スイッチ・・・・・・・
■ 会場の一番奥にあるコーナー。
百貨店のウインドーで製作した河童が操縦する潜水艦やオリジナル「マイ フェーバリット」のシリーズに加え、新作などがボックスや棚に並んでる。
ボリュームを持ったコーナー。
作品の手前にはスイッチボックス。
番号がふられた7つのボタン。
1番は読売新聞かわらばんで紹介されていた「星を見つけて」
作品にも数字のプレート。
ボタンを押すと同じ番号の作品が動く仕組み。
ボックスの中の照明も同時に点灯。
普段はボックスの中に照明はあたってはいない。
作品を一つずつ観て頂きたいのでスィツチはそのレイアウト。
一人で同時に何箇所も押す事は出来ない。
押しても2本の手で二箇所。
4人連れの家族。
子供が二人。
はじめは大人しく押していた。
その衝動は分からなくもない。
両親を呼んで、4人で7つのボタンを同時に押す。
7箇所、10の動く作品と照明のオブジェなどが一斉に点灯、可動する。
困惑の一瞬。
何を観ていいか分からない。
全体を観るしか無い。
あまり好ましい事では無いが気持ちは分かる。
仕事場での取材。
作品をバックに写真。
バックの作品は照明も点かず、動きもしない。
少し暗く寂しい感じ。
「照明は入らないのですか?」
取材のスタッフの問い。
「スミマセン・・・・・・・・」と私。
スイッチを入れようとすれば、誰かの手が必要。
何度かそんな事があった。
そんな事があって作りました。
スイッチを同時に押す道具を・・・・・・。
積層板に20mm径の丸棒をカットしたパーツをスイッチの位置に接着。
蝶ネジのついたボルトでスイッチボックスに取り付ける。
両サイドの蝶ネジを締めこんでいくとボタンが押される仕掛け。
比べて下さい。
スイッチを押してない状態
スイッチを全部入れた状態
会場では一つずつボタンを押して、詳細まで鑑賞して頂けたらと思います。
作品は始動時に一番負荷がかかります。
決して立て続けに押したり、同時に複数の作品を押すのはお控え下さい・・・・・・・・・
こんな事書いてしまったら説得力無いかも?
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