に・・・・・・・・。

Photo_28

 このまま外に放していいものか?あれだけ濡れていたのだから、体力は消耗していないか?怪我はなかったのか?思考がめぐる・・・・・。

ここは雀自身に選択させるのがよいと・・・・・。もし、体力がなく、飛ぶのが無理なら、しばらくは面倒をと・・・・・・。

外に出て雀を抱いていた手を広げる。

Photo_29

 しばらくは周りの様子を伺っている風だったが、意を決した様に、私の掌から飛び立った。さほど長くはない飛行後、ビルのひさしに止まった・・・・・。

やはり体力がないのか、どこか怪我をしているのか、少し後悔をした。捕獲するのは少し遠いところに居る。

視界の範囲で何回か飛行を繰り返した。

30分後、その場に別れを惜しむ様に、ひさしの上で何度か頭を振ってから、大きな木のある公園に向かって羽ばたいて行った。

無事にと願うだけ。豪雨の後の出来事だった。

| | コメント (5) | トラックバック (0)