カテゴリー「マイ コレクション」の記事

2014年1月17日 (金)

こいつぁ~春から・・・・・・・・・・

 今年も沢山の年賀状を頂いた。

それぞれ趣向を凝らしたオリジナルなデザインにHAPPYな気分にさせて頂いた。

友人、知人の年初めのブログ記事も楽しかった。

やはり多かったのは干支を題材にしたデザインや話。

大分より帰福した連れ合いにオートマタ作家のBさんの年初めのブログの事を話した。

はじめて知った?「左馬」の由来。

(その1)左馬は馬の字が逆に書かれていることから、ウマの逆はマウ(舞う)であり、古来舞いはめでたい席で催されることから縁起のよい招福の文字である。

(その2)左馬の下の部分が財布のきんちゃくの形をしており、口がよく締まって、入ったお金が散逸しない事から、富のシンボルでもある。

(その3)普通馬は人に引かれるものであるが、逆に馬に人が引かれて入ってくるというので、客商売には千客万来の招福文字である。

(その4)馬は元来左から乗るものであるということから、左馬は乗馬をシンボルするもので、これを持っ者は競馬に強いという

話ながら何か着想を得た時のように「カッチ!」とスイッチが入った。

それはBさんのブログの記事の後半、将棋のくだりを話ていた時だった。

角は敵陣に入ると馬になる・・・・・・・・・と。

そう言えば、数日前の新年の大掃除の時に見つけた葉書ほどの大きさの箱に入った将棋の駒。

スイッチが入って点灯したのはこの時の記憶。

中身をちらっと見てガレージに運んだ事を思い出した。

連れ合いへの話もそこそこにガレージに跳んで行った。

その箱はまだ窓際のテーブルの上に置いてあった。

期待を込めて蓋を開けた。

Dsc03430

駒は飴色の木地に左馬の文字が彫られ、艶やかな墨で仕上げられていた。

中には天童市役所の商工観光による左馬の由来を書いた説明書も同封されていた。

多分、以前に読んだのだろうが、完全に私の頭からは消去されていた。

上記の由来はその説明書から抜粋。

少しだけ記憶が呼び戻された。

私たちが結婚して間もない頃、山形住んでいた兄を訪ねた時にお土産とし貰ったモノだろうと・・・・・・・・・多分。

これも40年ほど前。

何処に飾ったら良いか?

なかなか自分では買わないモノ。

案の定、箱から2、3度出しただけで、後は私のコレクションと一緒にダンボールの箱に入れてあった。

忘れてはいたが大事にしていた。

現金なもので謂れを知って有り難くなった。

探していた宝物を見つけたようで気持ちが高揚する。

「こいつぁ~春から・・・・・・・」と何か良い事が起こりそうな感じになっている。

こうなると勝手なモノで飾る場所も確保できる。

早速和間の棚に飾った。

Bさんのブログを読まなければ、この左馬の招福駒はガレージの隅に置かれたままだったかも知れない。

Bさんに感謝。

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2014年1月11日 (土)

RECORD CLOCK・・・・・・・・

 これも年始の大掃除で見つけたモノ。

Dsc03327

本物のレコード盤をベースにしたこの時計も40年ほど前に手に入れたもの。

はじめて見た時は結構新鮮に感じたと記憶している。

今のエコデザインにも通じるものを感じていたのかも知れない。

部屋に掛けていたのは7~8年間ほどだったと思う。

飽きたのか?

動かなくなったのか?

何故壁から外したのか記憶は無い。

百道で30年近く押入れの片隅に眠っていた。

昨年の引っ越しでも捨てられずに加布里まで持って来ていた。

「捨てるのはもったいない!」 「作品の素材として使えるか?」そんな思いが有ったのだと思う。

40年以上経っているので動く事は無いと思った。

それでもと、埃を払い、試しに電池を入れてみた。

なんと!なんと!

テンプが動き出した。

オリジナルのムーブメントが・・・・・・・・・。

針の軸の部分は錆びてないか?

針を動かし、時を刻むのか?

時間を合わせて壁に掛けて観る事にした。

30分ほどして観ると針は止まっていた。

「やはり・・・・・・・・」

素直な感想。

一度動いた事が気持ちに火を着けている。

もう一度と針を何回か回転させて時を合わせてみた。

それから一週間。

RECORD CLOCKは少し遅れぎみだが時を刻んでいる。

私の中では奇跡的。

Dsc03336

香港のフィギュア作家に刺激されて製作したレコード盤を背景にした人形を前に置いてみた。

コツコツと時を刻むこの時計に今年の目標を重ね合わせている。

それにしてもこのレコードにはどんな曲が入っているのだろ?

一度気になり始めると落ち着かない・・・・・・・・・・・・・・。

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2010年11月18日 (木)

31年前の手紙・・・・・・

 遠く海外からのお電話ありがとうございました。

ブログも読んで下さっているとの事、他愛のない話を一つ。

Photo_9

この図録は1979年の9月23日から東京は西武美術館で開催された「カルダーの世界」展のモノ。

カルダーはモビールや針金を素材にした動く作品が有名だが、表紙はスタビルと呼ばれる鉄を素材にしたオブジェ。

タイトルは「屑鉄で作られたゴシック建築」。

先日、近くの商業施設で開かれていた古本市で見つけたモノ。

私が買うのを待っていた様にそこに在った。

「私が買わなければ!」そんな思いで迷う事なく購入。

31年も経っているので、日焼けしていたり染みも着いていたが、落丁も無く、価格と内容からすれば「お買い得」以外のナニモノでもなかった。

なにせ「カルダーの図録」である。

Photo_2

ページを捲ろうとした時、表紙の小口側にセロテープが貼ってあるのに気がついた。

無理に剥がすと傷つきそうだったのでそのままにしておいた。

後日、その部分をよく見ると、そのセロテープは表紙と黄色の見返しを止めていた。

Photo_3

少し気になって、表紙と見返しの間を広げて中を覗いた。

黄色の見返しの部分にブルーのインクで書かれたと思われる手紙が貼り付けられていた。

古本ならではのサプライズである。

見てはいけなと思わなかったわけではないが、旺盛な好奇心には勝てなかった。

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テープをカッターで切り、表紙から見返しを外した。

手紙はセロテープで右上と左下の斜の2ヶ所で止められていた。

文字は退色して明るいブルーになっていた。

タイトルのように大きめの文字の書き出し。

今日は大変楽しい展覧会に行ったのでカタログを送ります。

☆カタログ モビール Hanging(図版№1)

 une Boule Noire,une Boule Blancheはケッサクで

図版は白黒で下に並んでいる鉢の色は分かりませんが、

会場はダークグレーの床上に(この写真は別の場所)

朱に塗ってあり、質は厚い鉄で、黒い玉を動かすと

白い玉も動き、それが まったく間のびして デタラメ

(白い玉は回転していて どこえ行くか分からない)に当り

なんとも ノドカな響きでした。

※ガードマンが勢いがなくなると やおら立ち上がり、

黒い玉をゆすりにくるのもコッケイでした。

☆図:11 “魚,ひっぱりおもちゃ〟は全く迫力がありました。

写真では ワリとマトモですが、もっと稚拙で、ウッツケ

仕事です。Kちゃんにも こんなものを作ってやりたく思います。

それでは また

10/3 ’79 夜

            署 名

ジージのヘタのメダタンショ。

手紙は謎の言葉で終わっているが、鑑賞した人ならではの感想が綴られていた。

その楽しさに、伝えたい人の為に思わず図録を買う・・・・・・そんな光景が目に浮かんだ。

その興奮を伝える為か、この手紙はその日のうちに書かれ、次の日には図録に添付され投函されたものと思われる。

お祖父さんが孫のKちゃんに送ったのか?

それともKちゃんの親に送ったのか?

文面から推測すると子供には少し難しい言葉が・・・・・・・・・

お祖父さんもアーティスト?

この手紙は読まれたのか?

図録にセロテープで止めたウッツケ仕事は気になるが、

表紙と見返しを止めていたセロテープと手紙を止めていたセロテープの状態は同じである。

セロテープの作業は同じ時期と思われる。

読み終わった後、なんらかの意図でその様にしたのか?

それとも開けられず、送られて来た時のままなのか?

謎は深まるばかり・・・・・・。

展示会はその後、北九州、神戸、横浜と巡回するのたが、日付から言うとこの図録は東京で買われた事は間違いない。

そして31年後に福岡に住む私の手元に・・・・・・・・・。

カルダーの作品はタイトルにも見て取れるように明解である。

その明解なカルダー作品の図録に添付された手紙は私を大いに楽しませてくれるとともに悩ませもするのだ。


※参考資料

Photo_7

                une Boule Noire,une Boule Blanche(黒い玉、白い玉)

Photo_8

                     Fish Pull Toy(魚、ひっぱるおもちゃ)

 

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2010年9月21日 (火)

お土産 Ⅱ・・・・・・・

 8月末、展示会のファイナル ラウンドを迎えた2日目。

Mさんが「お土産!」と茶色の袋を下さった。

その日は気心の知れた友人達と遅くまで過ごした。

そんな事でその日はその袋を開ける機会を逃がした。

翌朝一番に茶色の袋を開けてみた。

玩具好きのMさんらしいお土産。

ご主人の仕事場にもMさんの楽しいコレクションが置いてあった。

その選択に思わず頬が緩んだ。

袋から出したパッケージには「NINO」の文字。

外国製なので表記は全て英語である。

ジャングルに棲む虫をモチーフにしているようだ。

透明のカバーを開ける。

目らしき造形のある赤いプラスチックの半球にピアノ線の足が4本。

裏返すと吸盤が・・・・・・。

何か見えてきた。

これは跳ねる玩具である。

Photo

早速パッケージから取り出し、テーブルの上に置いた。

4本の足で立ったそれは虫をモチーフにしたと書いてあったが、、カエルのようでもある。

その赤い色がそのイマジネーションにブレーキをかける。

緑色だっら、間違いなくカエルである。

本体を上から押さえ、テーブルに吸着させる。

ピアノ線の足は細いわりには強いテンションがかかる。

ドキドキ感も高まる。

結構期待させる。

待つ事5~6秒。

「スポン!」・・・吸盤の離れる音と同時に結構高く跳び上がった。

1.2m~1.5m。

期待以上である。

あらためて説明書を見ると、NINOは内気な虫だと書いてある。

アンデス山脈のジャングルに棲み、驚いた時に高く飛ぶと言う・・・・・・。

確かにこのNINOは高く飛ぶ。

シンプルだがそのインパクトは強い。

「飛んだNINOをキャッチする」・・・・・そんな遊び方もある。

吸着面が鏡面だったりすると、何時飛び上がるか分からない。

Photo 

写真を撮ろうと、ステンレスのプレートに強く吸着させた。

飛び上がるのに30秒以上かかった。

30秒ドキドキするのは身体に悪い。

やはり5、6秒内くらいで飛び上がって欲しい。

家のテーブルくらいが丁度良い。

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今年のクリスマスのはこれで盛り上がろう・・・・・・。

Mさん、楽しい玩具をありがとうございました。

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2010年9月19日 (日)

お土産・・・・・・・

 先日開いた展示会中、沢山のお土産を頂いた。

銘菓からお花、ビール、ワイン、玩具、自家製のお野菜や漬物などなど・・・・・・・心温まるお気遣いに感謝。

進行中のプロジェクトの仕事で友人の建築家2人がチェンマイに出張。

仕事の合間の寸暇を惜しんで別々に市内を散策。

並ぶ土産屋でそれぞれに買物。

市内の歩道2キロにわたって露天が並ぶ「ナイトバザール」が有名と後から聞く。

忙しい出張から帰福。

お二人からお土産を頂いた。

S氏から頂いた白い箱を開ける。

アルミの空き缶を素材にした三輪自動車「トゥクトゥク」の玩具。

グラフィカルなコーラの文字を巧く配して加工してある。

比較は出来ないがカルダーの作品を思いだす。

素材の選択は私の作品と通じるところがある。

K氏から手渡されたのも白い箱。

その大きさと重さ、予感はあったが同じ様な「トゥクトゥク」の玩具が入っていた。

示し合わせた分けでは無い。

まったくの偶然。

缶の種類は違う。

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コーラの赤に対して、こちらはハイネッケンの緑。

やはり、グラフィックが印象を支配している。

同じような形をしているが別ものである。

「こっちはタイヤの処にボタンが使ってあって、ちよっとこだわりが・・・・・・・」

「このコーラの赤がネ・・・・・・・」

建築家2人は購入時のお互いの選美眼を主張する。

実はこの玩具を見たのははじめてでは無い。

随分前に、近くにあるモールがオープンした時に空き缶を素材にした玩具を大量に置いていた店があった。

トゥクトゥクの他にヘリコプターや飛行機などもあったと記憶している。

その細かな手仕事に関心したのを覚えている。

頂いたトゥクトゥクはその頃のモノよりも随分洗練されていると思った。

アルミの切り口には怪我をしない様にゴムのモールが巻かれていたり、タイヤなどの加工には新しい技術の跡が見て取れた。

昔の稚拙さが懐かしかったが、その完成度にも関心した。

飲料水の王冠やブリキの作品の横に飾らせて頂いた。

「これも羽川さんの作品ですか?」とお客様。

横に置いた作品と印象が重なる。

分かり易い私の好み・・・・・・・・・・。

私の嗜好を良く分かられているお二人からの嬉しいお土産だった。

※「居場所作家」で知られる知人のご子息(10)がブログで「SAISEIDO WORKS 2010」を紹介してくれました。その好奇心に満ちた視線が楽しいです。

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2010年8月22日 (日)

ショッピングバッグ・・・・・・・・

 会場の壁面に作品と一緒に幾つかのコレクションが展示されている。

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ショッピングバッグもその一つ。

ショッピングバッグだけを集めた本があったが、その内容はアートとしての評価に値した。

歩く広告と言われるだけあって、そのデザインは多様で面白く洗練されている。

長期にわたってショップのイメージを定着させていくモノから催事用の短期で消耗されていくモノまで、それぞれの目的にあわせて効果的にデザインされている。

会場に展示したショッピングバッグは1872年にニューヨークで産声を上げた、老舗の百貨店ブルーミングデールズで使われたショッピングバッグ。

ブルーミングデールズを特徴つける有名な催事に世界の国をテーマにしたプロモーションがあった。

フランス、イギリス、日本、スペイン、モロッコ、中国・・・・・・1年に1~2度のサイクルで展開されたブルーミングデールズが選んだ国のプロモーションは、どれもが大きな反響を呼んだ。

バイヤーが選びに選び抜いた特徴ある産物やフッションは勿論の事、世界で知られるデザイナーに特注したオリジナルの商品まで、その規模は世界から注目される催事だった。

その催事は全米に点在するブルーミングデールで一斉に展開された。

「今度は何処の国?」顧客は次に取り上げられる国の催事を心待ちにしていた。

その催事のアイディアは日本の小売業でも真似られる事になる。

百貨店が元気だった頃の話。

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展示したショッピングバッグはこの催事の時に製作されたモノで、古いモノでは20~25年前のモノ。

今では貴重なコレクションになっている。

他にもキースヘリングの「ポップショップ」のカラフルなショッピングバッグなども展示している。

そのデザインは今も新鮮で刺激的。

「SAISEIDO WORKS 2010 我・楽・多・展」もラウンド 4を向かえます。

また、違った作品を楽しんで頂こうと思ってます。

ラウンド 4は8月の27日(金)~29日(日)です。

お越しをお持ちしております。

※期間を通して、ブログでご紹介頂いた原デザイン室のハララさん、オリジナルのご案内ありがとうございます。

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2010年8月12日 (木)

コレクション・・・・・・・

 会場には作品の他に貴重なコレクションも展示しています。

「頭の中はどうなっているんですか?」

多様な作品を観て、よく受ける質問です。

頭の中はさほど複雑ではありません。

好きなモノが詰まっているだけです。

「好きな人」

「好きな事」

「好きな考え方」

「好きなモノ」

この「好きな・・・・」が作品を創るにあたって、私を大いにに刺激してくれます。

その中の「好きなモノ」がコレクションです。

ドイツの「シュコー社」やスペインは「パヤ社」のブリキの玩具の持つ温かみや完成度は仕上がりのイメージや出来の目標です。

「村上 隆」や「マイケル・ラウ」のフィギュアは、創作のストーリーやモチーフのデフォルメが刺激になります。

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「明和電機」も好きです。

世界に200冊しかない「アート・ライフ」の生なコラージュは観ているだけで頭が活性化されます。

何時も驚く様なアーティストとのコラボで発表される「ビジョネア」・・・・・・その妥協しないモノ創りの姿勢は私の創作のお手本です。

「カルダー」も「大竹伸朗」も「コーネル」も大がつくほど好きです。

並べられたコレクションと作品を見比べると「なるほど・・・・」と言う発見があるかも知れません。

そして、作品も含め、会場に私の嫌いなモノは何一つありません。

私にとっては贅沢な空間です。

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2010年5月 1日 (土)

PAUL SMITH'S COLLECTION・・・・・・

 嗜好が似ているから惹かれたのか?

先日まで開催されていた、英国でもっとも成功したファッション・デザイナーと言われるポール・スミスのコレクション展。

比べるのは憚れるが、展示を観ての感想。

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ファッション、アート、インテリア、雑貨など、多種多様なコレクションは3つのコーナーで構成されていた。

氏のロンドンにあるメインオフィスにある倉庫をイメージしたコーナーにはヴィンテージの服やエル・デコの15周年を記念した企画で製作したイスなど、氏の愛する様々なモノが展示。

パッキンされたままのモノもあり、倉庫のリアルな雰囲気が演出されている。

伝統と革新・・・・・・これらの宝の山はポールのデザインに大きな影響を与えたと思われる。

氏が長年にわたって蒐集したアートが展示されたミュージアムのようなコーナー。

ペパーミント・グリーンにペイントされた空間にはデビット・ホックニーのような高名な作家から無名の作家まで、氏の琴線に触れた作家の作品が展示されている。

会場の一番奥には氏のオフィスを模したコーナー。

印象的な大きな机の周りには、フアンが長年に渡って送り続けられたと言う切手を直に貼ったオブジェやアート・ブック、書籍、フィギュア、玩具など、氏の大切なグッズが置かれている。

嗜好が似ているから・・・・・・と書いたが、ファッションは勿論の事、会場に置かれているモノの多くに共感した。

私も高価なものではないが、アートグッズや玩具など許すところで集めてきた。

氏のオフィスを模したコーナーで、私が所有するモノと同じものを何点か見つけた。

また、同じ雰囲気を持ったモノが多数あり、その共通した嗜好が嬉かった。

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VISONAIRE №23・・・・・シャネルやフェンディのデザイナーでもあり、写真家としても有名なカール・ラガフェルドが有名なセレブのヌードを撮りおろした1冊。カールが何時も持ち歩いているデザイン画を入れるケースを模したドイツ製の特注ケースに収められている。

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amazon.co.jpのダンボールをモチーフにしたフィギュア。リボテックダンボー・ミニAmazon.co.jpボックスバージョン・・・・長いタイトルがついている。あの海洋堂が開発したユニバーサル「リボテック」が使われている。その可動は自在でスイッチを入れると目が光る。会場には普通サイズが展示。

残念な事に仕事の都合で大濠の能楽堂で開かれた氏のトークイベントには参加出来なかったが、その人柄や仕事への姿勢はこの展示会で十二分に理解出来た。

私のポール・スミス コレクションを少し。

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YOU CAN FIND INSPIRATION IN EVERYTHING・・・・・・独創性に富み、ユーモアに溢れたポールの考えやアイディアを集めたパーソナル・ブック。

エッセイ、パズル、コミックを集めたミニ・ブック、イマジネーションを喚起する写真、スーツのパターンなど、型破りで遊び心に溢れた1冊。

虫眼鏡のおまけ付きで、iMacのデザイナーによる発砲スチロール製の特性ケースに収められている。

表紙を飾るプリント地は全部で35種。

カットの位置で同じものは無い。

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ポール・スミスのメンズ・フレグランスのノベルティ・・・・・・オリジナルのファブリックにロゴがピンクの糸で刺繍されている。

勿論、これが欲しくて香水を購入。

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1999年に開催された展示会で購入したキーホルダーとカレンダー。

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このブログでも何度か登場した’88年のサマーコレクションのダイレクトメール。

ニューヨークのショップで入手。

このDMは私の創作に大きな影響を与えた。

昔、雑誌に掲載された氏のオフィスを写した写真にこのオブジェが写っていた。

その意外な大きさに驚いた。

私の仕事場もモノで溢れている。

子供のような好奇心で集めたモノ。

必要にかられて購入したモノ。

大人の経験で選択したモノ。

手に入れた動機やきっかけはいろいろだが、どれもが手放しがたく、ポール・スミスのコレクション同様に、今も私を様々な感覚で満たしてくれる。

※私のコレクションはカテゴリーの「マイ コレクション」にて・・・・・・・・・。

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2010年3月 3日 (水)

NEIL YOUNG・・・・・・・

 国を代表する選手の頑張りに一喜一憂した。

ドキドキと胸とどろかせ、ハラハラと危ぶんだ。

元気も貰った。

悔しさも味わった。

様々な感情を楽しませて貰った。

早めの昼食。

いつもの定食屋。

カウンターの奥にテレビ。

テレビの横に陣取る。

バンクーバー冬季オリンピックの閉会式。

選手をはじめ、関係者、ボランティアの功績を労い、賞賛、賛美する言葉に鳴り止まぬ拍手。

閉会が宣言される。

画面は聖火台の炎に変わる。

Ladys and Gentlemen・・・・・Neil Young!!」 

日本語の解説がつづく。

「聖火に別れを告げる時がきました・・・・・・・・・・」

「聖火の近くからカナダ出身のロック歌手、ニール・ヤングさんが登場しました。」

「曲は LONG MAY YOU RUN・・・・太陽への旅路」

アナウンサーの声に驚いた。

フロック・コートの様な丈の長い黒の上着に黒のスラックス。

ツバ広の帽子を被ったニール・ヤングがハーモニカーホルダーを首から下げ、使い込まれたマーチンを持って聖火台の前に立っている。

クローズアップされたニール・ヤングは少しふっくらとし、歳相応の貫禄。

ギターとハーモニカの音が会場に響きわたった。

「チラチラと場内に雪が舞いちりはじめました」とアナウンサーの声。

ストリングスの音が好きだった。

特にスティール弦を張ったアコースティックな音に惹かれた。

そんな音楽を選んで聴いていた。

Csny

CROSBY.STLUS.NASH & YOUNG のアルバム 《DEJA VU》 1970年

ニール・ヤングはC.S.N & Y(クロスビー.スティルス.ナッシュ&ヤング)の時代からのお気に入りだった。

1976年3月、今から34年前、ニール・ヤング30歳。

私は福岡で開かれたニール・ヤングのコンサートに鹿児島の現場から駆けつけた。

信じられないかもしれないが、場所は浄水に在った体育館。

折りたたみ式のパイプ椅子に座って聴いた。

長い髪のニール・ヤングもパイプの椅子に座っていた。

ハーベスト、ハート・オブ・ゴールド、テルミーホワイ・・・・・・・ニール・ヤングがそこに居る事が不思議だったが、レコードで聴いたリアルな歌がそこにあった。

劣悪な環境だったが、興奮したのを覚えている。

Long_may

閉会式で唄われた歌のタイトルのついたアルバムTHE STILE-YOUNG BAND 《LONG MAY YOU RUN》1976年

その時と変わらない歌声がテレビから流れていた。

Well,it was back in River

When I last saw you alive

But we missed that ship on the long decline

Long may you run・・・・・・・

ニール・ヤングの歌う「太陽への旅路」をBGMに聖火は消えていった。

思いもかけない演出にさまざまな事を思い出していた。

ランチにつくコーヒーの味が何時もと違っていた。

イベントは続いていたが店を出た。

最高のランチタイムだった。

嬉しい月のはじまりになった。

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HARVESTとAFTER THE GOLD RUSHのCD

仕事場に戻って、’70年に発表された名作「アフタ・ザ・ゴールド・ラッシュ」を聴いた。

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2010年2月 9日 (火)

炭酸ガス・・・・・・・・

 「一番搾り」でも「モルツ」でもありません。

「ハイボール」なる懐かしい飲み物が流行っているとか・・・・・。

居酒屋の店内にも「ハーボーはじめました」の貼紙。

某メーカーではウイスキーの売り上げが前年比10%増に。

メーカーの陰謀も感じないわけでもないが、団塊の世代には頬が緩む話。

ウンチクの一つも言いたくなる。

ハイボールはホテルのバーによく似合うと思っていた。

去年の秋、恒例の「芋煮会」ではhikaruさんが作る黄金比のハイボールを味わった。

ハイボールは秋空の下にも似合った。

この正月には「はじめはハイボールで」と夕食のはじめに大阪の義兄がこだわった。

二日目は大きな氷の塊を入れて本格的なハイボールを味わった。

ハイボールは正月の炬燵の上にも違和感なく収まっていた。

ウイスキーを炭酸水で割るだけのシンプルな飲み物だが、その炭酸ガスの仕事が口当たりの良いスッキリとした味わいを生んでいる。

某メーカーではウイスキー、炭酸水、グラスを組み合わせた限定セットを販売している。

ハイボールには炭酸水が必要不可欠。

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ここに取り出した小さなボンベは炭酸ガス(CO2)のカートリッジ。

パッケージには「食品添加物 二酸化炭素(CO2)」の表示。

何に使うかと言うと、ハイーボールには欠くことの出来ない炭酸水をつくる。

水を入れたソーダホンなる道具にこのカートリッジを装着して、ハンドルを握ると注ぎ口から炭酸水が・・・・・。

バーなどで、氷とウイスキーの入ったグラスに、専用の道具を使って炭酸水が注がれる場面を見た人もいるのでは?

シュワ~!!

勢いよく注がれた炭酸水はグラスの中ではじける。

ウイスキーのロックがハイボールに変わる瞬間。

ある意味エンターテイメントな飲み物である。

その後、ステアするかは好みの問題である。

私はソーダホンを持っていない。

ではこの炭酸ガスのカートリッジを何に使っているか?

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 背景にした雑誌の一番下の絵がCO2エンジン

ここに取り出したプロペラの着いた小さなエンジンの燃料。

このエンジンはCO2エンジンと呼ばれるもので、模型の飛行機や車などに取り付けて使う。

大きさはシリンダー部分でも径1cm、小指の先ほどもない。

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 このレーサーの模型もCO2エンジンを搭載

ボロボロになったこの模型の雑誌は1949年、私の生まれた年に発行されたもの。

20数年前、N・Yのフリーマーケットで見つけた。

この雑誌の広告に、このCO2エンジンが掲載されている。

値段は4.95ドル・・・・60年以上も前、1ドル360円の時代である。

私がこのエンジンを手に入れたのが15~16年前の事。

歴史は結構古い。

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オレンジ色の専用の道具にカートリッジをセットする。

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これをエンジンに繋げられた、これまた小さなボンベに注入する。

注入された量はボンベの冷たさで計る。

エンジンに取り付けられたプロペラを時計とは反対の方向に反動をつけて回してやる。

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エンジンは炭酸ガスの圧で勢いよく回転をはじめる。

様々な模型に取り付けて楽しんだ。

今では水や空気をエネルギーにした環境に優しい模型用のエンジンがある。

このCO2エンジンは懐かしい時代の代物だった。

ハイボールを飲みつつ、炭酸ガスを燃料にするこの小さなエンジンを眺めながら環境の問題を考えるのである。

思考は酔いの深さと反比例していく。

 

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