サクラ
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■ 桜が終わり、藤の花やツツジが咲いています。
青葉も目に鮮やかです。
庭を見ると、この時期ならではの気持ちの良い景色が広がっています。
何時もならGWを前に心躍るところなのですが、爽やかな景色を他所に、今年は新型コロナウイルスの猛威の前に心塞ぐ事が多いです。
多くの人がそうである様に、不安で心折れそうになる事もありますが、「今、私に出来る事・・・・」の思いを胸に創作に励んでいます。
何時か皆様と作品を真ん中に笑顔でお話出来たらと思ってます。
新型コロナウイルス感染拡大防止と緊急事態宣言が発せられた事を受けて、毎月の第4週の週末に開いていた「月の再生堂」も暫くお休みさせて頂きたいと思います。
皆様がこの難局を乗り越えられる事と新型コロナウイルスの感染終息を心より願っています。
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■ 12月も半ば。
何をか言わんです。
反省の弁は省略したいと思います。
毎年、出窓に飾っているクリスマスの飾。
このクリスマスのオブジェは20年近く前にI百貨店の演出小物としてデザインしたものです。
売場の中の演出スペースにレイアウトしました。
このオブジェ自体はプレゼンの時にサンプルとして私が製作したモノです。
「この星に住む全ての命を思って・・・・・!」
ツリーの下に様々な動物を配する事でこのメッセージを表現しました。
恐竜もこのシーズンを祝っています。
ワクワクしながら楽しく制作した事を覚えています。
冬の街に華やかさを添えるイルミネーションを観るにつけ、このメッセージを思い出します。
「12月の再生堂」は第4週の27日(金)からの3日間ですが、暮れも差し迫っているので、第3週の20日(金)からの3日間も展示場をオープンします。
お忙しいとは思いますが、お近くにお越しの折はお寄り下さい。
≪12月の再生堂≫
日 時:12月20日(金) 21日(土) 22日(日)
27日(金) 28日(土) 29日(日)
午前11時:00分~午後5時00分まで
お問い合わせ:羽川再生堂 092-332-9202まで
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■ ン村上隆自身がコレクションしたと言う約2000点に及ぶアート作品による企画展を観る為に熊本に出掛けて来た。
翌日が最終日と言うぎりぎりの日になったのは、仕事のスケジュールもあったが予定されていなかったクロージングトークがこの日にあると聞いたからでもある。
スーパーフラット同様に村上隆が1980年代を中心としたバブル経済期のアートシーンに命名したのが「バブルラップ」。
「バブルラップ」とはエアーパッキンの事。
プチプチと指で押せば壊れやすい素材と何でも包む安価な梱包資材に清貧と良しとするに日本人の美意識を重ねたと言う。
展示は大きく2つに分けられていた。
村上隆のアイコンでもある「目」をモチーフにした作品で装飾された入口と空山基のセクシーロボット。
前半は入口の空山基をはじめ篠山紀信、三木富雄、山口はるみ、荒木経惟、森村泰昌、奈良智美、大竹新朗、日比野克彦、川俣正などなど60年代後半から2000年までの知られた作家の作品が展示されている。
九州を代表する菊畑茂久馬の奴隷系図も・・・・・・・。
安価な素材を感じさせない深さのあるマチエール。
芸祭で村上隆自身が見出したタカノ綾や青島千穂の作品も並ぶ。
ポップアートに毒され、デザイナー時代に刺激を受けた懐かしい作家の作品に感涙。
トークショーで語られた80年代を代表する日比野克彦のグランドピアノ(熊本美術館蔵)
グルーヴィジョンズのチャッピー33
後半は1700点もの陶芸や骨董の展示。
古木、古布、錆びたトタンなどの廃材で構築された薄暗い空間に量感を持って展示。
奈良智美などの陶芸オブジェなどもあるが、大半は数千円で販売されている素朴でシンプルな皿や器。
古木で設えた棚や廃屋の様な空間に並ぶ皿や器、オブジェは前半の混沌としたバブル期を中心としたアートと何処か共通している様にも見える。
会場の最後に展示された「古道具坂田」の店舗を再現したインスタレーション。
使い古されたコーヒードリップのフイルターが壁に飾られる。
独自の価値観を持って選ばれたモノ。
富や権力で支えられたモノでは無く「清貧」を持って良しとする「美」が見える。
これが村上隆氏のコレクションの一部だと言う事にも驚き(ここに清貧は無いが)。
元ブルータス副編集長で美術ジャーナリストの鈴木芳雄氏と村上隆氏によるトークショーもあっと言う間の2時間だった。
熊本城にも足をのばして、刺激的な1日を満喫する。
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■ 私がはじめて個展を開いたのは、天神はサンザン通りに面したパルスビルの1階に在った「フェイスギャラリー」。
今から26年前の1992年の10月の事。
パルスビルのリニアルオープンの記念企画としてこのビルのオーナーでもあるカワカミさんのお誘いで実現した。
私にとって作品に値段をつけた記念的な作品展。
テレビの取材などもあって楽しく充実した10日間だった事を記憶している。
この個展を切っ掛けに私は本格的に創作の道へと足を踏み入れる。
オーナーのカワカミさんは私と同じ歳。
自分でモノを作ると言うタイプではなかったが、作家さんとの交流も多く、企画を通じていろいろな作家さんを応援していた。
また、ネイティブアートの造詣も深くアボリジなどのアートを紹介する「マザーランド」と言うアートショップまでオープンさせた。
1990年代の福岡のアートシーンを語るのに欠かせない人だと私は思っている。
出会った当初から「55歳になったら仕事をやめて海外に移住して好きな事をして暮らす」と事ある度に話していた。
55歳と言えば働き盛り。
このユニークな宣言に「この人は何言ってるの?」と戸惑った人も多かったのではと思っている。
そんな周りの勝手な戸惑いをよそに、カワカミさんは宣言通りに55歳になって仕事をやめてカナダはバンクバーに住みついてしまった。
「今日は友人達とテニスを楽しみました」「今日はヨットで〇〇まで・・・・・」「今日は皆で庭でバベキュー」便りにはこちらの現実的な暮らしと比べると羨ましい限りの日々が綴られていた。
そんなカワカミさんから「最近木彫をはじめました」と添付された木製のカトラリーの写真。
移住してから数年後の事。
「サンデーマーケットに木彫品をもって初めて出店してきました。」
マーケットの評判は上々だった様で、創作に拍車が掛かったように思われた。
作品はカトラリーなどの小物から家具にまで・・・・・・・・・・。
途中体調を崩されて心配していたが、創作は続けていた様で先日嬉しい便りが届いた。
日田は豆田に在る友人のカフェで個展を開催との事。
どんな作品が並ぶのか今から楽しみだ。
私の初個展同様に充実した毎日であればと願っている。
時期は紅葉の季節。
秋色に染まった日田まで脚を延ばされては如何でしょうか。
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■ 大型の商業施設や街のランドスケープは早々にクリスマスの装飾を終え慌ただしいシーズンを迎えようとしている。
私も久しぶりにクリスマスの装飾に作品を使って頂いたり、8月の下旬から取り掛かっていた鹿児島の仕事や1年前に頂いた特注の仕事も前に進み慌ただしく過ごしている。
そんな中、「再生堂の展示場にも季節を感じられる作品が有ったら・・・・・」と思っていたところ「以前に製作した作品は作らないの?」との声を聴いたので少しデザインを広げて製作してみた。
材料は木端や流木を使っているので、同じものは二つと無い。
今週末の≪11月の再生堂≫に少し並べてみようと思っている。
≪11月の再生堂≫
日 時: 11月24日(金) 25日(土) 26日(日)
AM11:00~PM5:00
お問い合わせ: 羽川再生堂 092-332-9202
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■ 早朝から強い日差しが向かいのマンションに照り付けています。
今日も35度を超える猛暑日になりそうです。
この炎天下の中で作業する九州豪雨で被災された方々やボランティアの方々の事を思うとこの青空も恨めしく思います。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
私たちは私たちに出来る事をと毎日を懸命に過ごしたいと思っています。
≪7月の再生堂≫を含めて幾つかご案内を差し上げます。
長崎の諫早は娘のパートナーの実家があり、仕事でも何度か訪れた事もあって仙台、福岡に次いで身近に感じている街です。
その諫早に所在するフェイス企画が発行する情報誌フェイス長崎の7月号で「羽川再生堂」が紹介されています。
フェイス企画は他にもフェイス諫早、フェイス大村の2誌を発行しておりエリアに密着した情報を提供しています。
今回は長崎から外れて、最近注目されている糸島がお出かけスポットとして紹介。
その内の1軒として再生堂が紹介されたものです。
本文では我が家の展示場は美術館になっているのですが誤解なきよう。
ブログのサブタイトル私的美術館をもじっての表記で「羽川再生堂」はあくまでもプライベートな展示場です。
フェイス企画のTagawaさん、モデルのChiseさん、カメラマンのShinyaさんと楽しい取材の時間を過ごしました。
その楽しさが伝わると嬉しいです。
本紙は長崎県外での入手は難しいですが、WEBで閲覧出来ます。
また、フェイスPASSPORTにも記事が投稿されています。
併せてお読み頂ければと思います。
月末の週末に展示場をオープンする≪7月の再生堂≫は7月28日(金)、29日(土)、30日(日)です。
また、九産大美術館で先月17日よりはじまった「美の鼓動 クリエーターズアーカイブVol2」も好評開催中です。
九州のアーティストの作品に直接触れる良い機会です。
7月の30日(日)までです。
期間中に是非!
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■ 今年の桜は遅咲きでしたが、例年に無く、いろいろな場所で桜を楽しみました。
庭の桜は春先の風に舞っています。
花の落ちた枝には緑鮮やかな葉が顔を覗かせています。
新緑の季節は足を速めているようです。
来週は月の4週目になります。
本来は「月の再生堂」で週末に展示場がオープンしますが、昨年と同様に≪4月の再生堂≫は最終週の28日(金)、29日(土)、30日(日)に変更させて頂きます。
悪しからずご了承下さい。
週明けの5月3日(水)からは友人が営む日田のカフェに小作品を並べます。
改めてご案内しますが、5月、6月も忙しくなりそうでです。
電球型のボトルシリーズです。ボトルの中で回転します。踊り子はもしかしたら男性かも・・・・・
《4月の再生堂》
日 時: 4月28日(金) 29日(土) 30日(日)
AM11:00~PM5:00
お問い合わせ: 羽川再生堂 092-332-9202
※PCからの送信可能になりました。ご迷惑をお掛けしました。
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■ 1月、2月は今年を占うかの様にいろいろな出来事がありました。
少し凹む事も有りましたが、全て前向きに捉えて仕事の糧にしたいと思っています。
昨年12月に頂いた特注の作品も無事納品。
《1月の再生堂》で頂いた数点のオーダーも最終仕上げに入ってます。
今週末の≪2月の再生堂≫には間に合わせる予定でいます。
強い風の中に春の訪れを感じています。
丸まった背中を伸ばしてリセットです。
≪2月の再生堂≫は今週末です。
お近くにお出での折はお寄り下さい。
お待ちしています。
《2月の再生堂》
日 時: 2月24日(金) 25日(土) 26日(日)
AM11:00~PM5:00
お問い合わせ: 羽川再生堂 092-332-9202
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